
独立して10年目に突入。ダメだった自分でもここまでこれたのは、あなたのお陰。

稲荷カイシン(35歳以上からのAI副業)
稲荷です。
2015年5月、私は完全独立しました。
その前月まではコールセンターのアルバイトと兼業。
毎日がギリギリで、「こんな自分に何ができるんだろう」と悩む日々でした。
思い返せば、アルバイト時代は本当にひどかった。
仕事を覚えるのが遅く、要領も悪く、怒鳴られることもしょっちゅう。
「新人よりダメだよ」「仕事の覚えが悪すぎる」「本当に向いてるの?」
そんな言葉を毎日のように浴びてきました。
電話対応では声が震え、ミスも多発。
何度も「自分は社会不適合者じゃないか」と思い詰めたものです。
正直、「独立なんてできるはずがない」と自分自身も思っていました。 それでも胸の奥では「このままで終わりたくない」という気持ちがくすぶり続けていました。
今思えば、決して順風満帆な道ではありませんでした。
失敗も、遠回りも、挫折も、何度も経験しました。
心が折れかけ、独立なんて無理だと泣きたくなった夜もありました。
それでも、気づけば10年目。法人化して6年が経ち、今もこうして仕事を続けられています。
それはひとえに、あなたのお陰です。 関わってくださったお客様、取引先、友人、家族。 そして、SNSや記事を通じて応援の声をくれた見知らぬ方々。
見えるものだけではありません。
目に見えないもの――
たとえば、届かなくても思ってくれた励ましの言葉。
顔は知らないけれど、同じ時間にがんばっていた誰かの存在。
そうした小さな力の積み重ねが、私をここまで運んでくれたのだと思います。
昔の自分は、「できない奴」そのものでした。 会議では発言もできず、雑務さえもうまく回せない。 同期がどんどん成長していく中、自分だけが取り残され、 「もう辞めた方がいいんじゃないか」と何度も頭をよぎりました。
仕事中のミスで上司に怒鳴られ、 「なんでこんなこともできないの?」 「君、ホントに社会人なの?」 そう言われたときの情けなさ、悔しさは、今でも鮮明に覚えています。
でも、それでも続けてこられたのは、誰かが見ていてくれたから。
「頑張ってるね」「応援してるよ」
その一言が、どれほど救いになったか、言葉では表しきれません。
失敗して自分を責める夜も、
翌朝には、ほんの少しの優しさや励ましが、前を向くきっかけになりました。
時に、ちょっとしたメッセージや、差し入れや、笑顔。
時に、何気ない会話の中の励まし。
そのすべてが、自分にとっては宝物です。
「ダメだった自分でも、独立してこれた。」 そう思えるからこそ、今、迷っている誰かに伝えたい。 「一人じゃないよ」「今の自分を嫌わないで」と。
10年という時間は、決して短くはありません。 ですが、あっという間でした。 そして、まだまだ道の途中です。
これからの10年、何が起こるかはわかりません。 ですが、初心を忘れず、誰かの力になれるように、 そして「ありがとう」を伝え続けられるように、歩んでいきます。
私がここまでこれたのは、あなたのお陰です。 見えるものも、見えないものも、全てが私の支えです。
だからこそ―― 次は、私があなたの力になりたい。 あなたを救いたい。 あなたの歩みを、少しでも手助けしたい。 そんな存在でありたいと、心から願っています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
本当に、本当に、ありがとうございます。