マッチの通知が来るとうれしい。でも、メッセージ画面を開くと手が止まる。
「はじめまして」だけでは短い気がするし、長く書くと気合いが入りすぎて見えそう。「よろしくお願いします」と打っては消して、結局そのまま閉じてしまう。
初めてのマッチングアプリでは、相手のことも、その人が好む話し方もまだ分かりません。最初から盛り上がる一通を考えようとすると、言葉が出にくくなります。
まずは、相手が返しやすそうな話題を、一つ選んでみましょう。
この記事では、20代前半でアプリを使い始めた方に向けて、最初の一通から、返事が来た後の会話までを例文と一緒に紹介します。例文はすべて説明用に作ったものです。自分の趣味や相手のプロフィールに合わせて、言葉を変えて使ってください。
最初の一通は、プロフィールの一か所から
「はじめまして。よろしくお願いします」も、失礼な挨拶ではありません。ただ、相手も同じ挨拶を返した後、何を話そうか迷うかもしれません。
そこで、プロフィールに書かれていることを一つ拾います。
例えば、相手がカフェ巡りを好きだと書いていたら、こんな始め方ができます。
はじめまして。マッチありがとうございます! カフェ巡りがお好きなんですね。最近行ってよかったお店はありますか?
最初から恋愛経験や住んでいる場所を詳しく聞くより、趣味の話なら相手も話しやすいでしょう。
自分もカフェが好きなら、「私も休みの日によく行きます」と添えてもよいでしょう。共通点を作るために、行ったことのないお店に「私も行きました」と合わせてしまうと、その後の会話で困ります。
聞きたいことがいくつか浮かんだら、まず一つ選んで送ってみてください。ほかの話題は、その後のやり取りに取っておきましょう。
共通の趣味がなくても、知っているふりはしなくていい
プロフィールを読んでも、同じ趣味が見つからないことはあります。
そんなときは、本当に気になったことを聞いてみましょう。例えば、自分は登山をしないけれど、相手の紹介文にある「山頂で食べるごはんが好き」という言葉が気になった場合です。
はじめまして。マッチありがとうございます。登山は詳しくないのですが、山頂で食べるごはんの話が気になりました。どんなものを持っていくんですか?
相手が「おにぎりが多いです」と答えたら、「外で食べるとおいしそうですね」と感想を返せます。そこから、自分の好きな食べ物の話へ進むこともできます。
共通の趣味が見つからなくても、「それはちょっと聞いてみたい」と思ったことから会話を始められます。
プロフィールが短い相手には、軽い話題を一つ
写真と短い挨拶しかなく、話題が見つからない相手もいます。写真から職業や性格を決めつけず、普段の過ごし方など、答える範囲を選べる話題から始めてみましょう。
はじめまして。マッチありがとうございます! 私は休みの日に映画を観ることが多いです。最近、休日はどんなふうに過ごしていますか?
自分の過ごし方も少し書くと、相手も「どんな映画を観るんですか?」と聞き返しやすくなります。「映画」の部分は、散歩、料理、ゲームなど、自分が実際にしていることに置き換えてください。
まだ知り合ったばかりなので、詳しい個人情報は伝えずにやり取りしましょう。職場の名前や、自宅が分かるような場所の話は控えてください。
返事が来たら、次の質問の前にひと言
最初の返事が来ると、「会話を止めたくない」と次の質問を急いで考えてしまうことがあります。
例えば、こんなやり取りです。
自分:休日は何をしていますか?
相手:映画を観ることが多いです。
自分:好きな食べ物は何ですか?
これでは、せっかく出てきた映画の話が置き去りになります。答えをもらったら、まずその内容に触れてみましょう。
映画、いいですね。私はこの前、久しぶりに映画館へ行きました。家で観ることが多いですか?
毎回質問で終わらせようとすると、かえって窮屈です。相手が挙げた映画を自分も観ていたら、感想だけを返すのも自然です。
私もその映画を観ました。あのラストは、観終わってからもしばらく考えてしまいました。
こんな感想から、相手が話を広げてくれることもあります。
自分ばかり質問していると気づいたら
何を聞いても短い答えだけで、自分の話には触れてもらえない。そんなやり取りが続くと疲れます。
一度、質問を増やすのをやめて、自分の感想を短く返し、相手の返事を待ってみましょう。
短文だけで相手の気持ちは分かりません。ただ、自分ばかり話題を探して疲れたら、少しやり取りから離れてみてもよいでしょう。
返信が来ないときは、文章だけを責めない
送った後、何度も画面を開いてしまう。「質問がつまらなかったかな」「絵文字を入れた方がよかったかな」と、一通を読み返し続けることもあるでしょう。
ただ、返信がない理由は、こちらには分からないこともあります。忙しさやアプリを使う頻度、相性など、文章以外の事情も考えられます。
「何か気に障りましたか?」「返信くらいしてください」と続けて送るのは控えましょう。相手に返事を迫る形になり、自分も画面から離れにくくなります。
いったんアプリを閉じて、普段の予定に戻ってください。返事が来てから続きを考えても遅くありません。
もし読み返すなら、質問を詰め込みすぎていないか、最初から個人的なことを聞きすぎていないか。その程度にとどめましょう。返事がないからといって、自分に魅力がないと考えなくて大丈夫です。
送信前に、ここだけ読み返そう
送る文章ができたら、次の点を確認してみてください。
- 名前や話題を、別の相手と取り違えていないか
- 相手のプロフィールにないことを、決めつけていないか
- 興味のないことを好きと言ったり、経験していないことを書いたりしていないか
- 質問をいくつも並べていないか
- 住所や勤務先など、詳しい個人情報を聞いたり書いたりしていないか
- 返事を急かす言葉が入っていないか
丁寧にしようとして、普段は使わない硬い言葉を選ぶこともあります。「ご趣味についてお伺いしたいです」より、「お休みの日は何をしていますか?」くらいの言葉なら、その後も背伸びせずにやり取りしやすいでしょう。
反対に、初対面から強いいじりや性的な冗談を入れるのは避けてください。親しさは、やり取りしながら少しずつ確かめていけます。
まずは相手のプロフィールを開いて、気になった言葉を一つ選びましょう。そこに短い挨拶を添えるところから、最初の一通を作れます。
会話の先も、順番に進めたい方へ
返事が続くようになると、今度は「いつ会う話を出す?」「初めて会う場所は?」「もう一度会いたいときは、どう伝える?」と迷う場面が出てきます。
関連する有料記事では、写真・プロフィールの準備から、会う前の確認、初デート、交際を考えるまでをまとめています。場面別の例文とチェックリストも掲載しています。
有料記事:初めてでも迷わない。20代前半のマッチングアプリ完全ロードマップ
会話の先で迷ったときに、参考にしてください。
