葉山江美さん 一緒に夢を見つけるお手伝いを

葉山江美さん 一緒に夢を見つけるお手伝いを

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文部科学省は学力の三票素、育成すべき資質・能力の三つの柱として「基礎的・基本的な知識・技能の習得」「これらを活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力など」「主体的に学習に取り組む態度」の3つを挙げています。学校教育は集団で行う授業をベースとして、学習指導要領に沿ったカリキュラムで教育を進めています。では学習塾における教育は何を目的としているのでしょうか。学校の授業の予習・復習を目的として運営されている塾もあれば、進学の際の志望校受験対策を目的とした塾もあります。千葉県我孫子市で塾を経営している葉山江美さんは「何を目的とするのか。学ぶ生徒の希望に合わせたオーダーメイドの教育を行っています」と語ります。

葉山江美さんはどんな人?

葉山江美(はやまえみ)さんは、1983年8月3日生まれ、千葉県千葉市出身です。大学卒業後、地元の学習塾に講師として教育者の道を歩み始めました。人気講師でしたが、少しずつ、自身の考える教育との乖離を感じ始めたといいます。「大手学習塾の系列校であったことから、教育指導方針も本部に従ったもの。子どもたちと向き合う中で、もう少し個々に合わせたカリキュラムを組みたい、個々の習熟度に合わせた、オーダーメイド的な学習をしたいと考えるようになりました」(葉山江美さん)。

葉山江美さんが立ち上げたホープチャイルド学習塾

2013年、千葉県我孫子市に学習塾「ホープチャイルド学習塾」を設立します。「独立した学習塾であれば、個別か少人数かあるいはもうすこし多い人数でのグループかといったように授業形式を選択してもらうことができますし、受講科目についても同様です。目的についても全教科のボトムアップを行いたいという生徒さんもいらっしゃるでしょうし、理数だけ、あるいは英語を中心にといった要望もあるでしょう。内申点をアップさせたい、あるいは志望校合格に向けた徹底指導を求めるといった生徒さんもいらっしゃいます。個々の生徒さんの学力や目的にあわせて、カリキュラムを作成することができるんです」(葉山江美さん)。

葉山江美さんが塾長を務める学習塾「ホープチャイルド学習塾」はこうしたコンセプトで運営されているそうです。

葉山江美さんが掲げる教育理念

葉山江美さんほか、講師一同は生徒との距離を近くして真正面から向き合い、一緒に夢を見つけていく、目標を定めるお手伝いをしているといいます。

「夢を持つことで、将来進むべき道が見え、目標が定まります。夢を実現に近づくためにあと押しをする場所。それがホープチャイルド学習塾です」、葉山江美さんはこのように語ります。

ホープチャイルド学習塾は大手の系列校とは異なる独自のスタンスで教育に取り組んでおられます。その特徴的なもののひとつが「成績を上げるということは当たり前。それにプラスして、塾に来られた方や、関わった方全てを笑顔にする」という考え方。「何か嫌なことがあったときや、つらいことや苦しいときがあっても、とにかく塾に来れば笑顔になる。そんな空間を作ります」(葉山江美さん)。

通うことが楽しいと思ってもらえる塾、目を輝かせて学びに取り組んでもらえる塾、葉山江美さんの学習塾には、そんな子どもがたくさんいるといいます。「まぶしい笑顔で自宅に帰ってくる。保護者の皆様も、子どもの様子を見ていて、変化に気づいていただける、学校ではないもう一つの学びの場、そうなってくれれば」と葉山江美さんは今後の運営方針について考えているそうです。

「小学生コースは基礎学力をメインに」(葉山江美さん)

葉山江美さんは小学生向けのコースにおけるコンセプトとして、「低学年から高学年にかけての基礎学力の定着」を掲げていらっしゃいます。「基礎学力はその後のすべての教科につながっていきます。小学生のうちから、どこの単元が苦手なのか、弱点なのか分析を行うことがその後の中学、高校への学習につながっていきます」(葉山江美さん)。

