OpenAI Codexの新機能3つを整理|サイト・プラグイン6種・アノテーションで非エンジニアでも開発できる

OpenAI Codexの新機能3つを整理|サイト・プラグイン6種・アノテーションで非エンジニアでも開発できる

AIエージェントチャンネル / Kawaru

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OpenAI Codexの3つの新機能で、作る・公開する・直すがひとつにまとまる

「開発はエンジニアの仕事だから自分には関係ない」と感じている方は多いと思います。ですが、OpenAIのCodex(コーデックス。AIにコードを書かせたり開発作業を任せたりするツール)に追加された新機能を使うと、非エンジニアでもWebサイトやアプリの作成から公開、修正までを一通り進めやすくなります。この記事では、動画で紹介された3つの新機能を、何ができてどう使うのかという視点で整理します。

この記事でわかること

  • Codexに追加された3つの新機能(サイト/プラグイン6種/アノテーション)の概要
  • 「サイト」で作ったものをそのまま共有・公開できる仕組みと、対象プランの注意点
  • プラグインで何が変わるのか、どの業務分野に対応しているのか
  • 「アノテーション」でピンポイント修正ができるメリット
  • Codexの利用状況に関する数値の前提(出所と読み方)
  • 新機能を活かすために整えておきたい土台の考え方

前提:Codexの利用者はまだ少数とされている

動画では、OpenAI公式アカウントの投稿として「Codexの週間アクティブユーザーは500万人を超えている」と紹介されています。一方でOpenAI(ChatGPTを提供する企業)全体のアクティブユーザーは9億人規模とされ、そこから計算するとCodex利用者はおよそ0.6%にあたる、と動画では説明されています。これらの数値は動画内で引用された情報であり、時期によって変動する点には注意が必要です。読み方としては「Codexを使う開発者・非開発者はまだ多くない段階で、今回の新機能で活用の幅が広がりつつある」という文脈で受け取るとよいでしょう。

また動画では、OpenAIが「Codexを使うと開発業務に3倍速く取り組める」とする趣旨の発信をしていたと紹介されています。こうした倍率はあくまで提供元側のメッセージなので、実際の効果は使う業務や人によって幅があると考えておくのが無難です。重要なのは、今回の3つの新機能がいずれも「エンジニアでない人でも開発に近い作業に手を出しやすくする」方向にそろっている、という点です。動画では、今後は一人でWebサイトやLP(ランディングページ。商品やサービスの紹介に特化した1枚もののページ)、アプリなどを作り、AIを役割ごとに組み合わせて運用していく流れが広がっていく、という見通しも語られています。これは話者の予測なので断定はできませんが、新機能の方向性を理解する手がかりにはなります。

なお、誰でも作れるようになったとしても、成果物のクオリティを上げるには土台の準備が効いてきます。動画では、ファイル構造(プロジェクト内のフォルダやファイルの整理のされ方)を整えておくことや、AIにその用途向けの「記憶」(参照させたい前提情報)を渡しておくことが、出力の質に影響すると説明されています。また、デザインを扱う際には方針や仕様をまとめた設定ファイル(動画では design 用のファイルとして触れられています)を用意しておくと、見た目の作り込みで結果が安定しやすい、とも紹介されています。新機能だけに頼らず、こうした基礎を併せて整えておくのがポイントです。

新機能1:サイト ― 作ったものをそのまま共有・公開できる

1つ目は「サイト」です。動画で読み上げられたOpenAIの投稿によると、サイトを使うとCodexが作品・アイデア・計画を、チームが探索・利用・URLで共有できるインタラクティブなWebサイトやアプリに変換できる、とされています。

