みなさん、はじめまして。
YouTubeで散歩動画を投稿している「JAPAN 4K」と申します。
2020年から散歩動画を投稿しており、現在YouTube登録者数19.7万人のチャンネルを運営しております。

現在は仕事の関係で動画投稿を休止しておりますが、それでも過去の動画をまとめた「24時間のライブ動画」などは常時多くの人に見てもらっております。
この記事では、私がJAPAN 4Kで散歩動画を作るにあたって工夫してきたことをまとめてみたものになります。
新しくYouTubeで散歩動画を投稿していきたいと考えている方の参考になれば幸いです。
▼そもそも散歩動画とは?
散歩動画とは、カメラ片手に街中を撮影しながら歩いた動画になります。BGMや効果音などは一切なく、自然のままの映像と音が心地良い動画となっております。また日本の都市風景などに興味を持つ外国人の視聴者も多いのが特徴です。
そして散歩動画は作るうえで多くのメリットがあります。少し見てみましょう。
▼散歩動画のメリット
・散歩動画は誰でもできる
→散歩動画を作るにあたって特別なスキルや経験は必要ありません。年齢も性別も関係なく誰でも作ることができます。
・顔出し声出しの必要がない
→街並みの景色が動画の主役のため、自分自身の顔や声を出す必要がありません。
・動画編集のスキルがほぼ不要
→散歩動画は街中をひたすら歩いている映像になります。
そのためBGMやカット作業も不要なので、基本的に動画編集はとてもシンプルなものになります。動画編集の経験が少ない方でも作りやすいジャンルになっております。
ちなみに私の動画のほとんどはiPhone11で撮影しており、編集は全くしていませんでした。動画の撮影ボタンを押しそのままノンストップで20-30分ほど撮影し、撮影し終わえたらそのままiPhoneからYouTubeに投稿していたため、通常の動画投稿に必要な編集作業を省くことができていました。
・企画を考える必要がない(動画のネタに困らない)
→散歩動画では、通常の動画のように企画を考える必要はありません。街中を歩くだけなので、特別な企画や準備を必要としないからです。
また同じ街並みの撮影でも、散歩コースや時間帯(昼、夕方、夜)、天候(晴れ、雨、雪)、曜日(平日、土日)、季節(春夏秋冬)などにより全く違う景色になるため、動画のネタに困ることはありません。例えば渋谷駅周辺の動画だけでも1年中動画を撮ることが可能です。
また時期により、桜や紅葉、イルミネーション、祭り、ハロウィン、初詣など季節ものやイベント系の動画も撮影することができ、年間通して継続的に動画投稿を続けることができます。
・流行り廃りがない(少ない)
→散歩動画は流行り廃りが少なく、今後も一定の需要が見込まれます。
また散歩動画は街並みを撮影したものですが、街並みというのはそんなに頻繁に大きく変わりませんので、過去に撮影した動画も資産動画となり、時間がたっても再生されることもあります(現に私の24時間のライブ動画は2021年ごろに撮影した映像ですが、2025年の現在でも再生され続けています)
・運動にもなる
→ウォーキングは健康維持に効果的です。
私も散歩動画を撮り始めたころ、心身の状態が向上したことを覚えています。デスクワークの人などは、仕事終わりに20-30分ほど散歩動画を撮るといい運動になると思います。
さて、ここまで散歩動画を撮るうえでのメリットを挙げてきましたが、逆に大変なところもあります。少し見てみましょう。
▼散歩動画の大変なところ
・散歩動画はライバルが多く、差別化が難しい
→散歩動画は始めるハードルが低い分、ライバルも多いです。
また、散歩動画は個性が出しづらく差別化が難しいため、ほとんどの動画が日の目を見ることなく埋没していきます。単に散歩を撮影するだけではなく、自分なりの工夫やアイデアで差別化を図る必要があります。
・住んでいるところが地方や田舎の場合
→散歩動画で人気の動画は、大都市の街並みが多いです。
外国人も多く視聴するため、東京や大阪などの知名度がある都市が再生されやすいです。もちろん地方などの散歩動画でも伸びないわけではないのですが、やはり大都市の動画のほうが伸ばしやすいと思います。そのため住んでいるところが地方や田舎の場合、散歩動画においてはより一層工夫が求められます。
▼「JAPAN 4K」で工夫してきたこと
さて、ここからは私が「JAPAN 4K」で動画を見てもらうために、工夫してきたことなどをまとめてみたいと思います。
例えば、
・視聴維持率を意識した散歩動画の作り方
・早期に収益化を達成するために工夫したこと
・24時間のライブ動画の作り方(無料・有料) などなど
YouTubeアナリティクスなどのデータも一部公開して、散歩動画をどのような考え方や戦略で作っていけばいいのか公開していきたいと思います。
例えば視聴者に外国人が多いと言ってもどれくらいの割合なのか、そしてどこの国が多いのか、国ごとの視聴維持率や広告単価(CPM)に違いはあるのかなど、驚くほど国によって様々な違いがありますので、それらのデータも一部ですがお見せしたいと思います。

※画像は24時間ライブ動画のYouTubeアナリティクス(直近28日間)
上記でも少し述べましたが、散歩動画では個性が出しづらく差別化が中々難しいジャンルです。そのためただ闇雲に散歩を撮影するのではなく、自分なりに伸びている動画の根底には何が必要なのか、一定の再現性みたいなものがないと長期的な再生や収益は見込めないかと思います。
私は当面動画を撮る予定はありませんので、惜しむことなく私が培ってきた散歩動画への戦略や工夫などを公開したいと思います。具体的な内容ばかりですので、すぐに実践できるかと思います。少しでもご参考になれば幸いです。
▼散歩動画への戦略や工夫