ムートン流 アポで使えるお酒の知識

ムートン

初めまして、ムートンと申します。

私は普段twitterで「大人の嗜み」について発信させて頂いております。
界隈内での私のイメージは
「ムートン=ワイン、ムートン=お酒」だと思います。

お酒って正直何が何だか分からないですよね。

・とりあえず1杯目はビールという謎の縛り
・若い女性と合コンならチャミスルでゲーム
・金持ちはワインとかシャンパン飲んでる

くらいのイメージだと思います。

 全部正解だと思います。ですが少しだけお酒に詳しくなって、更にはお酒の席で女性や上司、同僚が好みのお酒を選んであげられたら楽しい時間を過ごせますし人生がより豊かになると思っています。

 特に界隈では対女性にフォーカスされて話される事が多いので、今回は「アポで使えるお酒の知識」を自分の実例も加えながらご紹介させて頂きます。
 12月は特にアポが多いと思います。ぜひご活用頂いて少しでも勝率が上がればこんなに嬉しい事はありません。



第1章:お酒の魅力について

1-1 お酒の知識は良好な人間関係を構築する為の必須能力の1つ

 マッチングアプリやクラブ等で出会った女性とアポが決まった際、好みのお店を選べたら喜ばれますよね?さらに好みのお酒(料理も同じ事が言えますが、今回は割愛)を選んであげられたら楽しい時間を演出できると思います。

 これは対女性のみならず、会社の上司や取引先の方に対しても同じ事が言えます。相手の好みの料理やお酒をチョイスできる能力は良好な人間関係を構築する為の必須能力の1つと言っても過言ではありません。 
 これが出来てこそ社交的な一流の男ではないでしょうか?

 日本のアッパー層やアメリカのエグゼクティブ層、ロシアのマフィアでは皆お酒を女性や上司、部下、親しい友人にプレゼントするそうです。 
 『大人の嗜み』『大人の礼儀』の部分でお酒に関する知識は軽くでいいので学んでおきましょう。

1-2 モテ=総合力 

 こんなことを言えば元もこうも無いですが、当たり前に、お酒の知識を持っているだけではモテません。もし、お酒の知識だけでモテるのであれば、自分はBTS並みにモテてると思います。 
 自分は「モテ=総合力」だと考えています(※界隈で囁かれている女性に対する接し方や女性に慣れてる感が赤点ですと、いくら他のファクターが高くても落第点になりますので悪しからず)。

 加えてモテる為に1番大事な事を述べるとするならば、それは「自信」です。界隈内だけでも色々な方とお会いさせて頂きましたが、モテてる人はもれなく自信がある様に見えました。
正直、顔や服装などは二の次で、自信からくる「顔つき」の方がよっぽど重要だと考えています。

 今回自分がお伝えするお酒の知識は最重要事項ではありません。しかしながら、世の中のほとんどの人はお酒に関して知識の無いので、少し知っておくだけで頭ひとつ抜ける事ができます。 
ある程度恋愛に慣れている中級者以上の方はもちろん、恋愛初心者の方も今後の展望のご参考になれば幸いです。

1-3 余裕のある男に女は惚れる

 アポの際によく分からず、流行の物や決まったドリンクをいつもオーダーする。悪い事ではありません。しかし、少し選択の幅が広がるだけで状況は大きく変わると思っています。

 今いける層の女性とのアポで使う居酒屋では通用しますが、更に上の層や趣味嗜好が異なる女性には通用しなかったと言う経験はありませんか?

 それはいつも頼むドリンクが悪いわけではなく、あなたに知識の幅が少なく、途端にオドオドして女性に自信なさそうにうつる事が原因です。

 それに対してフレンチレストランや渋いバーで余裕そうにしている男性は女性に素敵にうつる事も容易に想像できますよね?
今後は彼らの様になる為に、このTipsで少し知識武装してその様なお店にも挑戦してみて下さい。

1-4 余裕とは何か?

