AIに同じことを頼んでいるのに、返ってくる答えが毎回違う理由——4ヶ月で分かった、効く頼み方と効かない頼み方
geofinity
AIを毎日使っていて、こう思ったことはありませんか。
同じことを頼んでいるはずなのに、返ってくる答えが毎回違う。
私は長いこと「AIの気分」だと思っていました。違いました。毎回変わっていたのは、AIではなく自分の頼み方でした。
この記事は無料です。専業主婦20年・PC知識ゼロから始めてAI歴4ヶ月、13体のAIに役割を分けて毎日の投稿と記事づくりを回す中で分かったことを、実際の例で書きます。
なぜ毎回違うのか
AIは、決まっていないことを毎回自分で埋めます。こちらが決めて渡していない項目が多いほど、埋める幅が広くなる。だから結果がぶれます。
たとえば「この文章を短くして」とだけ言うと、AIは毎回違う判断をします。
- どれくらい短くするのか
- 何を削っていいのか(数字? 具体例? 前置き?)
- 誰が読むのか
- 元の言い回しは残すのか
4つとも決めていなければ、AIは4つとも自分で決めます。ぶれているのはAIの精度ではなく、こちらの入力です。
効かない頼み方と、効く頼み方
例1:短くしてほしいとき
効かない:
この文章を短くして効く:
この文章を600字に縮めてください。
削るのは装飾と繰り返しです。事実と数字は残してください。変えたのは「どこまで」と「何を残すか」の2つだけです。これで毎回同じ縮み方をします。
例2:調べてほしいとき
効かない:
○○について調べて効く:
○○を調べてください。
各項目に出典URLを付けてください。出典が見つからないものは「出典なし」と明記し、
事実として書かないでください。これを足すまで、私はAIが作った推測を事実だと思って使っていました。一番怖い失敗はここでした。「出典なし」と書かせるだけで、確認すべき箇所が自分で見えます。
例3:作業を任せるとき
効かない:
整理しておいて効く:
削除・上書き・統合はしないでください。
必要だと思ったら、実行せずに提案だけしてください。私はこれを入れる前に、実際にやられました。「整理して」と頼んだらAIがノートを統合し、元の記録が消えて経緯が追えなくなりました。AIに削除と統合をさせない。これは何より先に入れる一行です。
例4:終わったかどうかを確かめたいとき
効かない:
終わったら教えて効く:
「完了しました」と言う前に、自分で検証してください。
検証していない場合は「未検証」と書いてください。AIは「できました」と言いたがります。検証したかどうかを聞くと、していないときは正直に「未検証」と返してきます。そこだけ自分が見ればよくなります。
共通していること
4つの例で足したのは、どれも同じ種類の一行です。
- どこまでやるかを決める(600字に/出典URLを付ける)
- やってはいけないことを決める(削除しない/推測で埋めない)
- 終わりの条件を決める(検証してから完了と言う)
難しい言い回しは要りません。決めていないところをAIが埋めていると分かれば、どこを足せばいいかが見えます。
最初にやるといいこと
今日から試せる順番だけ書きます。
- うまくいったときの頼み方を、テキストファイル1枚にコピーして残す
- 次に同じ作業をするとき、ゼロから書かずにそれを貼る
- 結果がぶれたら、ぶれた項目を1行だけ足す(分量/禁止/終わりの条件)
覚える必要はありません。貼るものを1枚持っているかどうかの差です。私はこれを始めてから、書き直す時間がはっきり減りました。
もっと数が要るときは
上の4例は、実際に毎日使っているものの一部です。全部を並べたものも用意しています。無料の範囲でも十分試せるので、まずここに書いた4つを使ってみてください。
まず7パターンから試す場合はこちら。

初めてなら、まず7パターン版で十分です。使う場面が増えてから、仕事・調査・執筆・修正・意思決定・複数AI・継続・事故防止の8カテゴリ100本版を選べます。

うまくいかなかった場面の報告は特に助かります。X @tomokoNFh73 まで送ってください。