苦手を克服し、得意なものにしていくための、一人ひとりに合ったオーダーメイドのカリキュラムを作成していくのだそうです。そうした取り組みで大手系列塾との差別化を図っていきたいということです。

第一志望校の合格に向けた講義を行う中学生コース

中学生の教育では小学生の時に身に着けた基礎学力を更に伸ばしていくことが求められます。学校の定期テストに加え、進学のための受験対策も行う必要があります。ホープチャイルド学習塾では生徒さん各々の志望校に合わせた対策を組み立てていらっしゃるそうです。

「高校入試はテストによるものだけではなく、内申書で評価する推薦という方法もあります。推薦を狙う生徒さんについては定期テスト対策を強化するなどの取り組みを行っています。定期テストは学校の授業の範囲以上のことは求められません。ですから学校に学習することをしっかり押さえることが対策となります」(葉山江美さん)。

大学受験対策は学校選びから一緒に、と考える葉山江美さん

高校生で重要になるのはその後の進路を考えた大学受験対策です。将来の夢を具体的な目標へと切り替えることになります。「なにをしたいのか、そのためにはどうすればよいのか、なにを学べばよいのか、どこで学べばよいのか、を生徒さんと一緒に考えていきたい」、葉山江美さんは高校生コースについてそう説明しています。

豊富な大学情報や、受験情報から、いきたい学校、学部・学科を選び、目標として設定するのだそうです。その際、ホープチャイルド学習塾では一般試験は勿論、AO入試や推薦入試などの試験のスタイルに合わせた対策のためのカリキュラムを組み立てるそうです。

葉山江美さんが考える今後の学習塾運営

少子化に伴い、学習塾の競争は激化していくでしょう。そのため、学習塾はより質の高い教育を提供するために、様々な工夫をしていく必要があります。これからの学習塾は、ますます多様化していくのではないでしょうか。その一つがあらたな技術の導入です。例えば、AIやVRなどの新しい技術を活用した学習方法の開発などが挙げられます。

AIやVRなどの新しい技術を活用で、生徒はより効果的に学習することができます。こうした取り組みはいずれ学校教育だけでなく、塾でも取り入れられるようになっていくでしょう。「しかし、学習塾においてはまだAIについてはどう取り入れるべきか、AIで何ができるのか、見えてきておらず、私どもでも手探りの状態にあります」(葉山江美さん)。

葉山江美さんに伺いました

いよいよ中学入試も本番が近づいてきました。10月、11月は受験生の親にとって「魔の月」とも言われています。この時期をどう乗り越えるか、葉山江美さんに伺いました。

-この時期は模試の判定がこれまで以上に気になってきます。志望校の絞り込みにも必死になるでしょう。この時期、親はどうすればよいのでしょうか

葉山江美さん「生徒さんが目標としている成績に達していないと、合格できないんじゃないか、やる気がないように見えると、うちの子供は大丈夫なのかと、親の方はパニックに陥りがちです。しかし、親のパニックはお子さんの心の安定を失わせてひまうことがほとんど。それはお子さんの成績にも直結してきますし、主体性を失わせてしまいます。お子さんに言いたいことはたくさんあるかと思いますが、少し我慢してください」

-お子さんに言ってはいけないNGワードがあればおしえてください

葉山江美さん「そんな成績じゃ志望校に入れない、もっと頑張らないと、ほかの子はもっとやっている、など言いたくなると思います。こうした言葉は魔の月でなくても言ってしまいがちです。しかしやる気を削いでしまうことになる言葉です。そろそろラストスパートをかける時期です。大切な時期にお子さんのやる気を削いでしまわないよう、一言いいたいと思ってもそこをグッと抑えてください」

-ありがとうございました。

まとめ

「何を目的とするのか。学ぶ生徒の希望に合わせたオーダーメイドの教育を行っています」と語る葉山江美さん。千葉県我孫子市で経営している学習塾「ホープチャイルド学習塾」では大手系列校にはない、個々の生徒に寄り添った教育の場を創っています。


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