
結論から言うと、楽天モバイルは欧州の主要都市を回る旅行なら、追加のSIMなしでそのまま持って行って大丈夫なケースがほとんどです。ただ、空港到着直後や山間部、クルーズ船内は事情が変わってくるので、そこだけ先にお伝えしておきますね。
最近、LINEで「再来月にイタリアとフランスを2週間かけて回るんですが、SIMを買い足さなくても楽天モバイルのままで平気ですか?」という質問をもらいました。海外旅行の準備って、航空券とホテルを押さえたあと、通信まわりが最後まで宙ぶらりんになりがちですよね。今回は欧州編として、まめ研究員が公式情報と手元のデータ利用実績を突き合わせながら、国ごとの対応状況を整理していきます。あなたが今検討している旅行先は、追加のSIMや現地Wi-Fiルーターが本当に必要でしょうか。個別に質問できる窓口は、記事の最後に載せています。
楽天モバイルの海外ローミングは何が無料で、どこからが有料か
Rakuten最強プランの海外ローミングは、対象の国・地域であれば月2GBまでデータ通信が無料です。2GBを使い切ると通信速度が128kbpsまで制限され、それ以上使いたい場合はRakuten Linkアプリから1GBあたり200円(税込)で追加購入できます。音声通話については、Rakuten Linkアプリを使えば、データ通信さえ繋がっていれば日本への発信も国内にいるときと同じ感覚で無料になります。Wi-Fi経由でも通話自体は成立します。まめ研究員は国内で母との長電話をRakuten Linkで何度もしていますが、通話時間を気にせず0円だったので、この仕組みが海外でもそのまま使えるのは地味に助かるポイントだと思っています。なお、ショートメッセージ(SMS)は別体系の課金になるので、そこだけ切り分けて覚えておくと安心です。

ちなみに、この2GBという数字、旅行の日数と使い方でかなり印象が変わります。地図アプリとSNSへの写真投稿くらいなら4泊5日でも収まることが多いんですけど、動画をよく見る方だと1日で使い切ることもあるので、そこは自分のスタイルと相談してくださいね。
欧州の主要国、対応状況を都市部と郊外に分けて見る
- イギリス:ロンドン中心部とヒースロー・ガトウィック両空港は良好。地下鉄構内は日本の地下鉄と同様に圏外区間が多い
- フランス:パリ市内とシャルル・ド・ゴール空港は問題なし。地方都市も観光エリアは概ねカバーされている
- イタリア:ローマ・ミラノ・フィレンツェの観光地区は良好。南部の小さな山村は電波が弱い場所がある
- ドイツ:ベルリン・ミュンヘンの市街地は良好。ICE(高速鉄道)の車内は区間によって不安定になることがある
- スペイン:バルセロナ・マドリードは良好。地方の高速道路沿いはやや弱くなる区間がある
- オランダ・ベルギー:国土が小さいこともあり、主要都市間の移動でも概ね安定している
- 北欧4か国(スウェーデン・フィンランド・デンマーク・ノルウェー):都市部は良好、郊外や自然エリアは圏外区間がある
対象国・地域の数と、公式情報の確認方法
- 欧州を含む対象国・地域は、2026年7月時点で71の国・地域(公式発表ベース)。数はときどき見直されるので、渡航前に必ず最新の一覧を確認する
- 公式サイトの「海外ローミング対象国・地域」ページで、渡航先の国名を検索する
- my 楽天モバイルアプリで、当月のデータ利用量をリアルタイムに確認しておく
- APN設定は通常自動なので追加設定は不要。ただし出国前に一度、機内モードのオンオフだけ試しておくと安心
- 現地到着後、電波を掴みにくいときは機内モードを一度オンオフしてネットワークを再取得する
- Rakuten Linkアプリを最新バージョンに更新しておく

まめ研究員も2024年12月に回線を切り替えた直後は、正直「海外まで本当に対応してるのか」と半信半疑だったんです。ただ、その後LINEでもらった質問に答えながら実測データを積み重ねる中で、欧州の主要都市に関してはかなり安心して使える印象に変わりました。以前は「海外は結局、現地SIMのほうが確実」と思っていたんですが、都市部メインの旅程なら今はそこまで身構えなくてもいいかなと思っています。
ここに注意⚠️
- 対象国・地域は変更されることがあるので、出発直前に必ず公式サイトで最新の一覧を確認してください
- クルーズ船内やLCC(格安航空会社)の機内Wi-Fiは対象外で、別料金がかかることが多い
- 2GBを超えたあとの128kbps制限は、地図アプリの読み込みにも影響が出るレベルなので、動画視聴が多い人は追加購入前提で考えたほうがいい
- 山岳部や国立公園などの自然エリアは、大手キャリアのローミングでも同様に電波が弱い区間がある
- 空港到着直後や地下鉄・地下フロアは、日本と同様に圏外になりやすい。以前、防災訓練の日にたまたま地下鉄で圏外になったことがあるんですが、これは特定のキャリアの問題というより地下という環境そのものの特性なので、欧州でも同じことが起こり得ると思っておいてください

欧州は総じて対応状況が良い印象ですが、「都市部は強い、郊外や自然エリアは弱くなる」というのは日本国内の傾向とだいたい同じだと思っておくと、現地でがっかりしにくいですよ。ここまでで役に立ったと感じたら、拍手👏を1回もらえると励みになります。
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次回は欧州以外の地域、たとえば東南アジアやアメリカ本土の対応状況もまとめる予定です。この記事が参考になったら、拍手👏で教えてもらえると次の記事の優先度に反映できます。