 そもそも余裕とはなんでしょう?自分は「知識と場慣れ感」そして「適切な物をチョイスできる能力」だと考えています。
ビールだけ詳しくてもダメでワインやウイスキー等、幅広く知っておく必要があります。

 また、TPOで飲むお酒を使い分けられる事も大切です。居酒屋では大衆的なお酒、フレンチではワインを選べる。爆飲みならテキーラやクライナーをノーグダで飲めなければなりません。 
 自分もオーセンティック・バーでしっぽり飲む時もありますし、仲間とテキーラを爆飲みする時もあります(※関係者各位、ご迷惑をお掛けしています事、この場を借りてお詫び申し上げます。。)

 サブいお酒のチョイスは特に飲みなれている美女からは赤点を食らいます。
極端ですが超お洒落で老舗のウイスキーBARにウイスキー好きの美女と訪れたとして、そこであなたはカシスオレンジをオーダーしたとします。
隣の美女もBARのマスターも一気に冷める、キモすぎて震え出すことでしょう。 カシスオレンジが悪い訳ではないです。
 カシスオレンジくらいのレパートリーしかない貴方が120%害悪なのです。場所や人、お店やバーの歴史、コンセプト。お酒が絡むシチュエーションには必ず最適解があります。

 こういう場所で、こんな雰囲気の時にオーダーして周りが腑に落ちるお酒選びが出来ることが大人の余裕に直結します。

1-5 レベルアップした自分に出会う為に

 大人の嗜みを覚える事のメリットは自分のこだわりを持てる事だと思います。周りをみていてもカッコイイ人、モテてる人は自分なりのこだわりを持っています。

 お酒に関しては「流行りのお酒を抑えつつ、流行に流されないお酒を嗜む」事が重要だと考えます。どちらが欠けてもいけません。そのバランスが重要です。

 そこで自分の飲むお酒を意志を持って選ぶ癖をつけましょう。お酒に限った事ではなく、日常の何気ない事に対して意志を持って決定する事がモテる男への第一歩です。



第2章 代表的なお酒とその銘柄

 第1章では自分の哲学についてお話しさせて頂きました。この章では代表的なお酒についてお話しさせて頂きます。

2-1 ワイン:葡萄を原料とした醸造酒。アルコール12度前後。

 紀元前のメソポタミア文明時代から飲まれていると言うお酒。世界中で飲まれており、言わずもがな共通言語の1つ。現在はフランスを中心に世界各国で造られています。

・フランス三大銘醸地: ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ。

・フランス、イタリア、スペインなどヨーロッパの有名生産国は通称「旧世界」と呼ばれる。それに対してアメリカやオーストラリア、チリや日本は「新世界」と呼ばれている。

【代表銘柄】

[ボルドー]

・5大シャトー(以下Ch.)
(Ch.ラフィット、Ch.ムートン、Ch.ラトゥール、Ch.マルゴー、Ch.オーブリオン)
・Ch.ペトリュス
・Ch.シュヴァルブラン

[ブルゴーニュ]

・ロマネ・コンティ・ラ・ターシュ
・エシェゾー
・シャンベルタン
・モンラッシェ
・シャブリ

[シャンパーニュ] (※カッコ内は製造してるワイナリー)

・ドン・ペリニヨン(モエ・エ・シャンドン)
・クリスタル(ルイ・ロデレール)
・ベル・エポック(ペリエ・ジュエ)
・サロン(サロン)
・クロ・デュ・メニル(クリュッグ)
・シュプスタンス(ジャックセロス)
・アルマンド・ブリニャック(キャティア)
・ソウメイ(ソウメイ)

左からロマネ・コンティ、シャトー・ラフィット、アルマンド・ブリニャック



2-2 ビール:麦芽とホップ、水を原料とした醸造酒。アルコール5度前後

・日本の大手メーカーが造るビールのほとんどは下面発酵ビール(発酵が進むと酵母が沈殿していく特性を使って醸造するビール)のピルスナー。
 クセがなく飲みやすいのが特長。他に有名な下面発酵ビールはドイツのボック。

・それに対して上面発酵ビールで有名なのはエールやスタウト等の海外でよく飲まれているビール。

【代表銘柄】(※カッコ内は発祥国)

・ピルスナー(チェコ)
・ボック(ドイツ)
・エール(イギリス)
・スタウト(アイルランド)
・アルト(ドイツ)・ヴァイツェン(ドイツ)
・トラピスト(ベルギー)
・ランビック(ベルギー)

ピルスナーとヴァイツェン。特にこのヴァイツェンはドイツで人気No.1白ビールの
ERDINGER Weiβbier。一度は目にした事があるのでは?


