
図-ローソク足の構成要素
1️⃣ ローソク足の概要
2️⃣ ローソク足の基本
3️⃣ ローソク足の構成
4️⃣ ローソク足の特徴
5️⃣ 深掘り①『』
6️⃣ 深掘り②『』
7️⃣ 深掘り③『』
8️⃣ 深掘り④『』
9️⃣ 深掘り⑤『』
🔟 付録
(付録-1)出典

ローソク足(Candlestick)は、株価や為替などの価格変動を視覚的に表すチャートの一種で、一定期間(1分、1時間、1日など)の価格情報を1本の「足」で示します。
- 構成要素
- 主な特徴
- 用途
- メリット
- 注意点
❶ 構成要素
❶-1. 実体(Body) • 始値(Open)と終値(Close)の間の範囲。
• 終値>始値:陽線(通常白や緑)。価格が上昇。
• 終値<始値:陰線(通常黒や赤)。価格が下落。
❶-2. ヒゲ(Shadow/Wick)• 実体の上下に伸びる線(ボックス)
• 上ヒゲ:高値(High)と実体の間の範囲。
• 下ヒゲ:安値(Low)と実体の間の範囲。
❶-3. 始値・終値・高値・安値• 1本のローソク足は、指定期間の4つの価格(OHLC:Open, High, Low, Close)を表す。
❷ 主な特徴
❷-1. 時間枠:1分足、5分足、1時間足、日足、週足など、分析目的に応じて選択。❷-2. パターン分析:複数のローソク足の形状や並びでトレンドや反転を予測。
❸ 用途
❹ メリット
❺ 注意点
• 時間枠:1分足、5分足、1時間足、日足、週足など、分析目的に応じて選択。
• パターン分析:複数のローソク足の形状や並びでトレンドや反転を予測。例:
• ハンマー(Hammer):下ヒゲが長く、底値圏での買いシグナル。
• 包み足(Engulfing):前の足を完全に包む足で、トレンド反転を示唆。
• 十字線(Doji):始値と終値がほぼ同じで、市場の迷いを表す。
用途
• トレンド分析:価格の方向性(上昇、下降、横ばい)を把握。
• 売買タイミング:パターンやサポート・レジスタンスとの組み合わせでエントリー・エグジットを判断。
• リスク管理:ヒゲや実体の大きさからボラティリティを推測。
メリット
• 視覚的で直感的。
• 短期から長期まで幅広い時間枠で使用可能。
• パターン分析で市場心理を読み取れる。
注意点
• 単体では判断が難しく、他の指標(移動平均線、RSIなど)や市場環境と併用が推奨。
• ノイズが多い短期足ではダマシ(偽のシグナル)が発生しやすい。
ローソク足はテクニカル分析の基本であり、トレーダーにとって必須のツールです。特定のローソク足パターンや使い方についてさらに知りたい場合は、詳細をリクエストしてください!
②ヒゲ(Shadow/Wick) ● 実体の上下に伸びる線(ボックス)。 ●上ヒゲ:高値(High)と実体の間の範囲。 ● 下ヒゲ:安値(Low)と実体の間の範囲。③ 始値・終値・高値・安値 ● 1本のローソク足は、指定期間の4つの価格(OHLC:Open, High, Low, Close)を表す。
① 実体(Body)
(1) 特徴
始値(始まった価格)よりも終値(終わった価格)が高い(終値 > 始値)。通常、白や赤で表示されます。(わたしは敢えて青系の色を使っています。)
(2) 形
四角い「実体」が始値と終値を表し、上下に伸びる細い線(「ヒゲ」)がその期間中の高値と安値を表します。
(3) 意味
その期間中は「買い」の勢力が「売り」の勢力より強かったことを示唆します。実体が長いほど、大きく値上がりしたことを意味します。
2. ローソク足(陽線)を理解する上での説明順序

ローソン足(陽線)について勉強しているんだけどさぁ。情報があっちに、こっちに有って、何処から勉強していけばいいのか❓分からなくて🤔

それは詰め込みすぎると、調べてるうちに何してるのか自分でも分からなくなっちゃうからだよ。体系的(物事を理解するための順番の事)に勉強する事がとても大事なんだけど。やっぱりわからないよなぁ。ちょっと説明してみようか?

