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退職代行のサービスは数年前が流行っていますが、そんなサービスを使うなんてありえない、非常識だ!なんて言う声もときどき見かけることがあります。
確かに一般的な退職方法ではないものになりますが、使う人の方にもそれなりの事情があるというもの。一概にありえない、非常識と断言してもらうようなものではないと思われます。
どちらかというと今の時代、そこまで配慮できなかった会社側に問題があるのではということを強く感じてしまいます。
ここでは退職代行を使うことが「ありえない話」になるのかどうかということについて詳しく考察してみます。
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1.退職代行を利用するのは「ありえない」ことなのか
退職代行サービスを使って退職することはありえない、非常識なことでやってはいけないことなのか?
どうしてもポジティブなことをするサービスではありませんのであまり利用するには気が引けるという部分もあるでしょうし、こんなことをしていいのかという気持ちが出てきてもおかしくはありません。
ですが退職代行のサービス自体が今現在かなり普及した状態になりました。普及しているということはそれだけ退職代行を使って会社を辞めている人が多く一定の需要があるサービス、もっと言うと社会的に必要とされているサービスになっているということです。
退職代行のことについてアンケートをとったという記事も見たことがありますが、そこでも「ありえないとはとは思わない」という声も多い状態でした。
昔のようにパワハラが当たり前で、嫌な思いをしながら頑張れというような気質が当たり前の時代は終わり、今では問題があって本当に困っているのであれば退職代行のサービスを利用することは問題がないのではという考えが増えてきています。
2.ありえないという理由は?
退職代行を使うことなんてありえない、今でも退職代行の仕組みを受け入られないという人達もいます。
なぜそう考えるのかというと、よく出てくる回答としては
・自分でやめればいい
・一方的すぎる
・引き継ぎの問題がある
というようなものです。
このように言うのもわからなくはありませんが、問題があるから退職代行サービスを使うということで、言っている人が働いている環境とは違うということがわかっていないのではとも思われます。
全員がホワイト企業、普通の職場で働いているわけではなく世の中には相当な数のブラック企業が存在しています。
自分で退職をしたいときに自由に申し出ができる環境があればいいのですが、そうではない会社もありますし、会社がそうであってもその部署や上司が退職を受け付けてくれない、そんな話をした時点でパワハラ、脅しにあってしまうというような状態もあるのです。
退職をしようと申し出た時点で自分に危害が加わるかもしれない状態で一方的だとか引継ぎがとかそういうことは言ってられないですよね。むしろそのような状態に追い込んでいる会社側が反省すべき話なのではないでしょうか。
そこまでしないと辞めることができないような環境にいる人に対してありえないというのはやはりその環境を理解していない部分が大きいと感じます。
3.経営者側に立つ必要はない
辞めてしまうと悪い、まだ結果を出していないのに辞めるのはどうか、ここで辞めたら会社に迷惑がかかる・・・。
退職を決断できない人の考えとしてはこのようなものもあると思います。
退職ができないのが、自分自身で納得できていて、次のキャリアのために計画的に今の仕事を続けているというのであればまだわかります。それでも本当に今の職場を辞めたいのに続けるべきかどうかは考える必要があるでしょう。
そうではなく会社のためを思って頑張ろうというのは、ちょっと過剰に考えすぎかと思われます。
日本の会社は従業員を使うのが上手く、会社への忠誠心を高く持たせ、会社が全てのように、会社の言うことは正しいように思わせます。そして従業員でありながら経営意識を持たせるということが定番のセオリーとされています。
確かに従業員でもただ働くだけではなく経営的視点で俯瞰して働くことで得られることも多くあるかもしれません。ですが、自分が会社を辞めたいと思うときまで会社のことを考える、経営的、運営的な面まで心配して動く必要はありません。
あなたは従業員であり、辞めたらそこで会社とは縁が切れる人なんです。会社のために尽くして会社にいる間は良く思えていても辞めたら無関係なただの人です。会社のことを心配するのは余計なお世話でしかありませんし、自分を追い込んでくる会社にそんな義理を感じる必要性はないのです。
4.違法なことをしているわけではない
退職代行のようなサービスを使って大丈夫なのか?後からトラブルにならないか?という心配もあるでしょう。
まず大前提として違法なことをしているのではないことは認識しておきましょう。退職代行というサービスは合法であるからこそ成り立っているサービスであり、決して何か怪しいサービス等ではありません。
サービス発足当初は株式会社の運営が多かったのですが、現在では労働組合法人や弁護士が運営するサービスも増えました。労働に対しての専門知識を持ち安心して使うことができるところが増えてきています。
