静岡県で公立学校の教員になるには、下記の教育委員会が実施する教員採用選考試験に合格する必要があります。
- 静岡県教育委員会
- 静岡市教育委員会
- 浜松市教育委員会
静岡県は3つの自治体が選考を行なっているので、どの試験を受けるのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
この3自治体の違いは、簡単に言えば勤務校が限定されるということです。
自治体 | 勤務校 |
静岡県 | 静岡市、浜松市を除く静岡県内の全域 |
静岡市 | 静岡市内の公立学校 |
浜松市 | 浜松市内の公立学校 |
なので、勤務校としてどこで働きたいのか考えておく必要があります。
ちなみに試験日はすべて同じなので、1つしか受験することはできません。
>>【都道府県別】2023年度教員採用試験の日程【全国一覧】
また、試験問題も同じなので勉強することも同じなんですよね。
そこで、客観的なレベルを知るデータとして見ておきたいのが倍率(合格率)です。
倍率が高いのは静岡県教員採用試験!
結論からいうと、倍率が一番高いのは静岡県です(令和4年度)
- 静岡県:3.8倍
- 浜松市:3.7倍
- 静岡市:3.5倍
とはいえ、どの自治体もそこまで変わらないんですけどね。
ちなみに静岡県教員採用試験の受験者数は減少しています。
静岡県は2021年10月1日、令和3年度実施教員採用試験の最終倍率は3.8倍だったと発表しました。合格者数は603人(前年度比3人減)、受験者数は2,308人(343人減)https://kyosai-guild.com/kyouinsaiyo-bairitsu-pref-shizuoka/
一方で浜松市や静岡市は増加しています。
静岡市は2021年10月1日、令和3年度実施教員採用試験の最終倍率は3.5倍だったと発表しました。最終合格者数は115人(前年度から17人減)、受験者数は407人(前年度から5人増)となっています。https://kyosai-guild.com/kyouinsaiyo-bairitsu-city-shizuoka/
浜松市は2021年10月1日、令和3年度実施教員採用試験の最終倍率は3.7倍だったと発表しました。合格者数は159人(前年度比8人増)、受験者数は584人(17人増)。https://kyosai-guild.com/kyouinsaiyo-bairitsu-city-hamamatsu/
倍率はそこまで変わりませんが、採用数や求める教員増などは違ってきます。
はやめに受験先を決めて対策を始めるようにしましょう。
その他の自治体についても下記記事でまとめているので、参考にしてみてください。