【これだけでOK】魔法の20秒洗顔
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正しい洗顔方法
まず洗顔方法がなぜ大切なのか。そこから説明していこうと思います。
肌には本来、健康な肌に保つための能力(MNF,皮脂)が備わっています。
このMNFによって肌内部に水分を保持することができ、皮脂からできる皮脂膜によって水分の蒸発を防いでいるわけです。
つまり、本来肌には化粧品など使わずとも、肌を綺麗にする天然の力があるということ。
その証拠に、子供の頃や若い頃、化粧水や乳液なんか使わなくても肌が綺麗だったと思いませんか?
これを、洗顔で汚れを落とすためにゴシゴシ擦ったり、長い時間洗顔をしてしまうと、水分を保つためのMNFや、水分の蒸発を防ぎ保湿するための皮脂膜まで流れ落ちてしまいます。
すると、なくなった皮脂膜を補うために過剰に皮脂が分泌して、毛穴がつまってニキビができたり、MNF消失によって慢性的な乾燥が起こり肌荒れになってしまったりするわけです。
(ちなみに、いちご鼻や毛穴のつまりで黒い粒々が肌にできるのも、皮脂の過剰分泌によってできた角栓が酸化して黒ずんだものです。)
つまり、洗顔で洗い過ぎなければ、皮脂膜という肌のバリアは保たれ、肌荒れもしにくくなり結果スキンケアも簡単なものですむという好循環が生まれるわけです。
ここまでをまとめると、洗いすぎるのは絶対にダメだということ。ちょうどいいくらいの洗顔をすべきなんです。
では、ちょうどいいくらいの洗顔とは一体どのような手順のことをいうのか。
これから、それを説明していきます。
本当に正しい洗顔とは
僕がお勧めするのは、化粧品分析で有名なかずのすけさんが提唱する
20秒洗顔です。
これは読んで字の如く、
【洗顔時間=泡を顔に乗せている時間】を20秒程度で収める洗顔法
のことを言います。
ステップはたったの5ステップ。
洗顔ネットは事前に濡らしておくと泡立ちが良くなるのでなお良し。
この時に注意すべきことは、絶対に手と肌が触れないこと。あくまで泡を動かすイメージでのせてください。
この、泡を乗せてから洗い流すまでの時間を20秒以内に抑えることが『20秒洗顔』のやり方となります。
この時のぬるま湯の温度は暑くても、35度までにしてください。ここで熱いお湯を使ってしまうと、過剰に皮脂が洗い流されてしまいます。
ぬるま湯で洗い流した後は、冷水で肌を洗ってください。
この工程を挟むことで、お風呂から上がった後の乾燥を防ぐことができます。
最後はタオルで決して擦らずポンポンと抑えて終了。ただ、この写真では、タオルで拭いてますが、タオルに残留した洗剤が肌につき、肌荒れを起こしてしまう可能性もあるのでティッシュで拭かれることをお勧めします。