2-3 清酒(日本酒):米、米麹、水を原料として発酵させ、濾したもの。アルコール15度前後 (※その他にも複数の定義があります)

【代表銘柄】(※カッコ内は米の品種)

・獺祭、白鶴(山田錦)
・久保田(五百万石)
・新政、真澄(美山錦)

獺祭(山田錦)と久保田(五百万石)。日本酒ブームにより見る機会が増えました。芳醇な味わいの山田錦に対して五百万石を使用するとスッキリとした味わいになりやすい。
使用されているお米に着目して楽しむのも粋。


2-4 ウイスキー:穀類を原料として糖化した液を発酵、蒸留、木樽内で貯蔵、熟成した蒸留酒。
アルコール40度前後。ジャパニーズウイスキーくらいは覚えておきましょう。社会の常識です。

・世界5大ウイスキー:スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン、ジャパニーズ

【代表銘柄】

[スコッチ]
マッカラン、ボウモア、グレンリベット、グレンフィディック、ラフロイグ、タリスカー

[アイリッシュ]
ブッシュミルズ、ジェイムソン

[バーボン]
メーカーズマーク、ジンビーム、I.Wハーパー、ワイルドターキー、ブラントン

[カナディアン]
カナディアンクラブ、クラウンロイヤル

[ジャパニーズ]
山崎、響、竹鶴、知多、白州、余市、イチローズモルト

  世界中で人気のジャパニーズウイスキー。代表格と言える山崎と飛ぶ鳥を落とす勢いで評価が上がり続けているイチローズモルト。


2-5 焼酎:所定の原料を蒸留したお酒。ウイスキー、ウォッカ、ジンなどに該当しないもの。アルコール25度前後

【代表銘柄】(※カッコ内は原材料、と製造県)

・壱岐焼酎(麦、長崎県)
・球磨焼酎(米、熊本県)
・薩摩焼酎(サツマイモ、鹿児島県)
・琉球焼酎(米麹、沖縄県)

壱岐焼酎(麦)と薩摩焼酎(サツマイモ)。スッキリ飲みやすい麦に比べてサツマイモはその甘味がや香り高さが特長。気分やシーンに合わせて飲み分けたい。



2-6 ブランデー:果実、果皮および水を原料として発酵させた果実酒を蒸留した蒸留酒。アルコール 40度前後。原材料はブドウ、リンゴ、さくらんぼ等、多岐に渡る。

【代表銘柄】(※カッコ内は原材料名)

・コニャック、アルマニャック(ブドウ)
・マール、グラッパ(ブドウの搾りかす)
・カルヴァドス(リンゴ)
・オー・ド・ヴィー・キルシュ(さくらんぼ)
・オー・ド・ヴィー・カシス(黒スグリ)
・オー・ド・ヴィー・プリュヌ(スモモ)

同じブドウを原料とするコニャックとマール。ブドウの状態や品種、
生産地域等が異なる事で全く別物の味わいを表現している。



2-7 スピリッツ:蒸留酒のうち、焼酎や原料用アルコールを除いたもの。アルコール40度以上。

【代表銘柄】(※カッコ内は原材料名)

・ジン(ジュニパーベリー):マティーニのベース。無色透明でボタニカルな香り。

・ウォッカ(トウモロコシ、麦などの穀類、イモ類):無透明で最もクセの無い風味。カクテルのベースになることも多い。

・テキーラ(ブルー・アガペ):マルガリータのベース。無色透明。パリピ御用達。

最も有名なウォッカの1つであるスミノフと港区公式ドリンクのアネホ1800。日本でもお馴染みの2つなので皆さん一度は飲んだ事があるのでは?


2-8 リキュール:蒸留酒に果実や香草、花などの香味を付けたり、砂糖やシロップ等の甘味を加えたり着色したもの。アルコール20度前後。

【代表銘柄】(※カッコ内は原材料名)

・カンパリ(ビターオレンジの果皮)
・チナール(アーティチョーク)
・ウゾ(ウゾ)
・イエガーマイスター(56種のハーブやスパイス)
・ドランブイ(スコッチウイスキー+蜂蜜、ハーブ)
・コアントロー(オレンジ果皮+中性スピリッツ)
・サザン・コンフォート(ピーチ他数十種類の果物、ハーブ+中性スピリッツ)
・アマレット(アンズの核)
・梅酒(青梅+中性スピリッツまたはブランデー)

