冬季練習の陸上競技150mで、右足首をねん挫し、2週間の“”怪我“生活を送った。
その間は身体は動かせず、頭を動かすしかなく、資料や論文を読み漁った。
そうせざるを得ない、「環境」だったからだ。
春先には試合に出場し、夏の大会では、自己ベストを出すことができた。
もし、“怪我“をしていなかったら。
でも、少なくとも、一点の曇りのない満足のいく夏のシーズンであった。
親の役割は、「環境」を整える、“成長マインド“を促すこと考える。
現代は、スマホの通知や過剰な3大欲求の誘惑など、欲求が無制限にある。
集中する「環境」は、制限から生まれる。
“怪我“をした「環境」だったからこそ、満足のいく結果が出たと思う。
今、1つのことに集中する「環境」は、どれほど整っているだろうか。
集中とは、100の問題をじっくり検討できるだけの、スペースを確保することだ。
グレッグ・マキューン