音大生がSNSデザインで月収60万円を稼ぐまでの全記録

バイトしてない音大生の話 [Kei]

バイトしてない音大生の話 [Kei]

※ この記事は無料で全文読めます。

はじめまして、keiです。普段は音大で作曲を学びながら、SNS周りのデザインの仕事をしています。

いきなりなんですが..「音大生がSNSデザインで月収60万円」って聞いて、皆さんどう思いましたか?「嘘くさ」って思った人、正直だと思います。

僕も1年前の自分がこのタイトルを見たら、多分スルーしてました。だって1年前の僕は、Photoshopすら触ったことがなかったので。サムネイル? バナー? リッチメニュー?何それ?って状態だったんですよね、ガチで。

それが今、YouTubeサムネイル、バナー、コンテンツのサムネ、LINEのリッチメニュー、スライドデザインとか.. SNS周りのデザインを一通り受けて、最高月収60万円まで来ました。

音大生です。作曲専攻です。デザインの学校なんて行ってません。なのに なんでこうなったのか?

今回は、その全部を包み隠さず書いていこうと思います。

ただ、その話をする前に..なんで僕がデザインに辿り着いたのかっていう前提を先に書かせてください。

僕はそもそも、バイトが壊滅的に向いてない人間です。人間関係がそんなに得意じゃないっていうのもあるんですけど、それ以上に.. 持病があって、少し体を動かすとめまいで動けなくなるんですよね。

大学に入って最初に始めたのは、回転寿司のバイトでした。大学生デビューだ、って気合い入れて始めたんですけど.. 社員さんからの当たりがキツくて、精神的に参ってしまいました。

次に始めたのは学童のバイト。子どもたちと関わる仕事なら自分にもできるかな、と思ったんですけど.. 子どもたちの元気についていけなくて、持病が原因でバイト中に倒れてしまいました。

何をやっても上手くいかない。「このままではダメかもしれない」って、割と本気で思ってた時期があります。

大学生ってみんな当たり前のようにバイトしてるじゃないですか。カフェとか居酒屋とか塾講師とか、普通にこなしてる。でも僕にはそれが普通にできなかった。

その時は結構しんどかったんですけど..今思うと、バイトが合わなかったからこそデザインに出会えたので、結果的にはあの時期があって良かったなと思ってます。

で、ここからがデザインとの出会いの話なんですけど..音大に通いながら、当時はAI系の発信をXでやってました。AIツールの使い方とか、ChatGPTの活用法みたいなのを投稿したり、記事を書いて販売したりもしてて。だからSNS自体はそこそこやってたんですよね。発信して、フォロワーが増えて、たまに記事が売れて.. みたいな。

ただ、デザインに関しては本当にゼロでした。興味もなかったし、自分にできるとも思ってなかった。

で、ここが本題なんですけど..僕の人生を変えたのは、1回のオフ会でした。

AI系の繋がりで参加したオフ会があって、そこでたまたま隣に座った人がいたんですよね。その人が、僕が前からXでフォローしてたデザイナーさんだったんです。「この人のデザインいいなぁ」って思って、投稿をずっと見てた人。

まさかオフ会で隣の席になるとは思わなかったんですけど..話してみたら、年齢は1つ違い。しかも、めちゃくちゃ近所に住んでた。

いや、これほんとに偶然で。別にデザイナーになりたくてオフ会に行ったわけでもないし、その人に会いたくて行ったわけでもない。たまたまです。本当にたまたま。

後日、「一緒にシーシャでも行きながら作業しない?」って誘ってくれて。そこで色々話してるうちに、「今デザイン顧問のローンチを準備してるんだよね」って話が出てきました。

「入りたいです」即答でした。

「え、いくらか聞かなくていいの?」って言われたんですけど..正直、いくらでも良かったんですよね。実際に会って、目の前で仕事してるところも見てたし、この人の発信を半年以上ずっと見てきて、信用できるって分かってた。この人から学べるなら、絶対に回収できるなと。

参加費は30万円でした。

大学生にとって30万円は、めちゃくちゃ大金です。バイトもまともにできない自分にとっては、なおさら。

でも、迷わなかった。

「迷ったらやめる」っていう人が多い中で、僕は「迷う前にやる」タイプなんですよね。特に、人から学ぶことに関しては迷ったことがない。直感で「いける」と思ったら、もうそこに全部賭ける。

結果的に、この30万円は僕の人生で一番リターンがデカい投資になりました。

デザイン顧問に入ってからやったことは、めちゃくちゃシンプルです。

ひたすら学んで、ひたすら発信した。ほんとにこれだけ。

もう少し具体的に言うと..