カンパリオレンジのリキュールとして有名なカンパリ。
テキーラと並んでパリピ御用達のイエガーマイスター。



2-9 カクテル:あるお酒に別のお酒や何かを加えて新しい味を創り出した飲み物。

【タイプ別 代表銘柄】(※カッコ内は原材料名)

[1] アペリティフ (食前酒。食欲増進が狙い)
・キール(クレーム・ド・カシス+アリゴテ(白ワイン))
・キール・ロワイヤル(クレーム・ド・カシス+シャンパーニュ)

[2] ディジェスティフ(食後のお口直しの役割)
・アレクサンダー(ブランデー+カカオ・リキュール+生クリーム)
・スティンガー(ブランデー+ホワイトペパーミント)

[3] オール・デイ・タイプ(いつ飲んでも可。日本で多い)
・ソルティ・ドッグ(ウォッカ+グレープフルーツジュース)
・モスコ・ミュール(ウォッカ+ライムジュース+ジンジャエール)
・マルガリータ(テキーラ+ホワイト・キュラソー+ライムジュース)

定番カクテルのソルティ・ドッグとモスコミュール。余裕をもってさらっと頼みたいですね。



第3章 アポで使いやすいお酒

【ワイン】    

 まずは得意のワインから。赤白泡のタイプ別、赤白に関してはブドウ品種ごとに紹介させて頂きます。   

 細かい事は知らなくても女子ウケするワインを知っているだけで素敵なアポを演出してくれます。コンビニやリカーショップで売っている物も紹介しますので、宅飲みにもご活用下さい。


1. スパークリングワイン

①アスティ(Asti)/ モスカート・ダスティ(Moscato d'Asti)

 甘口スパークリングの筆頭。相当な酒好き出ない限りほとんどの女性に刺さります。
 甘味が強くて男性はボトル1本飲むのはキツイかもしれないのでグラスでのオーダーがオススメ。コンビニにも売っているので宅飲みでも重宝します。

 複数のメーカーが製造しています。マルティーニ社やチンザノ社などが有名です。



②プロセッコ(Prosecco)  

 スペインのカヴァ(Cava)が安酒認定されてしまった今、リーズナブルなスパークリングといえばイタリアのプロセッコ。

 さっぱりした飲み応えでグビグビいけます。乾杯の1杯目や1本目のボトルとして最適。こちらもほとんど全系統に刺さります。

 まいばすけっとで扱っているからか、ボッテガ社の物を最近はよく見かける様になりました。
 社名が違ってもプロセッコと書かれていたら同系統のスパークリングが出てきますので、レストランで自信をもって注文してみて下さい!



③シャンパーニュ 
 

 言わずとしれたキング・オブ・スパークリングワイン。
 瓶内二次発酵と言う特別な発酵方法を行っている為、複雑な味わいがあります。ご予算に余裕がある方は是非オーダーして下さい!

 レストランや夜のお店では第2章、2-1で述べた銘柄(アルマンド・ブリニャックやドン・ペリニヨン等)やそれを生産しているワイナリーの物を選べば間違いありません。
 しかし、宅飲みではこの「ポワル・ベール・ジャック」がオススメです。
 安いのですが、モエ・エ・シャンドンより美味しいです。しかもドンキに売ってます。クリスマスパーティーでは購入必須ですね!



2. 赤ワイン

①ピノ・ノワール(Pinot・noir) / ブルゴーニュ(Bourgogne)

 世界一高価なワイン、ロマネ・コンティはこのブドウ品種から造られています。その飲みやすさも相まって高級ワイン会で提供される事が多い品種で富裕層や美女と繋がりたい場合は必ず覚えておいて下さい。

 ヨーロッパ以外の国ではラベルに「ピノ・ノワール」と記載されている事がほとんどですが、フランスや等では意地悪なのか、記載されていない事ばかりです。
「ブルゴーニュ」と書かれているボトルを頼むと98%ピノ・ノワールのワインが出てきます。

 多くのリカーショップに置かれているワイナリーは「ルイ・ジャド」、「ルイ・ラトゥール」、「ジョセフ・ドルーアン」です。ぜひレストランや宅飲みの際にご活用ください!



②カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)

 一度は聞いた事がある「1級シャトー」「5大シャトー」はこのブドウ品種から造られています。

 こちらはピノ・ノワールに比べて栽培しやすいブドウである事から世界各国で造られています。その武骨かつフルボディさからお酒好きな方に熱烈なファンが多いです。

 ピノ・ノワール同様、ヨーロッパ以外の国ではラベルに「カベルネ・ソーヴィニヨン」と書かれている事がほとんどですが、ヨーロッパでは書かれていない事が多いです。

 銘醸地のボルドーでも違う品種(メルロー)主体のワインも多いので、必ずブドウ品種が書かれているボトルをオーダーしましょう。

 オススメのボトルは「ロバート・モンダヴィ / プライベート・セレクション / バーボン・バレル / カベルネ・ソーヴィニヨン」です。名前が長いので、ボトルで覚えた方がよいと思います。

 このワインはバーボン樽で熟成させる事によりブドウ品種特有の渋みを包み込む様な甘さがあります。過去に何度もワイン会でお出ししていますが、毎回好評を頂いています。



3. 白ワイン 

①シャルドネ(Chardonnay)

 白ワインと言ったらこの品種です!その国やエリアで味が変わるカメレオン品種。どの層にも刺さる万人ウケします。

 サッパリしたワインだったら「シャブリ(Chablis)」と書かれている物、果実み豊かで飲み応えのある物だったらアメリカ・カリフォルニアの物をオーダーして下さい。

 オススメは2つ。

1つ目は「ウィリアム・フェーブル / シャブリ」。適度な酸味があり後味スッキリ!和食にも合います。



2つ目は「オー・ボン・クリマ / シャルドネ・椿ラベル」。こちらはクリーミーさやナッツの香りが特長的なワインです。ホワイトソース系の料理のお供にどうぞ!



②ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)

 国やエリアに大きな影響を受けず、一貫してハーブ香がする白ワイン。苦いのが苦手な女性は敬遠するかもしれません。 
 しかし、サラダや香草焼きなどに合わせると美味しいです。また、夏のBBQではその爽快感からめちゃくちゃ合います!

 オススメは「シレーニ・ソーヴィニヨン・ブラン」。ニュージーランドを代表するワイナリーの定番商品です。低価格で高品質な物を提供してくれています。 
 ナチュラルローソンでも置いているので、宅飲みでも使ってみて下さい! (もし、レストランで同じのが無くてもニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランでしたら似た味の物が出てきます)



4. 【番外編】グラス

 実はワインは注ぐグラスによってかなり味が変わります。また、有名所を抑えておく、いざとなった時のトークネタとしても使えます。

 以前、黒棒ヨシさん(@roberinge)が美女をパレ搬送してワインを飲んだ際に使ったグラスで減点をくらったと言ってました。レベルの高い女性に行くほど、お酒の共通言語を知っておく必要があると思います。

 今回は1番有名なグラスメーカー「リーデル」を紹介します。ここのグラスを使っておけば美女のみならず富裕層の方との飲み会でも減点される事はありません。
 価格は最安で3,300円、ヴォリュームゾーンは10,000円(※2脚での値段)

https://shop.riedel.co.jp

https://shop.riedel.co.jp/products/detail.php?product_id=151



カクテル】

・キール/キール・ロワイヤル

 カシス系の甘いカクテル。1軒目の食前酒としてもいいですし、2軒目の趣向を変える時でも構いません。 
 アスティの様な甘いスパークリングワインの立ち位置として考えても構いません。女子は大体好きです。お酒を飲み慣れてる人より真面目な女子の方が刺さりやすいイメージがあります。

・アレクサンダー

 カカオ系のデザートカクテル。2軒目にデザート代わりとしてオーダーさせる事が多いです。何故かあまり知られていない印象です。

 しかし、レオ君(@gohantakusan_)に超イケてるバーに連れていってもらった際、彼はサラッとアレクサンダーを頼んでいました。
 やっぱり知ってる人は知ってるカクテルです。この機会に是非オーダーしてみて下さい!

・ソルティ・ドッグ/モスコ・ミュール/マルガリータ

 ザ・定番のカクテル。格式高いオーテンティック・バーでバーテンダーさんお得意の物を頂きたいですね。少しですが有名なバーを記載しますので是非伺ってみて下さい!

