みなさんイギリスと言えばどんなイメージを持っていますか?高貴で、華々しい?皮肉がうまい?飯がまずいらしい?...様々なイメージを持っていると思いますが、過去には世界の1/4の面積を支配していた大帝国だったことがあったり。「元」覇権国家だったことが伺えます。そんなイギリスですが現在の国力はどれくらいでしょう。アメリカがまず1位で...最近中国が追いつきそうで、日本はそんな中国に抜かされて3位で、ドイツが4番目に来てこの次の5位にイギリスが来る。そんなイメージがあると思います。
しかし...
現状イギリスは順位を段々と落としています。

元イギリスの植民地だったインドに抜かされ今現在のGDPは6位。更にここから2050年には10位まで転落するという試算も出ています。世界覇権から10位
なぜここまで落ちていくのか
単純な労働人口の減少も挙げられるんですが一番は
EU離脱によるEUとの貿易不安定化です
なぜEUを抜けると貿易が不安定に?
それはEU圏内だと関税がかからないからです。関税とは輸入品にかける税金。簡単に言うと関税がかかると貿易しにくくなるんですよね。輸入価格も上がり、国民の不満も高まるでしょう
なぜイギリスはEUを抜けた?
よく言われますが僕は2つ理由があると思ってます。1つ目は移民。2つ目はプライドです。
移民は低賃金で働くので、イギリス人の雇用を奪います。また治安の悪化、移民の行政サービスの利用に不満が募っていったわけです。
2つ目のプライドというのはこちらのグラフ

こちらは年齢ごとの賛成か、反対かのグラフです。見ると年齢が上がれば上がるほど離脱に肯定的です。
実はEUはドイツの発言力が強かったり、独自のルールに従わなければならない。そういったところが大英帝国を知る世代のプライドに傷ついたわけです

また上のグラフはEU予算の出費割合です。ドイツ、フランス、イタリアなんかはそうですが大国であればあるほどお金を沢山払わねければいけないので損をします。イギリスももちろん損する方。それも嫌だったと思われます。
まとめ
イギリスの経済危機の原因はEU離脱で、その理由はとても面白いものでした。正直離脱も続投もどちらも同じように経済危機に陥ってたと思います。だからこそ国民投票では僅差でしたよね。自分的にこれは移民を受け入れるべきだったんじゃないのかなと思います。結果論ですけどね。実際移民受け入れに前向きなドイツは日本についでGDP4位ですし。何より移民問題というのは一時的なもので東ヨーロッパがこのまま発展し続ければ移民というのもかなり減るよ思いますしね。プライド問題も語りましたがあれも一時的な問題。高齢者が死ぬのを待つだけです。なのでしばらくは離脱したままで移民が減ったらEUに再加盟。これが一番いいと思います。
フォロー、お気に入り登録、拍手 よろしくお願いします!
他にも国際情勢を知りたい方はこちら↓
https://tips.jp/u/miya38/a/hLLSLTqG
https://tips.jp/u/miya38/a/taiwan
参考文献
IMF 世界のGDP
https://jp.statista.com/statistics/1357256/top-10-countries-with-highest-gdp
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji9/