【大商材時代】5ちゃん崩壊後のオススメ店
ハプガチ!
5ちゃん店スレの壊滅
5ちゃんねる(PINKちゃんねる)で、以前のように店舗のスレッドが立っていない。
6月中旬、掲示板の荒らしによって店のスレッドが一掃された後、一部のグループの店舗を除き、新規にスレッドが立てられていないからだ。
それだけではない。
新規オープンの店についてもスレッドがない。
5ちゃんねるの店スレッドは壊滅したのである。
今回のコラムでは、5ちゃんねるの店スレ壊滅の原因と併せて、そのような時代における、ハプバー商材の在り方についても論じることとしたい。
壊滅の原因
ここでは店スレ壊滅の原因について考察していきたい。
その原因は大きく分けて、以下の2つであると考えられる。
- ユーザーの高齢化
- 訴訟リスクの顕在化
①については、具体的なデータはないが、若年層がTwitterやInstagramなどのウェブサービスに流入した結果、5ちゃんねるユーザーの平均年齢は上昇し、40歳以上であるといわれている。
ハプバーの平均年齢よりも10歳くらい高く、ハプバーユーザーと5ちゃんねるユーザーでは年齢に大きなギャップが発生している状況である。
②については、5ちゃんねるでの悪質な書き込みに対して、あるお店が発信者情報開示請求に踏み切ったとの情報が流れた。
従来であれば、業態の特性上、そのような法的措置を取ることはないだろうと見られていたことから、界隈に大きな衝撃を与えた。
つまり、①によりハプバー民に5ちゃんねるユーザーがいなくなるなか、②の事案により、訴訟リスクが顕在化した結果、新規にスレッドを立てることができなくなってしまったというのが、5ちゃん壊滅の原因に関する、私の見立てである。
もっとも、前述のとおり、某グループ各店については、スレッドが立て直されており、以前と変わらず、常連同士の相互批判が繰り返されている。
店が客を訴えることはあっても、プライバシーの問題などから、客が客を訴えることはないと見込んでいることが、このような状況の背景にあると考えられる。
アングラ情報源として5ちゃんねる
前章では5ちゃんスレ崩壊の原因について検討してきたが、ここでは5ちゃんねるが果たしてきた役割について考察していきたい。
2000年代初頭より、5ちゃんねる(当時は2ちゃんねる)では、店のスレッドが林立し、無記名であることを後ろ盾に、特有の隠語を使って、貴重な情交換がなされてきた。
それだけではない。常連追い出しの謀略、スタッフ批判なども公然と繰り返されていたのである。
そのような虚実入り乱れるなかで、ある種のリテラシーを獲得することによって、断片的であるにせよ、店の雰囲気を掴んで遊んでいたのだ。
つまり、5ちゃんねるでの情報収集とアングラ活動は表裏一体の関係にあったといえる。
Twitter移行による影響
そのような役割を果たしてきた5ちゃんねるが壊滅し、ハプバー民のネット活動の舞台がTwitterに移されてからはどうなったのだろうか。
ご存じのとおり、Twitterは5ちゃんねるとは異なり、アカウントを作成することによる記名性のサービスである。
誰がどのような発言をしたかはお互いに認識できるため、自ずと投稿は慎重にならざるを得ない。結果、Twitterでは個別店舗の情報は皆無となった。
個別店舗の情報をツイートするということは、そのアカウントがそのお店に通っていることを示唆するものであり、批判的な発言をするのはリスクに過ぎないからだ。
もっとも、Twitterを利用する理由も、ハプバー民同士がつながることを目的とするものであり、界隈や店に対する本音の議論をぶつけるものではない。
互いに煽りつつ、事案の真相を探り出すような5ちゃん的コミュニケーションの文化は壊滅したと考えてよい。
そのような状況下において、注目されるのがハプバー商材である。
ハプバー商材の今
店舗情報の商材化については、もぐにん氏の専売特権であると言っていいような状況である。
以前は各店舗に潜入し商材化していたが、以下のように閉店している店舗の記事が増えてきたことや、ハーネス東京など新店舗の情報の追加がないことから、方針を切り替えたものと考えられる。
どのような戦略であろうか。
そして、なぜ戦略を切り替えざるを得なかったのか。
それはSB摘発以降、ハプバーを巡る状況が一変したからだ。
新規男性客が一部の店に大量流入する一方、一部の店ではお客さんが減って過疎するという二極化が進行したのである。
このような状況では、より多くのお店の情報を提供し、読者がお店を選ぶことで遊ぶというスタイルは現実的ではない。
より直接的に遊べる店を紹介することが実効的であると判断したのだろう。
