アメリカで7月24日に出たニュースを、副業目線で1つだけ紹介します。
AnthropicというアメリカのAI企業が、新しいAI「Claude Opus 5」を発表しました。
公式発表 → https://www.anthropic.com/news/claude-opus-5
ニュースそのものより、値札のほうが大事でした。
■ すごい機能の話ではなく「原価」の話
公式に書かれていた事実だけ並べます。
・価格は据え置き(入力$5 / 100万トークン、出力$25 / 100万トークン)
・性能テスト「Frontier-Bench v0.1」で前世代の2倍超のスコア
・PC操作の自動化テスト「OSWorld 2.0」では、上位AIの最高記録を超えて費用は約3分の1
・自動化ツールZapierのテストでは次点AIの約1.5倍の合格率
要点は1行です。
値上げなしで、性能が上がった。
お弁当の値段が据え置きのまま、おかずが倍になった状態です。
■ なぜ副業に効くのか
AI代は原価だからです。
AIで記事を書いて納品する。SNS運用を代行する。資料を作る。
どれも、AIに払ったお金を引いた残りが、あなたの取り分になります。
だからAIの単価が下がるというのは、
手元に残るお金が増える、とほぼ同じ意味です。
■ アメリカの副業層がやめたこと
向こうの副業・フリーランス系メディアで、繰り返し出てくる指摘があります。
「AIツールに払いすぎている人が多い」
高い月額プランを何本も契約して、
誤字チェックのような簡単な作業まで、いちばん高いAIに投げている。
対策の考え方は「モデルルーティング」と呼ばれますが、やることは一つだけです。
その作業、いちばん高いAIじゃないと本当にダメですか?
※これは米国の副業系メディアで共通して言われている論点で、公的統計ではありません。
■ いちばん実用的なのは「がんばり具合」の設定
新しいAIには、effort=がんばり具合、という設定が入りました。
賢さを優先するか、節約して速く安く出すか。作業ごとに切り替えられます。
これはガスコンロの火力調整つまみと同じです。
お湯を沸かすなら強火。
でも味噌汁を温め直すのに強火は要りません。
ガス代が高いご家庭は、たいてい全部を強火でやっています。
AI代が高い人も、まったく同じことをしています。
■ 今日からの3手順
1. 作業を「軽い/重い」に分ける
軽い=誤字チェック、要約、タイトル案出し、定型メール、文字起こしの整形
重い=構成をゼロから考える、調べてまとめる、複雑な資料づくり
2. 軽い作業を、弱いほう・安いほうに寄せる
3. 1週間だけ、AI代を記録する
「これは弱でよかった」が必ず見つかります
■ 最後に
AIのニュースは「すごい」で終わりがちです。
でも副業をやる私たちに必要なのは、たった一点だけ。
で、原価はいくら下がったの?
今回の答えは、値段は据え置きのまま、働く量が増えた、でした。
得をするのは、すでにAIで何かを作っている人です。
様子見をしている人には、値下げは1円も届きません。
今日はこれだけで十分です。
「この作業、弱火で足りないかな?」
1日1回、そう考えてみてください。
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補足:海外の一部報道にある「コンテキスト100万トークン」「価格は上位モデルの半額」
「effortは3段階」は、公式発表ページに明記がなかったため本記事では扱っていません。
