① 猫背(胸椎後弯が強くなる状態)
■ なぜ起こる?【解剖学的原理】
- 胸椎(T1–T12)の後弯が強くなる
- 肩が前に落ちやすくなることで → 胸郭が潰れて横隔膜が働きにくくなる
- 背部(僧帽筋下部・菱形筋・脊柱起立筋)の遠心性コントロール不足
- 胸筋(大胸筋・小胸筋)の短縮
- 座位で骨盤が後傾 → 腰椎の前弯が消失し、胸椎が巻き込まれる
よくある原因
- 長時間スマホ・PC
- 背もたれにもたれての座位
- 体幹・肩甲骨周囲の弱さ
■ 今すぐできる矯正
【① ストレッチ】
- 大胸筋ストレッチ(ドア枠伸ばし) 肘を90°にしてドアに当て胸を開く
- 胸椎伸展ストレッチ タオルを横向きに置き、胸椎の下に入れてアーチを作る
