減量。
それは「私食べても太らないんだよね~」とのたまう一部の人種を除いて、人類共通の課題と言えるでしょう。
問題なのは、痩せるメリットがはっきりしているのにも関わらず、僕らが痩せられないことにあります。
痩せれば顔つきや体型がシャープになって見た目が良くなる。異性にモテる。健康にもいい。
しかしなぜかマックを、ラーメンを、ポテトチップスを僕らは食べてしまう。これは一体なぜなのか?
①現代の食事が「超常刺激」だから
現代の日本にはハンバーガーやラーメン、ピザやフライドポテトなど美味しい食べ物が溢れていますが、これらはすべて「元々自然界には存在しなかったもの」です。
原始時代においてはこんなに美味しくて刺激的な食品はありませんでした。あったのは野草や干からびた芋、甘くない果実や野生動物の肉くらいのものでしょう。
人類には元々「セットポイント」といって、摂取するカロリー量を自動で調節する機能があります。
十分なカロリー量を摂取したら自動でお腹がいっぱいになる。本来はそのような身体の作りになっているのですが、現代の刺激的な食品を食べることによってこのセットポイントがぶっ壊れてしまっているんですね。
だから十分なカロリー量を摂取しているのに、脳はまだ足りない、まだ足りないと必要以上のカロリーを求めるわけです。そして肥満体の出来上がり。
ギャンブル中毒者がパチンコにのめり込みすぎて、どんどんお金をつぎ込んでしまうのと同じようなメカニズムです。
つまり、僕らが痩せるには現代の刺激的なジャンクフードから距離を置き、本来持っているセットポイントを取り戻す必要があります。
②減量法が複雑でめんどくさいから
減量の王道と言えば「カロリー制限」です。
「消費カロリー>摂取カロリー」を維持すれば人間は痩せていきますから、食事記録をつけてアンダーカロリーの食事を続けよう、というのがカロリー制限ダイエットの趣旨です。
考え方としては正しいのですが、この記録をつけるのがまあ面倒くさいんですよね。毎食後に食べたものを記録するというのは、やったことがある人なら分かると思いますが、地味にめんどくさい作業です。
ただでさえ「減量」という新しい習慣を身につけようとしているのに、それに加えて「食事記録」という別の習慣も身につけなくてはいけない。だから三日坊主に終わる。長続きしない。
実際に僕もカロリー制限ダイエットをやったことがあり、半年で10kgほど痩せたのですが、面倒で食事記録をつけるのを止めたら見事に10kgリバウンドしましたw
ゆえに僕らが痩せるには、なるべくシンプルで面倒でない減量法を採用する必要があります。
③長く継続できる方法ではないから
一時期、VLCDというダイエットにチャレンジしたことがあります。Very Low Calorie Dietsの略で、1日の摂取カロリーを大体200~700kcalに抑えるというかなりハードな減量法です。
実際やってみて4日で1.5kg痩せたのですが、控えめに言ってめちゃくちゃしんどかったです。常に空腹感との戦いですし、カロリーが足りていないので身体もフラフラして仕事にも全然集中できないんですね。
とてもじゃないですが長く継続できる方法ではありません。そして案の定終わった後に爆食いして見事リバウンドしました。
僕らはどうしても短期間で一気に痩せる方法に惹かれてしまいがちですが、精神的にかなりきついですし、一気に痩せるとその分反動(リバウンド)も大きいです。
ゆえに僕らが痩せる(痩せた身体をキープする)には、ゆるく長く継続できるやり方を採用する必要があります。
つまりですね、僕らが痩せるためには
- ジャンクフードを遠ざけて食欲の暴走を止める
- やり方がシンプルで面倒くさくない
- 無理なく長期間続けられる方法である
この3点を満たした減量法がベストということになります。
そんな方法がこの世に存在するのか?とお思いの方も多いと思いますが、大丈夫です。ちゃんと存在します。
そして実際に自分はこの方法を用いて、順調に減量を進めております。(約3週間で-2kgの減量を達成しました)
しかもこの間、食欲はほとんど我慢しておりません。ほぼストレスフリーで2kgの減量に成功したわけです。
これよりも減量効果が高いダイエット法は他にもたくさんあると思いますが、これ以上に楽なやり方を僕は知りません。
その方法とは、