「結婚って本当に幸せなの・・・?私、焦って婚活しても失敗しないかな。」
こんな不安を感じることありませんか。
思い切って婚活するなら、だれよりも幸せな結婚がしたいですよね。
この記事では、結婚は本当に幸せになれるものなのか。
調査した内容と、結婚に悩んだ私の体験談をお伝えします。
結婚は幸せなのか?多くの人は「幸せ」と考えている
実は、結婚に対してメリットを感じている方は多いです。
それは、国の調査で明らかになっています。
厚生労働省の研究施設のひとつに「国立社会保障・人口問題研究所」という機関があります。
その施設が2015年に発表した「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」では、以下の結果がわかりました。
【結婚することに利点があると感じている未婚者割合】
男性・・64.3%
女性・・77.8%
引用:第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)
『現代日本の結婚と出産:第15回出生動向基本調査(独身者調査ならびに夫婦調査)報告書』
第Ⅰ部 独身者調査の結果概要第1章.結婚という選択2. 結婚の利点・独身の利点 より
平均すると独身の7割を超える方がメリットを感じています。
男性・女性ともに「自分の子どもや家族をもてる」という内容をメリットとしてあげている方が多いのです。
どうして結婚は幸せなのか
では、なぜ人は結婚にメリットがあると考えているのでしょうか。
【結婚が幸せな理由】
・毎日笑い合える相手がいる
・素の状態を見せられるパートナーといる安心感ある
・経済的に安定した暮らしができる
・子どもを育てることをリアルに考えられる
先程の資料で、多くの未婚者は結婚のメリットを
「自分の子どもや家族をもてる」と考えているという結果が出ていましたよね。
他にも、毎日誰かと笑顔を交せるというのは、精神的にゆったりと満たされる時間を過ごすことができます。
悪いところを受け止めてくれる人がいる。
それは、自分という人間を認めてもらえていると感じられるのです。
自分を認めてもらえると、精神的に大きな安定につながります。
精神的に安定すると、心がぽかっとあたたかくなる「幸せ」を感じられるんですね。
結婚したい想いとはうらはらに、つきまとう焦りや不安
いくら結婚が幸せであると聞かされても、焦りや不安を簡単に消しさることはできないもの。
【結婚に焦りを感じるとき】
・結婚に興味ないといっていた人が次々と結婚したとき
・独身の友だちがいなくなったとき
・出産のリミットが現実問題になったとき
周りも自分と同じだと思っていたのに、自分だけが取り残されていると知ったとき…
私はとてつもない焦りを覚えました。
(取り残される恐怖は、体験した方にしかわからないですよね…。)
「焦る」という感情は、こうあるべき・こう思われたくないという自分でつくった基準で考えているために生まれる感情。
つまり、自分で自分を苦しめているわけでもあるのです。
ただ、焦りは感じていいと私は思っています。
なぜなら、焦りを出会いを求める力に変えることができるから。
やっかいなのは、焦りだけではなくその先に結婚に踏み切れなくなるような不安も待っていることです。
【結婚に対する不安】
・相手の収入など金銭面が不安
・家事をこなせるのか不安
・相手の家族、親族との付き合いへの不安
・自分の時間がなくなることへの不安
・子どもについての不安
経済的不安は無視できません。
いくらパートナーと相談すればいいとはいっても家計をともにするものとして
収入がなければ生活ができないからです。
仕事を続けたり子どもを持ちたいのなら、家事の分担はしたいもの。
お互いに納得のいく話し合いができることを望みますよね。
そのコミュニケーション能力は、相手の家族とのお付き合いにも影響してきます。
もっといえば子どもについての話し合いも、逃げずに向き合ってしてほしいです。
結婚だけが幸せではないことはわかっていますよね。
それでも、安らげる毎日をパートナーと過ごしたいと願うから、苦しいくらいに悩むのです。
それでも、結婚は幸せなのかの答えは「YES」
悩み苦しみがあるとしても、結婚は「幸せ」だと思います。
自分でつくる家族のありがたさは、結婚して初めて知ることができるからです。
最初にお伝えした出生動向基本調査では、こんな結果も出ています。
結婚相手の条件として最も重視するのは、男女とも「人柄」でした。
多くの方は結婚に対して「信頼できる人と暮らす幸せ」を求めている。
そう考えると、自分もパートナーに癒やしを与えられる存在でありたいと思います。
今たくさん悩んでいるあなたが、勇気を出して一歩踏み出せますように。
笑顔で暮らせるパートナーと、必ず出会えることを心から願っています!
【この記事の著者】
佐藤 ひづき10年以上の歯科助手歴をもつ、Webライター。
歯科クリニック勤務時代に婚活・街コン参加し、さまざまな恋愛経験をする。
自身が恋愛下手で、友人の花嫁姿を涙をのんで何度も見送った過去から、
婚活を楽しむ女性を応援する記事を執筆中。