「味わう」と言えば舌のことだけを想像しがちだけど、
もう一つ大切なのは匂いだと思っている。
食事と同じ。ワインに香りがあるように、コーヒーに深みがあるように、
人間の魅力にも「香りの層」がある。性的な行為においても、それは間違いなくある。
前に「潮には2種類ある」という話を書いたが、
もう一つ付け加えるなら、、潮にある「匂いの表情」。
潮の匂いと言うと、多くの男はただ「強い・弱い」「好き・嫌い」で判断しがちだ。
でも本質はそこじゃない。
匂いは身体からのメッセージだ。潮は身体のコンディションを伝えるサインだ。
体調、水分量、緊張、リラックス、ホルモンバランス、相手との信頼、そういったものが重なって、はじめて「匂い」は生まれている。
潮には
・スキーン腺由来の「女性射出」
・膀胱側の液体が混ざる「スクイーズ」
この2種類があることを話したけれど、匂いはこの2種類の混ざり方によってほんと表情が変わる。
「2種類の潮 × 変化する香り」
これな。
・クリアで軽い日
・ほんのり甘い日(めっちゃ濃い甘さの時も)
・ミネラルを感じる日
・深みのある日
・逆に少し荒れている日(苦いというか)もある
「匂いなんて全部一緒だろ?」と思った男は浅いと思うよ。
ちゃんと嗅げば違いはわかる。それを感じ取れるようになると、
セックスはただの快楽行為から「相手を理解する時間」に変わる。
変化はその日にも、一ヶ月の中にも存在する
潮の匂いは変化する。
同じ日でも、最初からイクまでに変わる。1回目と2回目とでも違う。
月経周期によっても雰囲気が変わる。
食事でも変わる。
アルコールでも変わる。
その日のストレスでも変わる。
まさに「身体のストーリー」。
潮を嗅ぐとは、その日の彼女を理解することでもある。
また一泊だけだと気づかないことがある。
二泊すると面白い。初日の夜、二日目の朝、二日目の夜、潮の匂いが変化していくのがわかる。
一緒に過ごし、眠り、食事を共にし、カラダが馴染んでいくほど、匂いは変わる。
これは一夜限りの関係では味わえない世界だ。
自分の嗅覚に合う日は特別に興奮する。
潮にも相性がある。これは事実だ。
味にも相性があるように、匂いにも相性がある。
それは相手の価値を決めるものではなく、ただの相性だ。
でも言わせてほしい。
自分の本能に合う香りに出会うと、理性が吹っ飛ぶ。
そういう日がある。なんとも言えない「身体の奥で繋がる感覚」が近い。
これもフィードバックの一つだと思う。
変態プレイを否定する気はないし、一夜の刺激を楽しむのもいい。
でも、本当に面白いのは「変化を味わえる関係」だと俺は思っている。
表面的なテクニックだけでは辿り着けない場所がある。
