あなたは修羅場だと感じるようなトラブルに巻き込まれたことはありますか?
繁華街に遊びに行き、酒を飲んでいたり、ナンパをしたり、クラブに行ったり、女性と関係を持ったりする中で、何かしらのトラブルに巻き込まれたという経験を持つ方は少なからずいらっしゃると思います。
とはいえ、大抵の場合は怪我をしたりお金を請求されるような事態に発展することもなく、その場限りで収まることが殆どでしょう。
しかしトラブルの種類や相手、状況によっては、怪我を負ったりお金が発生したり、後々にまで尾を引きずるような事態に陥ることも珍しくはありません。
トラブルは常に見知らぬ相手との間にだけ発生するものではなく、ときには仲間内でも小競り合いから大きな喧嘩にまで発展することがあります。
多くの男性はこのようなトラブルが起こった際に、適切な対応、処置を取ることができません。なぜなら、トラブルや修羅場に遭遇したことがなく、どのようにそれらを乗り切ったり、より話が大袈裟になっていくのを回避する術を持っていないためです。
そのため、最初は小さなきっかけに過ぎなかったものが、対処を間違えてしまった結果、大きな話に発展し、取り返しのつかない事態に陥ることが往々にしてあります。
トラブルの種類によっては、警察沙汰になり、あなたの社会的地位を脅かすようなケースも現実にいくらでも存在します。
私は10代の頃から人よりも多くトラブルに遭遇した経験があり、高校生の頃は揉め事の仲裁役を買って糧としていた時期もありました。
その後、大学生のイベント系のサークルや歌舞伎町でのスカウトマンを経験し、通常の一般男性が味わうことのないようなトラブルに遭遇したり、巻き込まれることが数え切れぬほどあり、経験や対処法を積み上げていきました。
それ以外にも酒が原因のトラブルを毎週のように味わっており、一時期は自分が「トラブル中毒」ではないのかと思うほど、自らがトラブルを起こしたり、他人のトラブルに顔を突っ込むような日々を繰り返していました。
30歳を過ぎてもなかなかそうした習慣は変わらず、ようやく抜け出したのはここ1年くらいのものです。
トラブルと距離を置くようになってからは、それまでの自分がいかに愚かだったのか思い知るようになり、トラブルというものについて改めて深く考えるようになりました。
私が過去のトラブルで負った怪我の数、掛かったお金の額はそれぞれ相当なものです。
幸い警察に捕まるような事態は避けられていましたが、何度も警察に連行されて取り調べを受けたこともあり、実際に捕まってもおかしくないようなトラブルもありました。
骨折したことも幾度となくあり、大怪我を負って入院したことも数度あります。それらに付随する出費や、相手方に払ったお詫び料・慰謝料なども含めると掛かった金額は一千万を優に超える筈です。
ただし、こうしたトラブル・修羅場を数多く経験し、潜り抜けたことによって「トラブルの適切な対応、より大きなトラブルへ発展しないように回避する手段」についての知識が身に付き、大抵のトラブルを前にして冷静に判断できるような胆力が備わるようになりました。
こうした私の経験から、トラブルを細かく種類に分けて言語化し、それぞれの適切な対処法、回避法について体系化したマニュアルを作成しようと思い立ったのです。
これまで散々トラブルを味わってきたからこそ、このnoteを読んで下さっている読者の方には同じような思い、経験をして欲しくはありません。
私自身、数多のトラブルのせいで、失った友人、女性の数も少なくはなく、未だに後悔していることもあります。
一方で、なぜトラブルを起こす男がいるのか、彼らがトラブルを起こすメリットとは何なのかを知っておくのも回避する上では重要です。
それらをご紹介することで、読んで下さる読者の方がトラブルの「原理」が分かり、より適切な処置を知識として身に付けられるよう詳述しています。
楽しく遊びたいという男性にとって、トラブルというのは招かざる客です。
このtipsをご覧になって頂ければ、実際に自分がトラブルに巻き込まれてしまった際、もしくは自分の大切な彼女や友人、家族や後輩、知人などがトラブルに陥ったときに、うまく潜り抜けたり、助けられる可能性を上げることが可能です。