基本的に退職の意思を会社に伝えるのは個人の自由です。そして期間の定めのない契約(=正社員等の待遇)の場合は申し出してから2週間で辞めることができるようになっています。辞めることができないなんて契約はありえませんので退職意思を示すことに違法性はありません。
退職代行サービスも株式会社の場合は本人の意思を代わりに伝えているだけであり、退職意識を申し出ているのは本人という位置づけになります。
これが労働組合法人や弁護士となると明確に本人の代理行為も認められ、何かトラブルになったときも合法的に対処できるものとされています。
もし何か会社側とトラブルになる要素があるという場合は労働組合法人か弁護士系の退職代行サービスを利用することをおすすめします。
5.甘えではないのかという考え
退職代行サービスを使うのは甘えではないのか。自分自身で退職意思を示して、会社側と交渉してきちんと辞めるのが筋ではないか、そういう人もいますし、そういう考えが浮かぶこともあるでしょう。
これも甘えかどうかを考えても仕方がないことであり、自分がどうしたいかを考えるべきです。
退職調整ができないのが自分の甘えであり、それなら会社でずっと仕事を続けなければいけない、そんなルールはありません。
今の職場で働くことが大変で本当に困っているのであれば、その会社の人に甘えだと思われようと関係はありません。辞めてしまえばその会社の人との付き合いは終わりになりますし、次に別の会社で働くときに前の会社をどういう辞め方をしたなんて話が出ることはありません。前回の退職理由を聞くことがあっても退職代行を使ったかどうかを聞きたいのではなく、なぜ転職したいのですか?という質問になるでしょう。
退職代行を使うのが甘えかどうかではなく、現状のまま残る方がリスクが高いということであれば、なるべく早く動くということ。そしてそのための手段を選ぶ必要はなく、自分自身での対応が厳しい状況であれば退職代行を使うことは問題ないでしょう。
6.自分なりの判断基準を持つ
退職代行サービスを使うことはいろいろ言われることもありますが、自分なりの判断基準を持つことが大事です。
何の問題もないのにただ退職したいというのが面倒だから退職代行を使うとかそういう使い方をするのは好ましくありません。
使う基準は人それぞれですので絶対にこうだというのはありませんが、
- ・ブラック企業である
- ・使わなければ会社を辞められない
- ・自分自身が精神的に追い込まれる
このような場合に使うことを考えるのがいいでしょう。全ての会社がまともな会社であり、きちんと辞めたいとき辞められるのかというとそんなことはありません。
まともではない会社と真剣に向き合っても得るものはありませんし、退職の話をしてもはぐらかさせる、パワハラに向かう等良いことはないでしょう。
できれば一度退職の話をして様子を見た上で退職代行に依頼するというのが良いとは思われますが、状況は人それぞれです。自分自身が追い込まれて精神的に壊れてしまったり、体を壊してしまってはどうしようもありませんし、会社も面倒を見てはくれません。
このような状態になれば退職代行サービスを使うという基準を決めて、その基準に達したときは遠慮なくサービスを使うようにしていきましょう。
7.自分の幸せを最優先に考えること
退職したいのにできないというとき、どうするのが正解かがわからなくなってきたというとき。そういうときは自分の幸せを最優先に考えて行動するようにしていきましょう。
会社のことを優先する必要なんてありませんし、職場や上司のことを考える必要なんてありません。今の日本社会は真面目な人を損をするというか、一生懸命働いて、ブラック企業に尽くして馬鹿を見るなんてことが当たり前のように起こっています。
そこまでして働くことに何の価値があるのか、冷静に振り返ってみて辞めたいと思ったとき、自分の思う通りに行動するのが正義です。
嫌な思いをしたまま続けていて、いつか自分が壊れてしまっても誰も責任なんて取ってくれません。
それであればやりたいように動いて、退職できないのであれば退職代行サービスを使ってでも自分が良くなる方向に向かって動いた方がいいのです。
自分の好きなように動いた方が良かったというのは後々感じることになります。特にブラック企業で働き続けたけど良かったなんてことを後で感じることはありません。
自分がどうするのか幸せなのかを考えて動いていくようにしましょう。
8.おすすめの退職代行サービス
退職代行サービスを使うときになったとしてどこのサービスを選べばいいのか。その際には上でも書きましたが労働組合法人や弁護士の運営している退職代行サービスを基本的にはおすすめしたいです。
株式会社と異なり、明確に代理する権限を持っていますので、会社側とのトラブルが起こっても対応してくれるでしょう。
おすすめの労働組合法人系としては退職代行ガーディアンがあります。
弁護士系の退職代行が良いという人には弁護士法人みやびの退職代行がおすすめです。未払い給与等の争いがある場合も対応してもらえます。
ここではおすすめの退職代行サービス2つを紹介しました。他にも良いところもありますが、迷ったらまずこちらで相談してみるというのはいかがでしょうか。
ブラック企業から早く抜け出せるように少しでも早く行動していきましょう。