数ある記事の中から、この記事をご覧くださりありがとうございます。
「連続飲酒→禁酒(失敗を繰り返す)→1年間の禁酒→平日禁酒→断酒(継続中)」と、酒との付き合い方を変えてきた『酒のまん』と申します。
この記事は
「酒を控えなければいけない。でも、ついつい飲んでしまって、思うように休肝日が作れない」
という方に向け、渾身の力で書きました。
酒を控えないと…でも、どうしても飲んでしまう…
きっとこの記事を読んでくださっているあなたは、そんな方かと想像します。
酒を控える理由は、
『健康診断の結果が悪かった』、『酒で迷惑をかけた』、『飲んでる時間がもったいない』
など人それぞれだと思うのですが、日常的に飲んでた人がお酒を減らすのって難しいですよね。
お酒を減らさないといけないのでとりあえず頑張ってみますが、うまくできない。
それでも何とか頑張ろうとする。
頑張って…頑張って…酒を減らそうと頑張って…結果、元の飲み方に戻ってしまう。
そして周りから言われるのです。
「意志が弱い!!」
「半端もの!!」
などと…僕なんて、何回禁酒に失敗して、何回こんなことを言われてきたか…そのたびに「自分はダメな人間だ」なんて思ったりしたものですTT
しかし、毎日飲んだくれて、久里浜式アルコール症スクリーニングテストではアルコール依存症の疑い(8点)と判定され、禁酒に何度も失敗してきた僕が今では、
平日禁酒に成功後、再び断酒を再開できております。
その結果、今はフリーランスとして独立し、年収1000万円を達成することができ、仕事以外でも充実した時間を過ごすことができております。
毎日飲んでいたサラリーマン時代はとても年収1000万円など達成できるとは思ってなかったですし、仕事以外のプライベートな時間も、ほぼ酒で無駄にしておりました。
現在、仕事もプライベートも充実しているのは、全て、禁酒のおかげだと思っております。
断言します。
やり方さえ間違えなければ、休肝日を作り、それを継続していくことは可能です。
失敗するのは、方法を知らずにやり方を間違えているから。
本当にこれだけです。
この記事では、2017年から禁酒や断酒に挑戦し、何度も失敗してきた僕が、5年かけてたどり着いた、休肝日を作り継続する方法、そして、その先の断酒の目指し方(断酒を目指す方向け)を紹介したいと思います。
禁酒してお酒を減らしたいけどうまくいってないという方、大丈夫です!
この記事を読み終わったころには、そんな簡単な方法で大丈夫なの?
と思われるかもしれませんが、休肝日を作り継続していけるようになっています!
そして現在、僕は禁酒から断酒に切り替えております。
ですので、「断酒したいけど、お酒を一生断つ自信がない・・・」という方にとっても有益な情報を提供していきます。(※断酒の内容は継続しながら加筆していく予定です)
それでは、一緒に禁酒・断酒を頑張っていきましょう!
