<はじめに>
本記事を転載、一部切り抜きすることは固くお断りします。
行為が発覚した場合、法的処置の対象になる可能性があります。
声かけのタイミングが大事なのは分かったけど、話が広がらない……みんなどうやって会話を広げてるの?
「銀座のホステスで働いていますか?」と言われるくらい話に定評のあるぴこ。が話術について徹底解説しちゃいます!
■ 「初頭効果」で相手に好印象を与えよう
「初頭効果」ってご存知ですか?
人は最初に受けた印象が残りやすく、時間が経っても最初の印象を意識してしまう心理現象のことを言います。
例えば……
1.優しい、誠実、堅実、懐疑的、短気、束縛する
2.束縛する、短気、懐疑的、堅実、誠実、優しい
この2つ、並んでいる単語は同じなのに大半の人が「1」に好感を抱くと思います。並べ方で受け取り方が変わってしまうんです。
このことから最初の印象がいかに大切か分かると思います。
これは対面でも同じ。いかに初対面で好印象を与えられるか。
✅大切なのは「目を見て、明るく、笑顔で」話すこと。
それだけ? と思う人もいるでしょう。そんなの簡単に出来るよって。
でも、当たり前だからこそ、必ずできて欲しい項目なんです。話す時に自分はできているか、今一度考えてみてください。
ちなみに私が某大手飲食店で働いていたころに良くやらされていたのは「スマイル研修」
鏡で自分の顔を見ながら「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」といった接客用語を笑顔で言う練習をするんです。
その様子を上司に見張られます。2~3か月に1度やらなくてはいけず、当時シャイだった私には地獄でした。笑
(おかげで恥も無くなり、今はかなり自然に笑顔で話せるようになりました)
これ、やってみると分かるんですけど、嬉しくないときに笑顔で話すって結構難しいんですよ。
是非挑戦してみてください。
- 話術① 初頭効果を活用しよう
■ 5感のうち○○を意識すると印象は変わる
実は、話す内容以上に伝え方の方が大切だと言われています。
人は情報を受け取った時に視覚>聴覚>言語の順番で影響を受けます。
どういうことかと言うと、
「不機嫌な顔でありがとうと言う」という言動を取った場合
ありがとう(言語情報)より不機嫌な顔(視覚情報)の方が優先されるので、感謝の気持ちが伝わりづらくなります。
これをメラビアンの法則と言います。
このように、コミュニケーションを取る上で視覚情報はかなり大切です。
多少大げさでもリアクションは大きく、話す時は身振り手振りをつけることを意識しましょう。
- 話術② 視覚を意識しよう
■ イエスノークエスチョンも、ひと工夫で会話が広がる武器にできる
「話盛り上がらないな〜」と思う人の大半が、5W1Hを上手く活用できていません。
質問はできるんですよ。でも殆どがイエスノークエスチョン(以下Y/N)
最強の声掛けマニュアルで「良く来るんですか?」の質問から始まる会話の大半が「ツマンネー」とお伝えしたと思います。
同じ会話を載せますね。
これ、良く見るとすべてY/Nですよね。
他には「お酒飲むんですか?」「仕事お休みですか?」なんかもそう。
Y/Nというのは会話が一方的になりやすい。男性側が話しがちになる。
でも女性というのは話したい生き物なんです。
そこで使うのが5W1H。
これってY/Nを少し変えるだけで良いんです。
■ 「お酒飲むんですか?」→「何飲んでるんですか?」
■ 「仕事お休みですか?」→「仕事はいつお休みが多いですか?」等々
Y/Nを全く使うなと言う訳ではありません。
✅意識して5W1Hを使うだけで女性が話す機会がグッと増えるということです。
先ほどの会話に5W1Hを盛り込むと……
………
あくまで一例ですが、会話の広がり方が全然違いますよね。
是非意識してみてください。
- 話術③ 5W1Hを意識して使おう
■ 「話しやすい!」と感じる相手は○○をしている
例えば同僚や友人と話していて「今日はついつい話し過ぎちゃったな」「この人凄く話しやすい」と感じる相手、いると思います。
思い返してみてください。そういう人ってこちらの話に共感してくれて、それを要約するのが上手いと思いませんか?
彼らの大半は恐らくこういうことをしていると思います。
分かりづらいと思うので会話例をご覧ください。
どうでもいいですがぴこ。の実体験です。
…………
気をつけたいのが✅話す:聴く=3:7を意識すること。
噺家や芸人のように話し上手な人ならこのバランスを意識する必要はありませんが、基本的には女性の話を聴くことを意識しましょう。
ちなみに、先程の会話例で相手が言ったワードを繰り返すシーンがあったと思います。
このように、相手の会話に出てきたワードを会話の最中に繰り返すことをミミッキングと言い、これを利用すると心理学的にも親密度が増すことが分かっています。
- 話術④ 「聴く」を意識しながら上手に共感しよう
■ 「共感」に信ぴょう性を持たせる「ミラーリング」
「ミラーリング」とは簡単に説明すると、相手のテンションや感情を真似しようねってこと。
相手が笑えば自分も笑う、相手が悲しそうなら自分も悲しい表情をする、みたいな。
自分が笑い話をしているのに相手が笑ってくれなかったら距離感じますよね。
自分がハイテンションなのに相手がテンション低かったら話しづらいですよね。
また、話術の話から少しズレますが、同じ飲み物を飲む、飲むペースを合わせるのは実践しやすいミラーリングの一つ。
そして、ミラーリングでかなり重要だけどみんな出来ていないな〜と思う項目があるんです。
私はこれを実践していて、その効果もあり周りに「聴き上手」と言ってもらえます。
これに関しては有料記事にて詳しく書いていきます!
- 話術⑤ ミラーリングを駆使し、共感力を高めよう
■ 相手からの「終了」の合図をちゃんと見よう
悲しきかな、どんな相手でもどんな話し方をしても、合う合わないは必ずあります。
でも、合わないなと思っても「あなたナシです」なんてなかなか言えないもの。
女性がやっている「終了」の合図をしっかり見抜いて引き際を間違えないようにしましょう。
合図の詳細については過去のぴこ。のツイートをご覧ください。→【単女が逃げたいサイン】
相手の終了の合図に気づかないまま話し続けると「しつこい人」と思われてしまうので、上記のような合図があったら「話しすぎてしまったので、良ければ席空けますね」と声をかけてみましょう。
女性側がまだ話したいと思っていれば、引き留めてくれるはずです。
長くなりましたが、以上が会話の基本です。
それでは、具体的にどう話を広げたらいいのか?
そして、嫌われる話題とは?
ぴこ。の実際が実際に使っている会話も例に出しながら詳しくお話していこうと思います。