江ノ島リベンジャーズ❼〜「決戦！血の日曜日‼️」〜

前回までのあらすじ

※この曲を聴きながら読んだら臨場感上がるよ

なんとかドラケンのナンパ師引退を
阻止するミッションを成功させた武道は
8月7日を無事のりきることができた。

しかし一方で、
今まで逃げて何かを躊躇しながら
東浜でナンパしていた気持ちを
完全に決別しなければならない事にきずき、
武道はついに直人に西浜の海の家ナンパに
向き合う事を誓うのであった。。。

付き合いますよ！
僕も明日からは参加します！
今回は長旅になりそうですね。

ああ…

拾いやすいからって
東浜で声かけてるような
今までのやり方じゃだめなんだよ。

根っこを叩く‼️

やりましょう！

さあ！19ぜ!

戻ったぞ！8月8日日曜日の朝だ‼️

いや!   ちょっ、まて‼️

降る降るとは天気予報はいってたが、
まさかの台風直撃で尚且つ、
外は大雨で壊滅的ときた…

う〜ん…

俺の横のツインベッドの片方で
マエキー君がスマホと
睨めっこしていた…

何やってんすか？

ティンダー。

やっぱそうなるのかよww

ピロりん♪


あ、LINEだ。

僕も8月8日の朝につきましたよ！
今から片瀬江ノ島駅に向かいます！

直人(タイガー)‼️

落ち込むことはありません。
必ず台風は抜けるはずです！
11時には着きます！

本当に台風は抜けるのか…
血の日曜日はとんだ、
台風の真っ只中から始まるのだった。。。

AM 11:00

このまま部屋に居てたらもったいない。
直人ももう着く頃だし、
マエキー君、西の海の家なら
雨でもなんとかなりそうじゃないっすか？

ちょっとまって。

どうか、少しでいいから…
太陽を覗かせて。
お願い…

おお!マジで上がったぞ！

奇跡が起きた。
あんだけ降っていた雨が
正午前にはあがったのだ。

思いは伝わりましたね。

おお！直人‼️
ついてたのか!待ってたぜ！

早速、今日のミッションである、
「西浜海の家攻略」に乗り出しましょう‼️

マエキー君、直人、俺は
西浜の海の家に向かった。
改めてしっかり西浜の海の家を
端から端まで歩いてみる。

チャラチャラした男共が多いなあ…

雨が止んだのもあって人が増えてきていた。

西浜の海の家は
ここ２日間はサクッと顔出しただけで
ここまで念入りに歩いてジロジロと店の中を
みたりしていなかったのだ。

ほんと、多種多様な店が多い事。多い事。

あの店、よくね？

マエキー君が指さした先。
しっかり広さあって
雨上がりだったとしても
チラホラ人が多くなってきてる,
大箱の海の家だ。

いいやん！ここにしょう！

LINEがピロりん♪


おっ！
誰かきたようだ。

ふ〜…待たせたな！

ついにきた！かき回しの帝王…

さらに昨日、俺と兄弟になったこの人…

さらに昨日も駆けつけてくれた、この人…

あ…はいwww
知ってますwww

あの〜…まさーしーさん…

ちょっと熱計りますねwww

ふとTwitterをあけてみる。
あれ？ミガーさん、
帝都に遠征してポエム、語ってるやん。

詳しくはミガーさんのブログ参照⬇︎

第二回帝都遠征2021～低気圧はナンパ師たちの交差点～

どうやら俺たちの想いは…

彼にしっかり届いたようだ。

おい！タケミっち！

ほんと、
これだからサイヤ人は
地球の距離感をわかって
ないようだから困るぜ…

え？もうついたの？

ああ…
上野からならたかが
1時間半だったからよ〜

水着持ってきてねぇけど、暴れてやらぁ！

千冬が到着した頃にはすっかり…

雨は完全に上がっていた。。。

マエキー君以外…

平均年齢が…

ほぼ40歳のおっさんナンパ師達が…

ヒェラルキー最高朝マックスの…

この西浜の海の家で…

エンジンを吹かせて…

港区系水着ギャルを…

即ることができるのか…

天は味方し、

全員が揃うのを待っていたかのように…

完全に雨が止んだ。

8月8日、日曜日…

PM 2:00

ウェ〜イ‼︎‼︎‼︎

テンションマックスの
ほぼアラフォーナンパ師軍団。
(ただのおっさんである。)

タケミっち…
あそこにゲキシコギャルがいるぞ！

おお〜‼️

…と思えば、あっちには…

ブスのデブギャルもいる…

西浜、海の家ナンパ…

開戦だ!

