昨年の6月、「資産所得倍増元年」とし、「貯蓄から投資へ」と加速するため、2024年1月から旧NISAから新NISA(新しい少額投資非課税制度)へと新しく生まれ変わりました。
新NISAでは非課税で投資できる額が大幅に増え、非課税の保有期間が無期限など、より使いやすい制度となっています。
新制度になったことで、この機会に「投資を始めた人」が大幅に増加、また新NISAをきっかけに「資産運用は必要」だと思う人も増えています。
では、なぜ増えたのでしょうか。
要因としては、「将来・老後不安への準備」や「インフレに対応」するためです。その中でも近年の医療技術の進歩などによって、平均寿命が伸び「人生100年時代」と呼ばれるようになりました。
つまり、現役時代と同じ時間が老後生活になると言うことです。
長生きすることは、喜ばしいことです。しかし、そのぶん「年金だけで老後生活は安心なのだろうか」と漠然と不安を抱いている方は多いいと思います。
そこで本記事は、まずは「新NISA」ついて、そして一般的なデータを参考に「老後生活費」と老後生活の支えとなる「公的年金の受給額」について解説していきます。
長文にはなりますが、最後までお付き合いください。