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1泊2日で上越国際スキー場にスノボをしに行ってきました。
毎年いろいろなスキー場に行くと、どんなスキー場だったのかということを忘れてしまいがちなので、ここで記録を残しておこうと思います。
一言で言うと、初心者には厳しいスキー場で、いろいろと問題はありという感じです。
もちろんスノボ自体は楽しかったです。
1.ゲレンデについて
ゲレンデマップは以下のようになっています。
各ゾーンが広くなっていますが、実際にはnorthゾーンの身を利用しました。
(初日はwestゾーンは閉鎖していました。)
スクール受付の下当たりに長い建物がありますが、それがグリーンプラザ上越でゲレンデ直の宿というところ。今回はここに泊まりました。おそらく、ゲレンデ直ということもありますが、上越国際スキー場の中では良いホテルになるのかなと思われます。
問題は、目の前のゲレンデがいきなり中級者用になっているということです。今回は初心者、初級者の人と一緒にスノボ参加したのですが、ホテル目の前のリフトに乗っていきなり中級コース、それなりの傾斜ありというのは微妙です。初心者泣かせの状態になっています。
一番目立つリフトで4人乗りのリフトがホテル前にあるのですが、普通はこういうリフトはファミリーで乗るリフトで初心者の人に向いていたりするものです。ですが、この4人乗りリフトに乗るといきなり長距離で連れていかれ、中級コースかファミリー林間コースしかありません。
この林間コースは初級者扱いになっていますが、実際には林間なので道は細いですし、本当に初心者の人が滑るにはちょっという感じです。また途中でほぼ平らなエリアがあり、スノーボードでそのまま滑るのはかなり難しい箇所もありました。
ホテルから下に向かう林間コース
ホテルからリフトに乗らず下に向かう林間コース、リーゼンファミリー林間コースというところがあり、一応こちらが初心者用の救済措置になっています。ただ林間なのでコースは長く、少し滑れるようになってからチャレンジしないと、下までたどりつくだけで大変です。
そして何故か戻ってくるリフトの降りる場所が転びやすく難易度が高く、スノーボードを履いたままで滑って降りるのはやや危ないかなという状態になっています。
本当の初心者がちょっと練習をしようとする最適な場所がないんです。
中級者以上で行くので関係ないという人には関係ない話ではあるのですが、今回、上越国際スキー場というと有名スキー場になるわけですが、このようなゲレンデ上の特徴なんて考えもしていませんでした。本当にここは要注意です。
岩原へはそこまで気軽に行けない
上越国際スキー場の案内を見るとすぐ近くに岩原(いわっぱら)スキー場があって、そちらに簡単に行けそうに見えます。
ホテルフロントに確認してみると、実際は違っていて駅まで行ってバスでの移動をしなくてはいけず、直で出ているようなシャトルバスはありません。バスの時間も結構限られていました。
移動して、また戻ってきてというのを考えると、この2つのスキー場を気軽に移動して楽しむというような感じではなかったです。岩原スキー場の方が初心者向きのようにマップ上は見えましたが、行き来が難しいという問題がありました。
気軽に休憩できる場所がない
食事をしなかったり、ジュース一個だけでも、ゆっくり休めるという場所がないんです。もうちょっと大型のレストハウス等があって、疲れたからそこで休むというようなところがあればいいのですが、ホテル付近にないのは微妙です。
初心者の人が疲れたからちょっとそこで休みたい、なんてニーズはあると思うのですが、これが難しいような設計になってしまっています。
2.食事について
ゲレンデ上の食事ですが、これも各食事場所に移動しなければいけないという問題があります。食事のできる場所がホテル付近にないため、動きにくい初心者ではなかなか食事場所にたどり着けないのです。
一応、ホテル近くに食事箇所もあるのですが、本当に微妙な感じ。カレーとかラーメンとかなら食べることはできます。
そしてホテル内にも食事できるところはあるのですが、こんな感じでした。
カルボナーラを頼んだはずですが、具材とか特に見当たらず。これで1,100円。
もちろんおいしくない・・・。
ゲレンデの食事に関してはほんと問題がありますね。
ホテルの朝・夕ごはん
グリーンプラザホテル内での食事についてはビュッフェ形式になっていました。ビュッフェ形式なので、ここは問題なしです。
定食形式だとスキー宿では量が少ないとか、全然おいしくないとか問題が起こりがちですが、ビュッフェであれば好きなものを好きなだけ食べることができます。
地域名産的なものも出ていたりしまして、これは普通においしく食べることができました。
3.ホテル内施設
ホテルの部屋はこんな感じ。まあ決して広くもないですし、普通ですが、スノボ宿に来ましたとすると及第点でしょうか。
お風呂は温泉が2ヵ所。一つは小さくて、もう一つは大浴場、露天風呂付となっています。館内で広すぎて移動するのに大変ということがあるのですが、お風呂自体はまあまあ良いと思いました。
勝手がよくない点
スノボでここを利用したわけですが、勝手がよくない点があります。
1.最初到着の受付時に夕食を予約するように案内されたのですが、その時点でほとんどの時間が埋まっていて夜遅くしか空いていませんでした。(特に遅くに宿についたわけではありません)
2.クローク、レンタル、スノーボード保管。このあたりの一体感が薄く、勝手が微妙です。クロークでスノーボードは預けられない。ボードはレンタルのものと持参のものとは別に保管。それぞれの連携があまり上手くない状態です。
小さなホテルなら上手く融通を効かせてくれるようなことが一切なくて、言葉で表現するのは難しいのですが、小さな問題が起こりやすい感じです。
3.チェックアウト後の入浴がスムーズではない。チェックアウト後に入浴できるのですが、タオルを置いておいてくれません。別途購入するとかなり高い費用を取られます。また風呂場での着替え場所が狭い、スノーボードの更衣室と大浴場までの距離がかなり遠く、チェックアウト後の荷物がある状態での移動が大変です。
4.Wi-Fiが弱すぎ。現在整備中だということでしたので次回には良くなっているかもしれません。また携帯電話の電波もdocomoでも全然入らないという状態でした。観光客を集めている場所としては現在電波が弱すぎるというのは致命的です。
このように大きな施設が影響しているのかいろいろと不都合なことが起こっているものがありました。
4.お土産について
お土産屋はホテル内にしっかりした売店が用意されています。ここは文句なしです。
また駅後湯沢駅には結構お土産スポットが充実していて、何店舗もお店が入っていますので、お土産を買う場所が無くて困るというような心配はいりません。
5.まとめ
今回は上越国際スキー場でのスノーボードということでメモとして情報を残しておきました。
結構突っ込みどころがあるような話が多く、決してベストとはいえないような結果にはなってしまいましたが、今回初心者と一緒ということもあり、中級者以上でいけばゲレンデ等は多少違ってくるかもしれません。今後はゲレンデの状況も大きさだけではなくコースも含めてチェックしなければいけないと思いました。
実際にいろいろなことはありますが、スノーボード宿は純粋な温泉宿とは違って、多少のトラブルや微妙な点はあるのは当然としてそれを楽しむ、経験を楽しむ的なところもあります。
問題はありながらも楽しく過ごせて帰ってこれましたので良かったです。
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