自己紹介
「とりあえず、お前誰やねん!」
と思われた方も多いと思いますので、簡単に自己紹介させてください。
『酒のまん』と申しまして、2017年から禁酒に関するブログを運営しております。この記事を書いている2024年4月の時点で40代半ばに差し掛かる完全なるおっさんです。
仕事はフリーランスのエンジニアをやっております。本業はソフトウェアエンジニアなのですが、そのほかにも、ゲームクリエイター、シナリオライター、ブロガーとしても活動しております。
趣味は野球と音楽で現在も草野球とバンド(担当はギター)を楽しんでおります。どちらも自分の体が動く限りは続けようと思っている趣味です^^
現在はフリーランスなのですが、大学を出てから独立するまでは普通に会社員をやっておりましたので、20年ほどはサラリーマンでした。
新卒で入った会社が、今ではあまり見なくなった体育会系気質の会社で、何かあれば「飲め飲めー!!」という感じ。当時は営業職だったのですが、ほんとに『仕事は酒で取ってくるもの』という感じで、
「飲まない奴が良い仕事なんてできるかー!」
みたいな、今では大問題となるであろう発言が飲み会でよく飛び交ってました。
そんな会社でサラリーマン人生をスタートさせましたので、当然のように酒浸りの日々。そして当たり前のように、飲み会のない日も一人で晩酌するようになっておりました。
この会社には1年もいなかったのですが、会社を移っても身に染みついた飲酒リズムは変えることができず、結果、サラリーマン時代は平日も休日も関係なく、風邪などで体調を崩した日以外は毎日飲んでおりました。
毎日の酒の量が「ちょっと飲む」レベルではなく深酒のレベルでしたので、
『酒なしの人生なんて考えられない』
と本気で思っていた酒好きだったのですが、お酒で問題を起こすようになり、周りからも指摘されることが増え、禁酒に取り組んだ結果、失敗を繰り返しましたが平日禁酒ができるようになり、平日禁酒を経て、今は断酒継続中です。
現在は飲んでおりませんので、酒の抜けた状態で仕事ができておりまして、本業のエンジニアのほか、ゲーム作成、シナリオ作成、ブログ記事の執筆など、多岐に渡り活動しております。
平日禁酒時代も仕事が多い時は週末も飲まずに仕事をしていたのですが、やはり、言うまでもなく酒がないと生産性は格段に上がります^^
このような状態で仕事ができるようになったのも、しっかりと禁酒ができているからに他なりません。
それでは、どのようにしてここに至ったかを紹介していこうと思いますが、まず、どれほど酷い飲み方をしていたか知ってもらうため、簡単に飲酒歴を紹介したいと思います。
飲酒歴
自己紹介のところで、社会人1年目から晩酌を始めたことは書きましたが、本格的に飲み始めたのはもっと早く、大学生の頃からです。
学生時代の友人には飲む人も多かったのですが、周りと比べて自分は凄く飲む方で、簡単に酔わないことも知り、自分は酒が強いと知りました。
「なぜみんな、お酒をそんなに飲めないんだ?」
と思ったことを覚えています。学生時代、自分よりもお酒が強いと思ったのは数人程度でした。学生時代から酒飲みおじさんとも対応に飲めておりました。
大学を出て社会人になってからは、先に書いた会社に勤めておりましので、毎日飲むようになりました。そして、この飲み方は2017年まで続きます。
何も予定がない一人の時に晩酌することも書きましたが、スルメと焼酎で晩酌。なんて熟練した感じの飲み方でした。
社会人1年目から、なかなか渋い飲み方をしていたと思います^^;
当時から飲む量は多かったです。若い頃から焼酎が好きだったのですが、いいちこの瓶(900ml)は二日持ちませんでした。そんな飲み方をしていたのですが、元々お酒も強い方でしたので、20代の頃は二日酔いもひどくなく、健康診断の結果も正常で、特に問題は感じておりませんでした。
30代になってから健康診断に引っかかりだし、二日酔いもひどくなり、仕事に支障をきたすようになってきました。γ-gtpは200を超えるようになり、お医者さんから
「すぐにお酒をやめなさい」
と言われたこともあります。
ただ、お酒って、たとえ医者であっても「やめなさい」と言われ、「はい。わかりました」と簡単にやめれるようなものではないので、その後も飲み続けて、毎日二日酔いで会社に行っておりました。
そして、30代後半になってくると、γ-gtpは300を超えるようになり、二日酔いがひどくなり会社を休むことも出てきました。