へぇ〜。あなたがその順序を教えてくれるのね。ありがとう。

早速その順番を見ていこうか?
- 価格軸と時間軸がなければローソク足(陽線)決まらない
- ローソク足(陽線)の意味は?
- ローソク足(陽線)の意味をもう少し深掘。(相場の心理は?)
- ローソク足(陽線)の結論
- ローソク足(陽線)以外に存在するもの
(1) ローソク足(陽線)の各部
(2) ああああ
、、、実態は熱い思い、ヒゲは人の迷い
1️⃣ローソク足(陽線)が完成するまでの道のり
ローソク足(陽線)を形が出来上がるまでの時間的ルール
ローソク足(陽線)を構成する為のルール
時間的ルールにはどんな意味があるのか
2️⃣
3️⃣
(2) ローソク足(陽線)の意味は?
、、、強弱がその意味を強めたり弱めたりする事
(3)ローソク足(陽線)の意味をもう少し深掘。(相場の心理は?)
、、、ローソク一本の物語を書く
4. あああああ
9. 付録
(1) ローソク足の歴史

本間宗久(ほんま そうきゅう)さんってどんな人⁉️ローソク足の考案者って聞くけど⤴️

こんな人だよ。
ローソク足の考案者の本間宗久(ほんま そうきゅう)は、生年: 享保9年(1724年)、没年: 享和3年(1803年)8月30日86歳で江戸にてその生涯を終えました。
ローソク足は日本の江戸時代に生まれ、世界中のトレーダーに愛用されるようになりました。江戸時代中期(18世紀)の日本。 ローソク足は、日本の米相場で発展しました。特に、大坂(現在の大阪)の堂島米会所(どうじまこめかいしょ)という、当時世界でも有数の先物取引市場で使われ始めました。
ローソク足の考案者は、本間宗久(ほんま そうきゅう)です。彼は、米の相場を研究し、単なる価格の上下だけでなく、その日の価格の「始まり」「終わり」「最高値」「最安値」を視覚的に捉えることの重要性を見出しました。
そして彼は、「酒田五法(さかたごほう)」というローソク足のパターン分析手法も体系化し、その後の相場分析に大きな影響を与えました。彼の研究は、当時の米相場の価格変動が単なる需給だけでなく、「人間の心理」によって動くという深い洞察に基づいていたと言われています。
当初ローソク足は、米の価格を分析するために使われました。米は当時の主要な経済指標であり、その価格変動は人々の生活に直結していました。本間宗久らは、このチャートを使って相場の動向を予測し、巨万の富を築いたと伝えられています。そして、ローソク足の分析手法が国外に知られるようになったのは、比較的最近のことです。1980年代後半から1990年代初頭にかけて、アメリカのトレーダーでテクニカルアナリストの**スティーブ・ニソン(Steve Nison)**が、日本のローソク足チャートを欧米に紹介しました。彼の著書「Japanese Candlestick Charting Techniques」(日本語訳:『先物市場のテクニカル分析』など)が世界中でベストセラーとなり、日本のローソク足は瞬く間にグローバルな金融市場で広く使われるようになりました。
現在、ローソク足は株式、FX、先物、暗号資産など、あらゆる金融商品のチャートで最も広く使われている表示形式の一つです。その視覚的な分かりやすさと、売買の勢力関係や心理状態を読み解けることから、世界中のトレーダーやアナリストにとって不可欠なツールとなっています。このように、ローソク足は江戸時代の米相場師の知恵から生まれ、海を渡って現代の金融市場の標準的な分析ツールへと発展を遂げた、ユニークな歴史を持つチャート表示方法なのです。
(2) 各種用語
読み方 | 解説 | ||
酒田五法 | さかたごほう |
(3) 出典
岡三証券:イメージ図について
