美容業界で抱く疑問として、なぜ女性は女子高生や女子大生と同じ土俵で戦おうとするのか?というものがある。
20代女性なら勝機はある。ロングのハイトーンもツヤツヤのストレートも、今風のファッションも善戦はできるだろう。
だが30代以降はダメだ。
相手が悪すぎる。ツヤツヤストレートで10代の女の子に勝てるわけがない。
本人が善戦してると思ってても周りはそう思わない。むしろ「可哀想」とさえ思われる。
ツヤツヤストレートという土俵が圧倒的に若者に有利だからだ。もちろんブリーチありきのハイトーンカラーや、インナーカラーなどのデザインカラーも同じだ。
ただし、人は建前上は「素敵ですね」なんて言うわけだ。それを真に受けた人間が調子に乗ってしまう。
誰よりも厳しく自分を見て、自分が闘う土俵を決める。それは臆病でもなんでもない。
ちなみに、明らかに自分が有利すぎる土俵にのっていい気になるのもオススメはしない。一応。