もちろん、トラブルの大小によって、または自分ではどうすることもできないトラブル、相手があまりにも悪質だった場合においては少なからずダメージを受けてしまう事態に陥る可能性もあります。
ただ、そのようなケースにおいても、適切な処置や知識、回避法を知っているか否かで話がだいぶ変わってくるはずです。
トラブルを回避したい、身近な大事な人間をトラブルから守りたいという方は必ず参考になります。
感想も届いております。
それでは早速、本編をご覧ください。
前書き(約2,000文字)
第一章 トラブルの種類・それぞれの対処法(約20,000文字)
・「ただの勢い、苛立ちによって発生するトラブル」
・対処法1 大多数の人間がスマートに出来ない対処法
・それでも収まらない場合の対処法
・対処法2 相手を「口車に乗せる」
・対処法3 ときにプライドを全てかなぐり捨てることも大事
・「面子を立てるため、損なわないために起こるトラブル」
・対処法1 関わる人間の「面子」を全て回復させる
・対処法2 〇〇〇に依頼
・対処法3 嘘と真実の割合
・全て認めた場合の対処法1
・全て認めた場合の対処法2
・「利益」「損害」が絡むトラブル
・対処法フェーズ1 誠意を示し、自分の過失を減らす
・対処法フェーズ2 相手の過失を指摘する(交渉)
・対処法フェーズ3 和みと相手への理解を示す(和解)
第二章 トラブルを起こす人間の原理(約3,000文字)
・トラブルの裏に潜む利益とは?
・トラブルを起こす人間を好む女性の存在
・トラブルを自ら起こす人間は小物
第三章 他人のトラブルを収められる人間のメリット(約2,000文字)
・なぜ仲裁役を買って出る必要があるのか
・コミュニティのトップに立てる資格が備わる
終わりに(約1,800文字)
(合計約29,000文字)
=================
第一章 トラブルの種類・それぞれの対処法
=================
ただの勢い、苛立ちによって発生するトラブル
街や居酒屋、バーやクラブなどで起こるトラブルには様々な種類が存在します。
分かりやすく説明するために、中学生や高校生の頃に起こる「喧嘩」の派生のメカニズムについても併せて解説していきます。
10代の頃に起こる「喧嘩」の発生原因の殆どは、「ただの勢い、苛立ち」に依るものが殆どです。
要するに、10代特有の鬱屈とした怒りが自分の胸の内でうまく抑えることが出来ずに、他人に向けて発露してしまうようなもので、彼らにとって「目が合った」「ガンをつけられた」「肩がぶつかった」「目立っていた」「調子に乗っている」など相手に対して「因縁」をつける理由は何でもよいのです。
突発的に起こることもあれば、むしゃくしゃしていて、それを解消するのに丁度いい「相手」が見つかり、喧嘩をふっかけていく、というパターンもあります。
この種のトラブルがある意味で一番ややこしく、悪質な相手も多い場合があります。
結果的にかつあげのような事態に発展することもありますが、その多くは「営利目的」ではなく、彼らは自分の「勢い、苛立ち」が収まらない限りトラブルの解決を望んでいないことが多いのです。
そのため、ただ謝罪する、ムキになって相手の口車に乗るというような一般的な選択肢では通用しないケースがあります。
こうした人間は決して10代の少年だけでなく、20代30代、もっといえば40代以降の男性の中にも存在し、ただ「難癖をつけて喧嘩をしたい」という場合が多いのです。
特にお酒が入っている場合はそれらの欲望がより顕著になり、アルコールでテンションが上がり「暴れたい」と思っている人間に常識的な話は通用しづらいものです。
また、次の章で詳しくご紹介しますが、被害者には要因が判別のつかないトラブルというのも存在します。
トラブルを起こす側の人間にも、その原理があり、それらは被害に遭う側の人間には掴めないものです。
こうした人間と遭遇したときの対処法は3つ存在します。それぞれ詳しく解説していきます。