はいどうも皆さんこんにちは、ミナトです。
早速ですが皆さん、ご自身の就職活動を思い出してください。どのような企業にESを出して、面接を受けていましたか。
企業を調べる際、東洋経済オンラインが出している人気企業ランキングを参考に、志望業界や企業を絞った方が多いのではないでしょうか。
かく言う私の就職活動を振り返ると、まさにこのスクリーニングをしていました。当時は特にやりたいこともなく、文系の人気企業ランキングを参考に受ける企業を絞り、選考を進めていました。
無事に大手の金融機関から内定を貰えたため、親を安心させることができ、友達に軽く自慢をしていました。
今振り返ると、「企業が有名で就活生から人気」という理由のみで入社を決めた、短絡的な考えが恥ずかしいです。とはいえ私の周り含め、大多数の方はこのような形で就職活動をし、入社を決めた方です。
では、もし皆さんが今就職活動をするとしたら、新卒で入社した企業にもう一度入りたいでしょうか。私は「NO」です。なぜなら企業や業界によっては、今は人気で業績も安定していますが、将来的には縮小傾向になる企業や業界があるためです。
例を挙げると、人気企業ランキングでは常に上位に入っている損保業界は、今後は縮小傾向になると考えております(損保業界に勤めている方、すみません)。
なぜかというと、日本の人口は毎年減少しております。
2050年には1億人前後になると予測されています(現在より約2,000万人減)。損保事業の核は、自動車保険です。保険販売の約6割を占めていると言われています。人口(特に車の運転が多い生産年齢人口)が減ると、自動車の販売台数が減る、自動車の販売台数が減ると、自動車保険の販売件数が減る、となるでしょう。
これを踏まえると、損害保険事業は伸びるとは言い難いと思います。仮に事業の縮小を止めるには、保険の販売単価を上げるか、国内で減る分を人口が増えている国や地域の損保会社のM&A等を通して、保険販売数を増やしていくことが解決策の一つになると考えています。
さて、損保業界について触れましたが、この記事のゴールは、
【人気企業ランキングに載っている企業に勤めていれば、自分の思い描くキャリアのステップアップができるという訳ではない】
ということです。時代の流れや方向性によって、企業が提供できる価値は変化していきます。
ご自身の企業について、「今は安定しているけど、将来的にうちの会社はどうなるんだろう?」こんな不安があるのは、当然です。私もありました。
私は人気企業ランキングに囚われることなく、企業の本質を見て働くことが自身のキャリアアップに繋がると確信しております。
具体的には、以下3つのキーワードを抑えている企業を見極めることが、皆さんのキャリアの不安を一気に解消するとっておきの秘訣です。ぜひご覧ください。