「いつまでも若くいたい」——その気持ち、すごくわかります。 でも、ふと思うんです。 若さを守ることに夢中になるあまり、使うことを忘れていないかな、と。
Tip 1|「あの頃は良かった」より「今できることは何か」
20代より30代は価値が低い、なんてことはないはずです。 ただ、若さを「失っていくもの」として見てしまうと、どうしても人生が減点方式になってしまう。
体力、失敗してもやり直せる時間、まだ鋭い感性—— これって、未来を作るための立派な燃料だと思いませんか。
ひとつ試してみるなら: 「昔は良かった」と感じたとき、「じゃあ今の自分にできることは?」と問いかけてみる。
Tip 2|傷つかずに歳をとっても、物語が生まれない
失敗したくない、恥をかきたくない——その気持ちは自然なことです。 でも、無難な選択ばかりを重ねた先には、語れるものがあまり残らないかもしれない。
泥だらけになりながら歳を重ねた人の顔には、独特の魅力があります。 人が惹かれるのって、シワのない肌よりも、その人が通り抜けてきたストーリーなんだと思います。
ひとつ試してみるなら: 「恥ずかしいからやめておこう」と思っていることを、小さくていいので一歩踏み出してみる。
Tip 3|若いうちの失敗は、意外と安い
若さの特権のひとつは、未熟さが笑って許されることです。 同じ失敗でも、若いときにするほど、ダメージが小さくてリカバリーも早い。
このボーナスタイムに、できるだけ多くの「失敗データ」を積んでおくことが、10年後の自分への一番の贈り物になるかもしれません。
ひとつ試してみるなら: 結果よりプロセスを楽しむつもりで、今月ひとつ挑戦を決めてみる。
Tip 4|「いつか」より「今月」に体験を入れてみる
ネットで調べればたいていのことはわかる時代です。 でも、若い体と感性で実際に感じた体験は、情報とは全然違うものとして残ります。
現地に行く、人に会う、汗をかく—— そうやって体に刻まれた記憶は、年齢を重ねても色あせない気がします。
ひとつ試してみるなら: 「いつか行こう」と思い続けている場所や体験に、今月の予定を入れてみる。
Tip 5|損得なしで会える人を、今のうちに大切に
大人になると、どうしても人付き合いに損得が混ざってきます。 それは仕方のないことでもあるけれど、見返りなしにバカができる友人って、年齢を重ねるほど作りにくくなっていく。
そういう関係を築けるのは、意外と今この時期だけかもしれません。
ひとつ試してみるなら: 久しぶりに、何の用もなく会いたいと思える人に連絡してみる。
おわりに
アンチエイジングを否定したいわけじゃないんです。 ただ、「老いないこと」が人生の目的になってしまうのは、少しもったいない気がして。
「あの頃は楽しかったな」と懐かしむのか、 「あの頃に動いたおかげで、今が充実している」と思えるのか——
その違いは、今の時間の使い方が、じわじわ作っていくものだと思います。
若さは、そっと守るより、思い切って使ってみたほうが、 きっと面白い人生になります。
