先日、「大相撲」を観戦した。
江戸時代以前より、数百年の歴史を誇る、「大相撲」。
力士による、真冬での、真っ裸の闘い。
国技とあるだけに、熱気と迫力、力強さは半端ではない。
力士の華々しさの裏側には、数えきれない修練があるだろう。
力士は決して、1日ではならず、数年単位で形成される。
力士から、「大相撲」に視点を変えると、「伝統」の一言に尽きる。
横綱を筆頭とした番付、四股踏み、塩まきなど。
過去には、八百長、賭博、いじめなど、数々の不祥事もあった。
「伝統」という名の、一部の欲は、自然が淘汰してくれる。
良きものは残り、悪しきものは取り払う。
「大相撲」の「伝統」は、今後の数百年、語り継がれるだろう。
自分の「伝統」も、良きものは残し、悪しきものは取り払う。
真冬の力士のように、真正面から、どう向き合うか。
また、いつか、「大相撲」に足を運びたい。
急がずに、だが、休まずに。
ゲーテ