趣味のギター練習も昔は飲みながらやっていたのですが、飲んだらパフォーマンスが著しく落ちるようになってできなくなり、休日も二日酔いで潰す日が増えました。(その日の夜も当然飲むのですが)
飲んだ後の行動が思いだせないことも増えました。
飲んだあと、大阪駅から終電にちゃんと乗れたはずなのに、起きたら和歌山の手前ということも何度かありました。(起きた時、なぜか靴の片方がなくなってたこともありました…)その日は帰れないので、駅周辺のホテルで泊まります。そして、そのホテルでも飲んだりしてました。寝ればいいのに…
起きたら知らない駅前のバス停で寝てたとかもありました…
また、30代の中頃くらいから、シナリオ作成やWeb記事執筆など物書きの仕事も初めていたのですが、酒のせいで全くそちらの仕事もできなくなっていました。
「昨日、めっちゃ絡んでたで」
と、飲み会で自分が理不尽な絡み方をしたことを翌日に聞かされることも増えました。
SNSに「なぜ、こんなことを書くんだろう」という書き込みをすることも増え、飲んだ翌日、自分のSNSを確認するのが怖くなったりしました。
こういう状態が続き、
「さすがに、これはまずいかも…」
と感じ禁酒への挑戦が始まります。
それが2017年のことでした。この頃から、お酒について考えるようになりました。
禁酒歴
こんな経緯で2017年から禁酒に取り組むことになったのですが、この頃からブログもはじめまして、自分の禁酒の取り組みをブログで発信しておりました。
「発信すれば失敗するわけにはいかないから、成功するはず」
なんて甘い考えを持って始めたのですが、もちろんいきなり成功したわけではなく、何度も何度も失敗しました^^;
最初なんて1日も禁酒できませんでした。
「今日は絶対飲まない!」
と心に誓い、まだ半分くらい残っている焼酎を家を出るときにシンクへ流して捨てていくのですが、帰りにまた同じ焼酎を買って帰ってました笑
お金を捨てているような感じの無駄遣いでした^^;
それが、なんとか1日飲まない日を作れるようになり、3日我慢できるようになり、それが何度かできるようになってきました。
そして、初めて月〜金の5日禁酒できた時は自分で自分を凄く褒めました笑
初めて5日間禁酒できたのが2018年頃だったのですが、当時は事細かに禁酒の取り組みをブログに記載していたので、Google検索で「平日禁酒」などのキーワードで、僕の記事が上位表示されるようになっていました。
そして、それがきっかけで日経新聞さんに禁酒の取り組みを特集記事に取り上げていただけました。僕のような何者でもない人間の取り組みを日経新聞さんが取り上げてくださったことには、ただただ驚きでした。
実際に取り上げていただいた内容はこちらの記事で紹介しております。
ただ、当時は我慢して我慢して、限界まで達したら飲むという感じで、
「苦しい。このやり方では長続きしないな…」
と思い、専門家に相談することにし、アルコール外来に通うことにしました。
アルコール外来で問診などをした結果、僕はアルコール依存症の疑いがあるということで、断酒を勧められました。通った病院はアルコール依存症の治療は断酒一択という感じで、当時はそういう風潮が強かったようにも思います。
『お酒を飲みたいという欲求がなくなれば、我慢することもなくなる』
という説明で、言われていることは理解できました。
僕はマリファナやコカインをしたことがないので、それらに対して欲求がありません。ですので、我慢するということもありません。お酒もこれと同じ状態に持っていくということでした。
アレンカーさんの有名な『禁酒セラピー』も読んだのですが、全く同じ内容でした。
そして断酒を目指すことになるのですが、結果を言いますと、失敗しました。
1年の断酒後に飲み始めてしまったのです。ただ、よく、
「断酒していても一口飲むと元通りになってしまう」
と言われるのですが、僕はそうはなりませんでした。それどころか、1年の断酒後に完全に平日禁酒に移行することができたのです。※現在は平日禁酒を経て、再び断酒に挑戦中です!
ですので、1年の断酒は僕にとって凄く良い経験になりました。
ここまで読んでくださって、
「こいつ、もしかすると『平日禁酒を実現させるにためには1年の断酒が必要です』とか言うつもりなんじゃないだろうな」
と思われた方いらっしゃったかもしれませんが、そういう気はさらさらありませんので、ご安心ください^^
伝えたいのは、簡単に実践できて、かつ効果的な方法になります。
では、それを見ていく前に、どうしても必要になりますので、断酒か禁酒(減酒)かについて考えたいと思います。