・東京: STAR BAR 銀座
https://www.starbar.jp/star-bar-ginza/

・横浜: THE BAR CASABLANCA
http://casablanca.yokohama



【日本酒(清酒)】 

 当方グルメ通なので『日本酒』にも少々うるさいです。
やはり割烹料理と日本酒はお酒をベースに良い男を魅せるのに欠かせません。 

ここでは女性ウケ間違いない、知っていて得する日本酒を紹介します。

①万齢 佐賀県唐津市 特別純米酒   

 荒々しく『野生感』を感じる純米酒です。佐賀県唐津市の日本酒は自然な麹の発酵の仕方を採用しており味はワイルド。後味とキレ◎。

 ガッツリ飲みたい、日本酒をガバガバ胃にぶち込みたい飲兵衛女子にチョイスするのがオススメです。 即系や『SEXは挨拶系』の女子と楽しく飲んでテンション上げたい場合に使いましょう。男性へのプレゼントにも最適。



②NERO 東一 佐賀県嬉野市

 ボトルがイケてる日本酒。甘さ控えめのスッキリサバサバ系。後味もしっかり苦い。ヤリモク即系とは無縁のバリキャリ系やキレイ系との最初で最後の一夜みたいな切ない味です。
 ホテル飲みなどにチョイスすると◎。アルコール度数も13度と低いのでお酒が苦手な美女にも勧めやすいです。東一の日本酒はどれも美味しですよね。



③結晴 東鶴 佐賀県多久市

 なんか縁起の良さそうな名前の日本酒、結晴。その名の通り、呑んだ女性と結ばれ晴れ渡りたい所存。東鶴のお酒は酸味が強めですが、結晴は酸味が控えめでだっさいに近い味です。

 本命や狙ってる女性と一緒に飲む時、告白するときにチョイスしたい日本酒です。



④クワドリフォリオ 三井の寿 福岡県

 春の限定酒。中洲のキャバクラでアフターで買っていって飲むお酒。値段も1500円くらいとコスパ◎。コンセプトが『初めての日本酒。絶対好きになる』と歌うくらい飲みやすい。
 酒グダしてる女性に飲んでもらう時にチョイスするのが良いでしょう。ラベルも可愛い。



⑤FY2 若波酒造 福岡県

 モテる日本酒の条件としてやはり女性に『美味しい』と言わせないといけません。確定演出で女性に『美味しい』とブイブイ言わせるのが若波酒造のFY2。
 日本酒好きの間でも有名なお酒です。作り手が女性の方で女性でも飲みやすい日本酒がテーマとされているので万人にオススメできます。



⑥ブラック(黒麹) 東鶴 佐賀県

 女性とのアポは焼肉か鮨が大半。鮨と日本酒は相性バッチリというのは常識です。が焼肉と日本酒はどうでしょう?実は酸味が強い日本酒と焼肉の相性はかなり良いです。
 黒麹を使用している日本酒は酸味が強くなるのが特徴です。焼肉やBBQ、合コンの時によく持参すると良いです。酒感も強いので結構酔っ払います。そこもメリットですかね。



第4章 ケース・スタディ

 ひと通りお酒について学んで頂いたので、この章では実際に自分がアポ中で行っているお酒の選び方についてお話しします。
 自己紹介noteにも記載しましたが自分はモテ中級者、さらにはモテの発信をしていくつもりはありませんので、細かいテクニックについては記載しません。

【ケース①】

・JD・20歳
・小柄で可愛い系。坂系。
・元芸能事務所所属。
・五十嵐先輩の合コンで知り合う。

渋谷のイタリアン・スパニッシュバルでアポ

⚫︎お店に向かう途中にいくつか質問。「お酒は甘いのが好きだが、友達と同じのを頼む事が多い」と言うワードが印象に残る。

⚫︎雰囲気のいいお店だったので、1杯目に甘口のカクテル(キール・ロワイヤル)を勧める(※食欲増進も狙い。食欲を満たす事で女性は気分が良くなる)。

⚫︎サラダをあえて「レタス+レーズン・砕いたナッツ+ハチミツが入ってるドレッシング」の物にする。
➡️甘さがマリアージュして食欲増進。また、キール・ロワイヤルのカシス味がレーズンとマリアージュ(合わせ)。