これまでもCodexでWebサイトやアプリ自体は作れましたが、できあがったものは基本的にローカル(自分の手元の環境)で開く状態にとどまり、外部やチームへ共有するにはデプロイ(公開用サーバーへ反映する作業)という手順が必要でした。動画では、この手順が非エンジニアにとって踏み込みにくい領域だったと説明されています。サイト機能では、できあがったものに対して共有用のリンクを発行したり、特定の相手にだけ見せる設定をしたりできるため、「作る」から「公開して渡す」までを一続きで進めやすくなる、という点が要点です。動画では、表計算やドキュメント、スライドの共有のように、画面右上のボタンからロックを解除してリンクを配ったり、相手を指定して見せたりするイメージだと紹介されています。

使い方としては、動画ではCodexの入力欄で「s」と打つとプラグイン候補として「Create and deploy site, hosted by OpenAI」が表示され、ここから指示を送る流れが紹介されています。ホスティング用とビルディング用の2種類が並ぶこと、またスキル側にも同名の項目があるため選び間違えないよう注意するとよい、とのことです。あとは指示を送るだけで利用できる、と説明されています。

サイト機能は、動画時点ではビジネスプランおよびエンタープライズプランへの展開とされ、将来的により広く展開予定と紹介されています。無料・プラス・プロなど他プランでは現時点で使えない場合があるため、自分のプランで利用可能かを確認してから試してください。注意

新機能2:プラグイン6種 ― 役割特化の専門家としてCodexを使う

2つ目は「プラグイン」の拡張です。プラグインとは、Codexに外部アプリや機能を追加する仕組みのことです。動画では、パソコンを直接操作できる「コンピューターユース」や、ブラウザ画面を操作できる「Codex in Chrome」などが既存のプラグイン例として挙げられています。スプレッドシート、プレゼンテーション、GitHub、Slackといった有名アプリのほか、APIを発行する開発者向けサイトや、Figma・Canva・Remotion・HeyGenといったデザイン系ツールとの連携もあるとされています。

動画で読み上げられた投稿によると、これらのプラグインは1回のインストールで、コーディング不要でCodexを特定の役割の専門家に変えられる、とされています。Codexはセールス・データ分析・クリエイティブ制作・プロダクトデザイン・公的株式投資などの分野にわたり、62の人気アプリと110のスキルにアクセスできる、と紹介されています(数値は投稿の引用)。これまでは自分で役割やプロンプトを組み立てて指示していたところを、提供側が用意した設定や知識をまとめて取り込めるのが利点だ、という説明です。自分で一から作るより、最初から最適な動きをするよう調整されたものを使えるイメージです。

今回新しく取り上げられた6種は、おおまかに次のような役割です。

  • データ分析:データを活用して問いに答えるのを支援。製品データやビジネスデータを探索し、指標が変化した理由の説明や、レポート・ダッシュボードの作成にも対応し、対応ツールは今後増えるとされる
  • クリエイティブ制作:マーケティング・クリエイティブのブリーフ(要件メモ)をレビュー用の成果物へ。キャンペーンボードや広告バリエーション、すぐ使える画像セットの制作などを支援
  • 営業:顧客情報を活用して商談を前進させる支援。優先度の高いアカウントの特定、会議準備、フォローアップ、顧客情報の更新、クロージング計画づくりなどをサポート
  • プロダクトデザイン:初期アイデアをレビュー可能なプロトタイプ(試作)へ。ユーザーフローの検証や、URLを元にしたプロトタイプ作成、スクリーンショットを操作可能な体験へ変換するなどに対応
  • 上場株式投資:投資家が市場や企業に関する情報を理解するのを支援
  • 投資銀行業務:信頼できるデータを活用し、ピッチ資料の作成や類似企業・類似取引の分析、提案資料づくりを支援

動画では、プロダクトデザインで初期案(いわゆる0→1)を作り、それをクリエイティブ制作に渡して磨き上げる(1→10)といった連携の流れも紹介されています。これまで別々に使い分けていたデザイン系の作業を、一貫した流れで扱いやすくなる、という整理です。導入はプラグイン一覧から対象を選び、プラスボタンで接続する形で、ワンクリックに近い手順だと説明されています。接続後はチャットを開くと、その役割のプラグインが立ち上がる、とのことです。

