「結婚したいけど苗字変えたくないな」
「なんで、女の人が苗字を変えなくちゃいけないんだろ?」
結婚を考えたとき苗字が変わることに、疑問を感じる場合もありますよね。
前もって予想できたとしても、今までとは違う苗字でだれかに呼ばれる自分を想像して、
戸惑いを覚えることはあるでしょう。
そういう私も、入籍日に婚姻届を提出する瞬間までゆううつさを残してしまったひとり。
苗字が変わることによる影響が計り知れず、婚姻届を出しに行った市役所の窓口前でも
「ちょっと待って!」とためらってしまいました!
そこでこの記事では、結婚をするときに避けては通れない
女性が苗字を変えたくないと言ってしまうときの気持ちについてお伝えします。
苗字が変わることで身の周りに起こる変化がこわくなった
苗字が変わることで、これから自分がどうなってしまうのか想像し切れないこわさを感じます。
自分は今までと同じ。
なのに、苗字を変える必要があることに十分な納得ができないのです。
とはいえ、結婚したくないわけではありません。
人生のパートナーと出会えて、もちろんうれしいと感じています!
ですが、彼に「あなたが苗字を変えてくれる?」と言ってみたら「そんなのムリ!」と、急にあわて出す。
そんな彼の姿を見ていると「なんで自分だけ素直に受け入れなきゃいけないの?」と、
理不尽に感じてしまいますよね。
今までの自分や家族を捨てるの?
旧姓を名乗れなくなると、今までの自分や家族と決別しなくてはいけないような感覚になります。
今までの自分を捨てる覚悟をし、嫁ぎ先に尽くさなければならないのかな?と不安になるのです。
自分を振り返ると「嫁ぎ先に尽くす」だなんて、我ながらオーバーだなと感じます。
ですが私は、大きくなった不安のせいで「自分の家族を捨てるのではないか?」と、
自分を責めるような気持ちになりました。
結局、私は家族ともめることはなく、両親からかけられた言葉は「わかった!」のひとこと。
もめごとにならずにホッとしましたが、場合によっては両親が納得してもらえないこともありますよね。
苗字変更にともなう手続きがとにかく面倒!
苗字を変えることで、さまざまな改称手続きが必要です。
この手続きが、想像以上にとにかく面倒!
例えば、クレジットカード・預金通帳・運転免許証・スマホの名義・健康保険証。
もっと言えば、利用しているいろいろなサービスの会員情報までありますよね。これがなかなか終わらない・・・。
「苗字を変えると決心して結婚するのだから仕方がない!」そう言い聞かせても、
夫が行う事務的な手続きはほとんど必要とされず、せわしなく手続きずるのは自分だけ。
夫と自分の必要な労力の差を目の当たりにすると「なんで自分だけなんだろう?」と、
やりきれなくなってしまいます。
苗字を変えたくないのなら「結婚しなければいいのでは?」とも悩む
そんなに苗字を変えたくないのなら「結婚しなければいいんじゃないかな?」とも悩みました。
どうしても納得できないのなら、自分の苗字か結婚のどちらかを選ぶしかないと思ったのです。
でも、どちらも大切です。
秤にかけたところで、選べるものではありませんよね。
そこで、悩んでも選べないことだと受け入れて、私とは違う決断をした女性もいます。
私の友人は、婚活を始める段階から
「自分の苗字に変更してくれる男性としか結婚しない!」と目標を明確にしていました。
そして「そんなにうまくいくのかな?」という周囲の意見をよそに、
宣言どおり自分の苗字に変えてくれる旦那さまと結婚したのです。
そこで私は、男性が苗字を変えたっていいんだ!という新たな価値観を知りました。
どうしても変えたくないのなら、苗字を変えてもいいと言ってくれる男性を探そう!
女性が苗字を変えたくない理由には多くありますよね。
悩んでしまい、マリッジブルーになってしまう人もいるでしょう。
悩みながら旦那さんの苗字に変えた私には、もちろん後悔はありません。
ですが、どうしても苗字を変えたくないのなら、私の友人のように
婚活を始める前に自分の気持ちをはっきりさせておく方法もあります。
結婚は自分の人生を変えるできごとでもあるので、後悔のないように自分の気持と向き合ってくださいね!
【この記事の著者】佐藤 ひづき10年以上の歯科助手歴をもつ、Webライター。歯科クリニック勤務時代に婚活・街コン参加し、さまざまな恋愛経験をする。自身が恋愛下手で、友人の花嫁姿を涙をのんで何度も見送った過去から、婚活を楽しむ女性を応援する記事を執筆中。