おおおおおおおおお‼️

ドドドド‼︎

さぁ、どれをいく？

店内ナンパだ！座ってる奴を狙おう！

よし！あの二人組いくぞ！

ガンシカ。

なぁ！！？

ビビってんのか？

正面の女だけ声かけしてろ…相棒。

千冬…

背中は俺が守ってやる‼️

ナンパにビビらねぇ～
奴なんていねえよ。
ましてや俺たちもう40歳だぜ？

大事なのはさぁ〜
「PUAは常に例外でなければならない」
…ってな。

だよな…千冬。

武道…
お前はこの江ノ島に
橘日向(タチバナヒナタ)を
探しにきたんだろ？

ググ・・・

逃げるな俺…逃げるな俺…

ウォリゃぁぁぁぁー！

うげっ！

ハァ…ハァハァ…ハァ…

フッ…そうこなくっちゃ。

俺、アラサー水着女子2人を
おっさん達の席に連れてくることに成功！

あれ？ネイル…俺の顔じゃね？

放流。






海の家の店内ナンパにこだわるんじゃねぇ。
外で声かけまくって海の家に収監する！



そういってキチガイ震撼師も動き出す。

ナンパなんてもんはな…

右手に酒持って…

手当たり次第に…

これだけでいいだよぉ！

俺は場地圭介だ！

行くぞ‼️

いやっwwwハイサーイちゃうやんw露骨すぎやろwww

バタン‼︎

千冬…

場地さん…
聞こえてますよ…なんですか？

し…

、

そんな俺(千冬)も
テンション上がってリーゼントにして

水着着てない子ビーチ連れ出し。

はい。またバリカタ。

くそ。
この世の女性はみんな俺にバリカタww

テンション下がってその子の人生相談。
そんな俺の隣で子供が砂の山作ってる…

ほっこりした気持ちになりながら…

ま、悪くないか…。

また1人戦う男がいた。ドラケン君である。

どこかに女性は…

あ！あれは…

3人でビーチバレーしてる女子発見！

関係あるか！一人で突撃してやる！

そこにヘルプで直人と千冬がかけつける。

20歳過ぎくらいで一人は巨漢www
しかしバレー終ったら普通に帰られるwww

ただ、、、
完全に雨が上がった2:00からの
活動開始だったため、
もはや夕方になりかけていた。

さぁ、筋肉コンビでナンパしましょう！

そうだな。
いつも過去に戻ってでしか
お前と話してなかったから
実際にコンビは今日が初だもんな！

ついに直人と俺でローラーナンパ開始！

それはそれはありとあらゆる、
女の子達に海ネタみせて笑わせて
和んで楽しい時間を2人で過ごした。

連れ出す導線フル無視www

あれ？タケミチ君どうかしましたか？

いや…
ナンパと全然関係ねぇんだけんどさ、
フッ…と直人の身体みてたら
この秋のフィットネスのコンテストの事、
頭よぎっちゃってさ…

俺、上手いことできるのかなあって…

それは僕も同じですよ。
僕もですが、
タケミチ君…でるって決めたんでしょ？

少し不安になっただけなんだけどな。

減量続けてるのは僕も同じ。
過去に出たことある僕からのアドバイスですが
メリハリつけないと精神的にも
潰れてしまうものですよ。

だよな！
この江ノ島はおもっきり遊んで
コンテストにきっちり向き合うぜ！
相棒。

ありがとう、直人。

直人と過ごすことで
また、あらためて秋からの物語を
見つめる時間にもなったのだった。

夕日をバックに2人で写真を撮る。

夏がこの遠征で終わったとしても
俺たちには目指すものがある…。
そう誓いあった時間だった。

陽が落ちたAM 7:00

みんな藤沢に移動して打ち上げすんぞ！

みんな…

俺、奢るからさ。

てことで全員で…坊主飯www

ほぼアラフォーのおっさんが駆け抜けた、
「血の日曜日」はこうやって幕を下ろした。

結果は坊主だったけど最高の仲間と
最高の時間を過ごせた一日だった。

詳しくはドラケン君のYouTubeをみてね⬇︎

こうして、マエキー君と俺だけは
江ノ島のホテルに帰ることになり、
それぞれはみんな解散していった。

ああ…

酔いすぎちまった…

電車乗ってまた江ノ島戻んなきゃいけないのに…

頭が回らねぇ〜…

ガクっ！

あ〜あ…なんかこの展開、
初日を思いだすなぁ〜
そう、思わない？タケミチっち。。。

あの日もこんな感じから
ティンダーぶん回して…

あのメビウス女３人衆を
ゲットしたんだよな。

だから…また同じ言葉…言ってやるよ。

お前、負けてねぇよ。

でもな…今晩はティンダーを回さねぇ。。

腐ってもリアル声かけにこだわんなきゃ…

意味ねぇよな？

なんだってぇぇぇぇー‼️

あは…あははは…

もうマエキー君のぶっ飛んだ発想には
３日もいたら慣れてきたよ。
最後の夜だ。。。

つきあうぜ！やってやろうぜ！マエキー君！

もう、酔いは冷めていた。
お酒でバクバクしていた心臓が
逆に最後の挑戦によってバクバクしていた…

男がいた時はどうする？

すでに深夜0:00

2人の男が長く続く廊下の末端に立つ。

その先には左右に8部屋…合計16の扉があった。

この扉のどこかに
橘日向(たちばなひなた)がいる…

ググ…

いくぜ！マエキー君…

「血の日曜日」は
まだ終わっていなかった…

いつも崖っぷちで立ち上がる、
マエキーとタケミチは
奇跡を起こす事ができるのか…

…てかなんか

ついに次回、江ノ島リベンジャーズ最終回‼️

最後の戦いをご覧ください。

つづく