5月5日はこどもの日ですね。
子どもたちが元気に育つようにと願いを込めて、鯉のぼりや兜を飾ったりしますね。
おそらく幼稚園や保育園では、鯉のぼり製作をしたり、こどもの日の由来を話したりすると思います。
もちろんそれだけでも良いのですが、せっかくこどもの日という名前がついているのだから、元気な子どもたちと、ひと活動したいと思いませんか?
そこで今回は、子どもたちと体を動かす活動を計画していきます。
【ねらい】
- こどもの日のについて知る。
- 友達と一緒に楽しく体を動かす。
- 友達と楽しい・うれしい・悔しいなどの気持ちを共有し合う。
【主な活動】
◎こどもの日の集いに参加する。
【子どもの活動/援助・配慮】
❍登園する。
❍身支度を整える。
- 身支度の手順を貼っておき、自分でできるように視覚的な援助をする。
- 手順を見ても分からない子どもには、「次は何をするんだった?」と声を掛け援助する。
◎好きな遊びをする。
9:30❍片づけ、排泄、朝の会をする。
※排泄時の援助は、「始業式の日案」に書いています。
10:00◎こどもの日の集いに参加する。
○帽子をかぶり、水筒を持って園庭に集まる。→暑さが予想されるため、水分補給や休息などの暑さ対策には特に気をつける。
◎ダンスをする。(目安5分)
- 運動をする前の準備体操をかねて、ダンスをする。←準備体操の意味もありますが、ダンスは教師の見本を見ながら自分の体を動かすことになるため、模倣する力やボディイメージを育てることにもつながります。
◎玉入れをする。(目安15分)
❍ルール説明を聞く。
・1くみVS2くみで行う。
・笛の合図で始め、笛の合図で終わる。
・玉入れをしていない時は座る。
・入れた玉の数の多い方が勝ち。
・2回戦行う。
- 子どもと一緒に玉入れの玉を準備する。←子どもをお客さんにしない。自分たちの活動なので、準備や片づけも全員で行う。
- 玉の数は子どもも一緒に数える。←数に触れる経験にもなる。
- 2回戦目を行う前に作戦タイムを設ける。←どのようにすれば玉がたくさん入るか、考える時間を作る。
- ポールが倒れないように教師が支える。
◎水分補給をする。
◎綱引きをする。(目安20分)
❍ルール説明を聞く。
・①1くみ男の子VS2くみ男の子
・②1くみ女の子VS2くみ女の子
・③1くみVS2くみ
・④子ども全員VS教師
・笛の合図で始め、笛の合図で終わる。
- 綱の準備も子ども達と行う。
- 勝ち負けが全てではないが、子ども達が1回でも勝てるように、最後に「子どもVS教師」で行う。←みんなの力が集まるとすごいね!と子ども達に一体感が生まれるように声を掛ける。子どもVS教師で行う時、他クラスの先生にも入ってもらえたら、さらに盛り上がります。
❍相手との健闘をたたえ合い、友達とのハイタッチでつなひきを終える。
※ハイタッチを日ごろから行っておくと、人を叩くことが減ります。それは、ハイタッチをしていることで、手は人を叩くものではないということを感覚的に身に付けていくからです。
◎バルーンをする。(目安10分)
❍歩く(反対周り)、大波、小波、気球、お家(全員でバルーンの中に入る)など、いろいろな技を楽しむ。
- 勝ち負けのある活動が続いたので、全員で一体感のあることをする。バルーンは子ども達の気持ちも盛り上がるのでオススメ。
◎水分補給をする。
◎パネルシアターを見る。(目安10分)
- たくさん体を動かしたので、パネルシアターを見て、静かにクールダウンできるようにする。
- こどもの日・こいのぼりについてのパネルシアターを行い、由来やこいのぼりについての理解を深める。
◎こいのぼりの歌を歌う。
❍園庭に上がっているこいのぼりを見ながら、こいのぼりの歌を歌う。
- 今日の活動を振り返ったり、こどもの日を含むゴールデンウイークの過ごし方を話したりして、こどもの日の集いを締める。
いかがでしたか?こどもの日の集い。
上記の活動のほかに、かけっこやリレー、ゲームなどを入れても楽しいと思います。
また、年長だけでなく他学年と一緒に異年齢で活動しても楽しそうですね。
おそらく来週から本格的に保育が始まる幼稚園も多いのではないでしょうか。
せっかく暖かく気候の良い季節なので、子どもたちと一緒に体を動かす活動を楽しんでみて下さい。