「日本の中古車は海外で高く売れる」
そう聞いたのは、調べていたからではない。たまたまだった。
復職して半年ほど経った頃、息子の友達の家に遊びに行く機会があった。
その家の親は、車の修理業をやっている人だった。
何気ない会話の中で、こんな話を聞いた。
「トヨタ車は壊れないから、海外だと新車より高くなることもありますよ」
正直、そのときは意味が分からなかった。
でも、あとから考えると——この一言が、すべてのきっかけだった。
本当にそんなことがあるのか?
気になって調べてみると、確かに日本の中古車は海外で需要がある。
特にトヨタ車は、耐久性の高さから人気が高い。
ただ、ここで一つ疑問が浮かんだ。
👉 なぜ全員が稼げていないのか?
ここで一度、構造を分解してみた。
中古車輸出で利益が出るかどうかは、シンプルに言うと“4つの条件”で決まる。
- 仕入れ価格
- 輸送・関税コスト
- 現地での販売価格
- 需要のタイミング
この4つはそれぞれ独立しているのではなく、相互に影響し合うため、単純な計算では成立しない点が難しさでもあります。
この4つがすべて噛み合ったときだけ、利益が出る。
逆に言えば、どれか1つでもズレると成立しない。
例えば——
日本で70万円で仕入れた車が、輸送や関税でさらに40万円かかるとする。
合計110万円。
これが海外で180万円で売れれば、差額は約70万円になる。
一見、シンプルに見える。
でも実際は、
- 輸送コストが上がる
- 為替が動く
- 規制が変わる
- 需要がズレる
こういった要素で、簡単に利益は消える。
つまり、このビジネスは
👉 「稼げるかどうか」ではなく
👉 「条件を判断できるかどうか」
で結果が変わる。
そしてもう一つ重要なのは、
👉 必ずしも車を買う必要はない
という点だ。
この市場では「情報」が価値になる。
どの車がどの国で求められているのか。どのタイミングで需要が動くのか。
この情報を持っている人が、利益に近づく。
ただし——
ここまで読んで、こう思ったはずだ。
「じゃあ、具体的にどの条件なら成立するのか?」
次の記事では、
👉 副業でも成立する“具体的な条件”
👉 逆に、やってはいけないパターン
を整理していく。
