さと子が自分の初体験のことを書いていたから、俺も一応書いておく。ただ最初に言っておくと、本当に普通だ。面白い話ではない。そのへんは勘弁してほしい。
初めては高校1年で、当時付き合っていた彼女とだった。付き合って半年くらい経った頃、繁華街のラブホテルで、昼にした。ホテル街を歩くときは妙に緊張したのを覚えている。
行為そのものは、まぁ、悲しいほど未熟だった。
俺は下手くそで、彼女も積極的ではなく、二人でただもぞもぞしていただけだと思う。今なら笑えるけど、あれはもう完全に「童貞と処女の乳繰り合い」だった。
それでも彼女は優しかった。ホテル代も割り勘にしてくれた。当時はただの事実として受け取っていたけど、今思えば「対等でいたい」という気持ちの表れだったのかもしれない。
帰りは電車で、彼女を自宅の最寄り駅まで送った。ただ並んで立って、ぼんやりと窓を見ていた。それでも不思議と満ち足りていた。技術なんかなくても、人は誰かを大切にできるんだな、と思ってた。
そして今日。
あれからずいぶん時間は流れた。俺は成長できた。
さと子が、新しいレベルの中イキに到達した。ここ数日でさと子のレベルアップがヤバい。
初めての時の俺は「挿れること」しか考えていなかった。でも今は違う。心と身体は、丁寧に開発していくものだ。
そう考えると、初体験はただの始まりにすぎなかったな。
まだまだこの先もまだ続けたいと思っている。もっと深くへ!