あわせて動画では、これらの追加に合わせて複数の外部サービスがCodex連携を発表したことにも触れられています。特定のサービスが役割特化型プラグインの公式パートナーとして公開されたことや、データ連携・データ基盤系のツールがCodexから利用できるようになった例が挙げられ、1つのCodexから多くのツールを使い回せる方向に広がってきている、と説明されています。動画では、こうしたツールの普及で専門業務の一部が効率化され、ふだんその分野に詳しくない人でも対応しやすくなる可能性にも触れていますが、これは話者の見立てであり、どこまで業務が変わるかは分野や状況によって異なります。

新機能3:アノテーション ― 直したい箇所をピンポイントで指示

3つ目は「アノテーション」です。アノテーションは「注釈」という意味で、修正したい箇所を指定し、どう変更したいかをCodexに伝える機能です。動画で読み上げられた説明によると、開発者はCodexが生成したコードやマークダウンファイル、Webサイトを改善するためにアノテーションを活用しており、その対象はドキュメント・スプレッドシート・スライドといったコンテンツ作成にも広がっている、とされています。

具体例として、スプレッドシートの該当部分に「グラフにしておいて」と指示すると折れ線グラフが作られたり、スライドの特定箇所だけを修正できたりする様子が紹介されています。ほかにも、Webサイトのナビゲーションバーを選択してフォント変更を依頼する、投資仮説の記述をハイライトして根拠の確認を依頼する、スライド内のグラフを指定してわかりやすいラベルへの変更を依頼する、といった使い方が挙げられています。指定した箇所について、リサーチや事実確認を頼むこともできる、と説明されています。

動画で強調されていたのは、Codexが選択した箇所に絞って修正するため、最初からやり直したり、すでに満足している部分まで触ったりせずに済む、という点です。範囲を限定しない修正だと、無関係なところまで変わってしまったり、最初からやり直して時間がかかったりしがちですが、アノテーションではそれを避けやすくなります。修正範囲が絞られることで処理が速くなりやすく、コンテキスト(AIが一度に扱える情報量)の消費や利用制限にも当たりにくい、と説明されています。判断・フィードバック・改善を重ねる、初稿づくり以外の工程で扱いやすくなる機能だと位置づけられています。

使い方の流れとしては、まず自分でスプレッドシートやスライドなどを作り、それをCodexに渡したうえで「この部分をこう直しておいて」「このデータが正しいか確認しておいて」と部分指定で依頼する、というイメージです。指示出しが面倒になりがちな細かい手直しを、選択してその箇所にだけ伝えられるため、非エンジニア・非デザイナーの方でも成果物を磨き上げやすくなった、と紹介されています。

まとめ

今回のCodexのアップデートは、「サイト」で作ったものを共有・公開し、「プラグイン」で役割特化の専門家としてCodexを使い、「アノテーション」で成果物をピンポイントに直す、という3点でした。それぞれ、作る・公開する・直すという開発の流れを、非エンジニアでも進めやすくする方向の機能だと言えます。

次の一歩としては、まず自分のプランでサイト機能が使えるかを確認し、使えない場合はプラグインやアノテーションから触ってみるのがよいでしょう。データ分析やプロダクトデザインなど、自分の業務に近いプラグインを1つ選んで試すと、効果を実感しやすいはずです。動画では、引用された数値や倍率はあくまで提供元の発信や話者の見立てに基づくものとして語られているので、実際の効果はご自身の業務で小さく試して確かめることをおすすめします。

動画でも詳しく解説しています

本記事はYouTube動画『AIエージェントチャンネル / Kawaru』の内容を要約・再構成したものです。実際の操作画面や細かいニュアンスは動画の方がわかりやすいので、あわせてご覧ください。

▶ 動画はこちら:https://youtu.be/Mh9LMmCeiZM

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この記事のライター

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