ゲームショップを見ていると、たまにあります。
通常版とは明らかに違うデカい箱。
LIMITED EDITION。
初回限定版。
数量限定。
特典付き。
こんな文字が書いてあると、なんとなく普通の商品より価値がありそうに見えるんですよね。
しかも値札を見ると、
「2,980円」
スマホで検索すると、同じタイトルが6,000円とか8,000円で出品されている。
これを見ると、
「え、これ普通に利益出るやん」
と思ってしまう。
ゲームが好きな人ほど危ないです。
限定版=生産数が少ない限定版=ファンが欲しがる限定版=後から値段が上がる
頭の中で勝手に話が完成してしまうからです。
僕も最初は「限定」という言葉そのものに価値があるような感覚で見ていました。
でも実際にゲームせどりをやっていくと、そんな単純な話ではありませんでした。
🎁 箱だけ限定版でも、中身が足りなければ別商品
これが最初の落とし穴です。
限定版にはゲームソフトだけではなく、
サウンドトラックアートブックフィギュアカードポスター冊子限定ケースDLCコードその他の購入特典
などが付いていることがあります。
問題は中古です。
全部残っているとは限りません。
外箱はきれい。
ソフトも入っている。
値札にも「限定版」と書いてある。
ところが家に帰って調べてみると、
「あれ?」
「この限定版、本当はサントラ付いてるやん……」
みたいなことがある。
そして自分が見ていた高い売却事例は「完品」。
自分が買った商品は「特典欠品」。
同じ限定版でも条件が違うわけです。
ここを見ずに価格だけ比較すると、一気に計算が狂います。
💸 8,000円で出ているから、8,000円で売れるわけじゃない
もう一つやらかしやすいのがこれ。
検索結果を見る。
8,800円。
9,500円。
11,000円。
「相場高いやん!」
ところが、それは売れた値段ではなく「現在出品されている値段」だった。
これ、初心者の頃は本当にやりやすいです。
出品者は好きな値段を付けられます。
極端な話、3,000円相当の商品を30,000円で出すことだってできます。
だから見るべきなのは、
「いくらで売りたい人がいるか」
ではありません。
「実際にいくらで買った人がいるか」
です🔍
僕ならここで売却済みを何件か見ます。
1件だけ高い商品があっても、それを基準にはしません。
5,000円5,500円5,800円9,800円
こんな結果だったら、
「9,800円で売れる!」
ではなく、
「なんでこの1件だけ高いんや?」
と考えます。
未開封だったのか。
特典完備だったのか。
状態がかなり良かったのか。
何か別の付属品があったのか。
高値には高値になった理由があるかもしれません。
📉 限定版でも普通に値崩れする
これも重要です。
「限定版だから寝かせれば上がる」
そう思いたくなるんですが、限定という言葉だけでは価格は守ってくれません。
欲しい人より商品が多ければ売れ残ります。
発売直後は話題になっていても、時間が経てば熱が冷めることもあります。
再販や別バージョンが出る可能性だってあります。
だから僕は、
限定版だから買う
ではなく、
限定版だから「普通の商品より確認項目を増やす」
くらいで考えた方がええと思っています。
😱 一番キツいのは赤字より「ずっと売れない」
例えば3,000円で仕入れた商品。
5,000円で出品。
売れない。
4,500円。
まだ売れない。
4,000円。
それでも売れない。
こうなってくると、
「もう3,500円でええか……」
となります。
販売手数料と送料を引けば、ほとんど利益が残らない。
場合によっては赤字です。
でも本当に嫌なのは、それまでずっと3,000円が在庫になっていること。
1個ならまだいい。
同じことを10個やれば30,000円。
20個なら60,000円です。
棚には商品がある。
出品もしている。
なのに現金がない。
これが中古せどりで地味にしんどい状態です。
🔍 じゃあ限定版を見つけたら何を見るのか
僕なら、まず商品名だけで飛びつきません。
正式な商品名。
機種。
限定版の正式名称。
本来の付属品。
現在の商品に何が残っているか。
実際に売れた価格。
最近どれくらい売れているか。
現在の出品数。
状態。
送料。
販売手数料。
ここまで見ます。
そして最後に、
「いくらで売れそう?」
ではなく、
「いくらまでなら仕入れていい?」
に変えます。
例えば売却価格を6,000円と想定する。
販売手数料600円。
送料750円。
梱包費100円。
値下げ余地500円。
ここまで考えると、
6,000円の商品を3,500円で仕入れて本当に欲しいのか?
という話になります。
数字にすると、急に冷静になれるんです。
🛑 「限定版だから欲しい」と「仕入れたい」は別
ここがゲーム好きほど難しいところです。
「これ欲しいな」
「珍しいな」
「コレクターなら欲しがりそう」
その感覚自体は悪くありません。
むしろ商品を見る入口としては大事です。
ただ、そのまま財布を開かない。
一度止まる。
スマホを出す。
売却済みを見る。
付属品を見る。
利益を計算する。
数字が合わなければ棚へ戻す。
せどりを始めた頃って「利益商品を見つける能力」が重要だと思いがちなんですが、やっていくと、
「買わなくていい商品を棚へ戻せる能力」
も同じくらい大事だと分かってきます。
🎮 僕が作った教材も「限定版リスト」ではありません
今回まとめた
「😱 限定版なら高く売れると思っていた。特典欠品・値崩れ・売れ残りを経験して変わったゲームせどりの仕入れ方」
では、
「このゲームを買えば儲かる」
みたいな商品リストを覚えることを目的にしていません。
ゲームショップで知らない商品を見つけた時に、
何を確認するのか。
どこまでなら仕入れるのか。
どんな商品なら見送るのか。
これを自分で判断できるようになることを中心にしています。
中古ソフトだけじゃありません。
ゲーム機本体。
純正周辺機器。
限定版。
特典付き。
ワゴン商品。
中古市場。
ネット仕入れ。
値崩れ。
在庫管理。
資金繰り。
販路選び。
さらに最後には、
🎁 店頭60秒仕入れ判定
🎁 売却済み10商品分析
🎁 利益・在庫管理
🎁 30日実践プログラム
🎁 赤字・失敗検証
🎁 販路判断
🎁 外注化
まで入れています。
僕が一番伝えたいのは、
「限定版を見つけろ」
じゃありません。
限定版を見つけた時に、
「うお、限定版や!」
で終わらず、
「ちょっと待てよ。これ特典全部あるんか?」
と箱の中身を確認できるようになること。
その一回の「ちょっと待て」が、余計な仕入れをかなり減らしてくれます。
ゲームショップで買う物を増やすためではなく、
「これは買う」
「これはやめとく」
を自分で決められるようになるための教材です🎮🔥