⚫︎15〜20分経過した所で飲み終わった。
➡️「友達と同じのを頼む事が多い」と言っていたので、自分が飲みたいと言う理由から白ワインをボトルシェアする事に。

➡️アルバリーニョという主にスペイン・ガリシア地方で造られる塩気のするワインをチョイス。海鮮系のさっぱりした味付け(クリーム系はNG)の料理をチョイス。(レモン・グラスの様な香りもあるので、タイ料理も合う)

⚫︎飲み終わった頃にデザートを食べてFin



【ケース②】

・カナダ人・26歳
・高身長(170cm 弱)。イメージ通りの白人
・ワーホリで来日しており、日本でバリスタを目指している。
・会話は日本語50%、英語50%
・ムートン主催のパーティで知り合う。

恵比寿の焼き肉屋でアポ

⚫︎アポ前のやり取りで「ワインは好き!だけど、カナダは甘い物しか造ってないのでアメリカ・カリフォルニアのワインを飲む事が多い」と言う言葉が印象に残る。
➡️ワインが得意なお店をチョイス、ワイン一本で勝負。

⚫︎はじめはグラスのスパークリングワインを注文。

⚫︎飲み終わり次第、ミディアムボディの赤ワイン(品種:ピノ・ノワール)
➡️飲みやすいので、スイスイいける。これで相手の飲む量を測っていた。

⚫︎途中「フュージョン」というジャズにポップスを掛け合わせた様なジャンル(1970〜90年代に流行った)の話が出たので、盛り上がる。

⚫︎30〜40分で飲み終わったのでフルボディのワインを注文(結構飲める方。外国人あるある)
➡️カリフォルニア名産の赤ワイン(品種:カベルネ・ソーヴィニヨン)を注文。

➡️好みのドンピシャだったので、相手のテンションが上がってワイン談義に。盛り上がった所でFin



【ケース③】

・キャバ嬢・22歳
・キレイ系。
・先月すすきのから横浜に出てきた。
・横浜のキャバクラで知り合う

横浜・野毛の小料理屋でアポ

⚫︎「お酒は勢いで飲む」的な事を言ってたので、あえて適当なお酒(ワイン無し)

⚫︎最初にハイボールを注文、野毛・みやこばし商店街にメニューがハイボールだけのお店がある話をしたら食いついたので2軒目に行く事を約束。

⚫︎すすきの時代に来店した芸能人や野球選手の話や横浜に来て慣れない点を共感。

⚫︎1時間ほどした所で2件目に移動。ハイボール職人が造る逸品を味わいながら仲良くなってFin



【ケース④】

・清楚系OL(東カレにいる感じ)・27歳
・商社勤務
・キレイ系
・一般的なOL。社内では可愛いって言われてると思う。
・横浜のストリートで出会う

横浜の和風ダイニングバーでアポ

⚫︎お酒はある程度飲めるとの事で1杯目にスパークリングワインをグラスで注文。
➡️マリアージュするには調理した物がいいのでサラダではなく、枝豆と卵焼きをチョイス。想定外に美味しいと好評。

⚫︎卵焼きが残ったタイミングでワインが無くなったので、マコン・ヴィラージュというフルボディ系の白ワイン(少し甘味のある丸い味わい。卵やバター系料理に合う)をチョイス。これもヒット!

⚫︎白ワインが余ってる所で鍋を頼む事になったので「味噌バターの鍋」をチョイス(バターに合うし、麹のテイストも引き立てられる)

⚫︎まだ攻め切れていなかったので、2件目のバーへ。
➡️デザートとお口直しの意味を込めてアレクサンダー(原材料:ブランデー+カカオ・リキュール+生クリーム)を注文させる。少し和んでFin



 いかがだったでしょうか?普段何気なく飲んでいるお酒、色々な物があると感じてもらえたと思います。

 昼アポを行う方もいますが、やはり多くの人は夜にアポを組むのではないでしょうか(自分自身は昼アポも好きですよ)。

 その際に各お酒の特長と自分なりの使い方が確立されたら余裕を持ってアポに臨めると思います。これを機に少しでもお酒に興味を持ってもらえたら嬉しいです!

 今後、大人の嗜みを中心に様々なコンテンツについて発信していこうと考えています。

 今後ともムートンをよろしくお願いいたします。



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ムートン


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