Xでデザインの勉強をしている過程を発信する。「今日はこういうサムネ作ってみた」「このバナーのここが難しかった」とか。

案件が来たら、取り組んでいる様子も発信する。

納品したら、クライアントさんをメンションして感謝のポストをする。

この繰り返し。

地味でしょ?

でもこの「発信→案件が来る→納品→発信」のサイクルが回り始めると、勝手に加速していくんですよね。

発信を見た人から「うちもお願いしたい」って連絡が来る。納品してメンションしたら、そのクライアントのフォロワーが僕を見つけてくれる。で、また次の案件に繋がる。

この仕組みに気づいた時は、「あ、これバイトとは全然違う世界だな」って思いました。

バイトは、時間を差し出した分だけお金がもらえる。でもこっちは、やった仕事が次の仕事を連れてくる。積み上がっていく感覚がある。

初月で7万円。前のバイト代をあっさり超えました。

いや.. バイトはまともにできなかったから「バイト代」っていう表現も正しくないかもしれないけど。少なくとも、回転寿司で精神をすり減らして稼いでた金額よりは、遥かに多かったです。

2ヶ月目には10万円。3ヶ月目には20万円を超えた。

Photoshopを初めて触ってから、たった3ヶ月の出来事です。

正直、自分でも信じられなかった。「そんなうまくいくわけないやん」って思いますよね。僕も今こうして書いてて、文字面だけ見るとちょっと出来すぎてるなと思います。実際、運もあったと思うし。

ただ、振り返ってみると.. 僕がやってたことって、別に特別なことじゃなくて。

学んでいる過程をオープンにする。案件をこなしたら、ちゃんと発信する。クライアントとの関係を大事にする。

これを愚直にやっただけなんですよね。

才能とかセンスとか、そういう話じゃないです。音大で作曲してる人間がデザインで稼げるようになるんだから、多分.. 大事なのはセンスじゃなくて、「とりあえずやってみる」っていう行動量だと思います。

あと、これは意外だったんですけど..「音大生」っていう肩書きが逆に良かった部分もあるかもしれないです。「音大生なのにデザインやってるの?」っていう意外性があるから、発信が目に留まりやすかった。

ちなみに周りから「音大生なのにデザインって何?」みたいに言われるかっていうと.. 別にそんなことは言われないんですよね。音大の中でも色んなことやってる人はいるし、そこは意外と普通というか。

ただ、時間の使い方はマジで難しい。音大って、授業以外にも練習とか制作の時間がめちゃくちゃ必要なんですよね。

レッスンの合間にカフェでデザイン作業して、夜は制作して、深夜にまたデザインの納品して.. みたいな。僕、完全に夜型人間なので、深夜2時とか3時に作業してることもザラにあります。

カフェで作業するのが好きで、お気に入りのカフェを何軒か持ってて、気分によって場所を変えながら仕事してる感じですね。

一時期は朝活を試してたこともあったんですけど、授業や課題、突発的な予定とかもあって続かなくて..今は「できるときに集中してやる」スタイルに落ち着いてます。

空きコマとか、通学中の電車とか、寝る前の30分とか。まとまった時間がなくても、やり方次第で仕事は進められるっていうのは、この1年で身をもって実感しました。

この生活スタイルは、合う合わないがあると思います。自己管理が全てだし、納期を守るのもクオリティを保つのも自分の責任。サボろうと思えばいくらでもサボれるし、誰にも怒られない。