5ちゃんねる崩壊により、個別店舗の情報がないなか、自分に合ったお店を探すのは、現実的ではない。
たとえば、週末の営業であっても、8:2の男祭りであったり、ルーム無稼働のお店が多いからだ。
このような状況での、自力による店探しは、金銭と時間を浪費するものと言わざるを得ない。
Twitterで事前に遊ぶ相手を見つけて来店したり、来店後にTiwtterでつながるという行動が一般化する現状もやむを得ないと考えられる。
それなりの期待値をもって、新規参入者がハプバーで遊ぶには、Twitterでの事前口説き・事後口説きが必要となってきたのである。
Twitterとハプバーが一体化した状況を私は「ポストハプバー」と私は呼ぶことにしている。
しかしながら、そのようなことはせずに、Twitterとは独立して遊びたいというニーズもあることだろう。
かといって、5ちゃんねるもなく、男祭りの常態化・過疎店・低ルーム稼働店の現状においては、自力でお店を探すことは非効率である。
そうれあれば、2回程度の来店コストで、確実に楽しめるお店の情報を購入するのも、現実的な選択肢であろう。
もぐにん氏は初心者向けに、遊べるハプバーを「穴場」として、以下の商材を2万円(コラム執筆時点)で販売しているのだ。
一方で中級者には、1万円(コラム執筆時点)で、もぐにん氏が通っているお店の情報を公開している。
ハプガチ!的オススメ店
5ちゃん崩壊により商材が存在感を増すなかで、マシマロに以下のような質問が寄せられた。
以上のように回答したところ、しんのすけ氏より質問があったので、ここで応答することで情報を補足したい。
誰にとってオススメなんだ?しんのすけ☆adidas@sinnosukeadidas·Jul 28, 2022
新規参入男性に対する、節度あるオススメ店舗の情報である。
「節度」とあるのは、この順番で来店しても、手ごたえがなければ、この遊びは諦めて欲しいという思いからだ。
渋谷なんてオープンもしてないじゃん。 しんのすけ☆adidas@sinnosukeadidas·Jul 28, 2022
新規参入者には常連のいない新規店が有利である。
そのため、質問に対する回答時点でおよそ10日後にオープンする、渋谷ロシナンテを候補に挙げた。
誰情報?自分でまわった結果の情報? しんのすけ☆adidas@sinnosukeadidas·Jul 28, 2022
原則として自身の体験に基づく見解であるが、店内での情報交換やDMでも情報提供も参考にした。
そんな行ってるってすごいな! しんのすけ☆adidas@sinnosukeadidas·Jul 28, 2022
来店頻度や来店店舗数によって、優劣をつけるものではないと考えている。
続いて、来店すべき順に個別の店舗も紹介させていただいた。
掲載した順に来店し、合わなければ、次回は別の店へ行く。
遊べなかった場合は、来店上限3回で、次の店に切り替えるというルールだ。
最後に紹介する店で遊べなければ強制引退である。
来店順とその理由
最初のお店はハーネス東京だ。
これまでにも、コラムで取り上げてきたので、特に追記する事項はないだろう。
週末夜であっても、適度な男女比率と人数なのでその点でもオススメである。
渋谷ロシナンテは、ハーネス東京とは真逆のコンセプトの新店である。
新店とはいっても、渋谷SBが前身であるためオープン当初からの客入りが見込める点もおすすめだ。
新宿アグリーアブルは、新店でないが故の安定感に加えて、総合力が強みである。
六本木フェイスは人気店の一つだ。しかし、簡単に遊べるお店ではない。
しかし、ある一定以上の容姿レヴェルを要求されるような雰囲気があるからだ。
アングラ遊びを諦めてもらうため、店のハードルを下げず、あえて紹介させていただいた。
バベルの塔
冒頭の引用文に戻ろう。
旧約聖書には、人間がテクノロジーによって神に挑戦しようとした報いとして、言語が分化し、互いにコミュニケーションが取れなくなったという寓話が収められている。
冒頭の引用文はその一節だ。
我々もIT技術の進化による、5ちゃんねるからTwitterへの移行によって、かつてのような情報交換ができなくなってしまった。
そのような時代であればこそ、何かに煽られることなく、礼節を重んじて、節度のある遊び方が肝要であるように思う。
こんなに通ってるの尊敬です!いいなぁ笑 しんのすけ☆adidas@sinnosukeadidas·Jul 28, 2022
もぐにん氏の商材やしんのすけ氏のツイートは、そのような世相で、目指すべき手本になっているようでもあった。【了】
【更新履歴】2022/7/30