でも逆に言うと、手を抜かずに向き合えば、それがそのまま信頼として返ってくる。

「またお願いしたい」って言ってもらえた時は、シンプルに嬉しかったです。

シフトに縛られて決まった時間に出勤するバイトよりも、自分のペースで仕事できる今の方が.. 僕には圧倒的に合ってます。バイトで倒れてた人間が言うと説得力あるかもしれないですけど笑

最高月収60万円を叩いたのは、夏休みの月でした。

夏休みは単純に時間が取れるから、受けられる案件の数が増えるんですよね。

あと、東京に行くと案件が増える傾向があって。やっぱりオフラインで人に会うと、その場で「こういうの作れる?」って話になったりするので、リアルで繋がることの大事さは身をもって実感してます。

60万円の内訳としては..YouTubeサムネイルが一番多くて、あとはバナー、コンテンツ用のサムネ、LINEリッチメニュー、スライドデザインとか。1つのジャンルに特化してるわけじゃなくて、SNS周りのデザインであれば割と幅広くやってます。

数をこなしていくうちに「この作業ならこのくらいの時間でできる」っていう感覚がついてくるので、どのくらい受ければどのくらいの売上になるかが読めるようになりました。

ちなみに毎月60万稼いでるわけじゃないです。普段の月は授業もあるし、収入には波がある。でもそれは、会社員じゃなくてフリーランスをやってる以上は当たり前のことだと思ってるので、そこに対しての不安はあんまりないですね。

ここまで読んでくれた方に、僕が一番伝えたいことを書きます。

バイト以外の選択肢がある。

ほんとにこれだけです。

僕がこの記事を書いた理由は、これを伝えたかったからです。

大学生の多くは、お金を稼ぐ=バイトするって思ってると思うんですよね。僕もそうだった。でも、僕みたいにバイトがどうしても合わない人間もいるわけで。

持病があったり、人間関係が苦手だったり、体力的にキツかったり。

そういう人が「自分はダメだ」って思う必要は全くなくて。

スキルを1つ身につけて、それをSNSで発信しながら案件を取っていくっていうやり方は、バイトとは全く違う世界が開けます。

時給じゃなくて、成果に対してお金が発生する。シフトに縛られない。やればやるほどスキルが上がって、単価も上がる。

もちろん、最初は全然稼げない期間もあるし、不安定だし、自分で仕事を取りにいかないといけない。楽な道ではないです。

ただ、僕の場合は..Photoshopを触ったことすらなかった状態から、3ヶ月でバイト代を超えて、1年で月収60万円まで来た。

これは僕が特別だったからじゃなくて..「たまたまオフ会で隣に座った人」がきっかけで、「とりあえず30万払って飛び込んでみた」結果です。

偶然の出会いと、迷わず飛び込んだこと。振り返ると、この2つが全てだったなと思います。

別にデザインじゃなくてもいい。動画編集でも、ライティングでも、プログラミングでも。何でもいいから、1つスキルを身につけて、それを発信して、仕事に変えていく。

その選択肢があるっていうことを、今バイトしながら「なんかもうちょっとないかなぁ」って思ってる大学生に知ってほしい。

知ってるか知らないかで、大学生活の過ごし方が変わる。過ごし方が変わると、卒業後の選択肢も変わる。

僕はたまたまデザインだっただけで、入口は何でもいいと思ってます。

フリーランスに少しでも興味を持ってくれた方がいれば、フリーランスの初めの一歩を踏み出すためのnoteも書いたので、よければ読んでみてください。

先ほども言ってますが、飛び込むなら今です。

案件の取り方.. 実際にどうやってクライアントを見つけて、仕事に繋げたのか。デザインの学び方.. 未経験から何をどう勉強したのか。時間の使い方.. 音大の授業・練習・制作とデザインをどう両立してるのか。

この辺は聞かれることも多いので、追々1つずつ記事にしていく予定です。気になるものがあったら、フォローしておいてもらえると嬉しいです。

ここまで読んでくれて、ありがとうございました。

kei|音大生 × SNSデザイナー


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