「ん?どうした?浮かない顔をして。腹を壊して今すぐにトイレに駆け込みたいのか?それとも何か上司に言われたのかい?」
「そうなんです。お前は今のままじゃいけない。何か変化をつけて自分を変えていかないとこの先売上も伸びないし成長もないよって言われちゃったんです。でも自分を変えるってどうしたら変わるのか、何を変えたらどう変わるのかってういうのもよくわからないのにどうやって時自分を変化させればいいかわからないんです・・・」
「まあ、何かを試行錯誤して変えて、行動を継続して、いい方向に持っていけっていうのはどんな上司も言う言葉だよな。私も何回も言われたよ。ただ、人間は自分を変化させるのが難しいと思うよ。いろんなバイアスがかかってたりするからね。」
「変化にバイアスがかかるんですか?」
「有名なのは現状維持バイアスだな。基本的に人間は変化を嫌うので、無意識レベルで現状を維持しようとするんだ。それが悪い方向にもいい方向にも働く。今より良くなるのにそれをしようとしないのは悪い方向だし、今より悪くしないために努力するのはいい方向だな。ちょっとややこしいが・・」
「そう言われてみれば思い当たるような気もするな・・・その現状維持バイアスを打ち破る方法っていうのはないんですか?」
「荒療治なら、外部から無理やり環境を変えてしまうことだな。どんな軟弱男も一ヶ月くらい無人島に放置しておけば少しはたくましくなるだろう。そんな感じ。会社なら部署異動させて見るみたいな感じかな。そういう意味では定期的に異動があるというのは現状維持バイアスを働かせないための会社の仕組みなのかもしれないね。ただ、ここでは自己改革をどうやって起こすか、みたいなのが問題なんでしょう?」
「そうです。自分で自分を改革できたらなんの苦労もしません。」
「だよね。」
「なにかポイントみたいなことはないんですかね?」
「結局は考え方なんだけどな。おすすめは日本とは文化の違う地域に行ってみることだったりするがね。もうちょっとやりやすいやつだと習慣や考え方を変えることで自分というのは少しづつ変わっていくな。」
「それ、興味あります!」
こういう悩みって誰にでもありますよね。
ですが、自分を変えるってなかなか難しい。個人的には自分を変えれた人ってあまり見たことはないです。(変わってしまった人、は何人か見てますが・・・)
そりゃあ海外で働くとか、会社をやめて起業するとか、そういう変化を誰でも起こせるなら苦労はしません。
ポイントは、
いかに小さく動いて大きな変化を起こすか。
変化っていうのはピタゴラスイッチみたいなもんで、重要なポイントを変化させれば、どこかが大きく変わったりするんです。
今日はそんなお話です。
正攻法は無料部分で、ちょっとした裏道は有料部分で解説します。
無料部分だけでもぜひ読んでいってください。
自己改革攻略1
「君、読書する?」
「いえ、全然・・・」
「まずはそこからなんじゃないか?ビジネス本であれ小説であれ、本は良いと思うよ。私もそこにたどり着くまで随分かかったものだが・・・。今になってみると親が本を読め読めとうるさかったのも納得がいくよ。読書は手軽に異なる考え方にアクセスできるし、語彙力も増える。まずは図書館に行って本でも借りて読んでみてはいかがかな?」
まずは読書です。
元々の読書好きを除けばびっくりするほど読書してる人は少ないです。
裏を返せば、読書するだけで変われるんです。
別に難しい本を読む必要はありません。読みたい本を読めばいいのです。
恋愛小説でもミステリーでも、ビジネス書でも、自分が興味ある分野の本を読みましょう。
読書の効能としては、
- 語彙力アップ
- 想像力アップ
- 話のネタが増える
などがあります。
私が度々話題にする「言語化」の話にも繋がりますが、コミュニケーション能力や段取り力、言語伝導率が低い人は想像力と語彙力が圧倒的に足りません。
結果相手の気持ちを想像できず、伝え方も下手なので人がどんどん離れていってしまうのです。
読書をすることで最低でも話のネタは増えます。
自分を変えるならまずは読書をするのがおすすめです。
自己改革攻略2
「次は私がやってることだが、瞑想だ。」
「瞑想ですか」
「うむ、そんなにつまらなそうな顔をするなよ・・・」
「なんか瞑想って怪しくないですか?」
「まあ、昔は私もそう思っていたが、やってみると結構いいんだなこれが。あのグーグルでもマインドフルネスを取り入れてるらしいし、歴史を見ても有名な人や成功してる人は瞑想やそれに近い習慣を持ってることが多い。そしてここで言いたいのはつべこべ言わずにやれ、ということだな。現代人は色々調べやすくなったせいなのかはわからんがいちいち検索だメリットだデメリットだとやる前から調べすぎて頭でっかちな野郎が多すぎる。とりあえずやってみて、続けてみて、効果がなかったらやめれば良い。瞑想なんて金も時間もかからないのに効果は抜群なんだから、やらない理由もないしな。」
続いての自己改革は瞑想です。マインドフルネスと言ってもいいかもしれません。
瞑想のメリットは、
- ストレスの軽減
- 睡眠の質の向上
- ポジティブになれる
- 集中力が高まる
- 健康的で若くいられる
- 心身のバランスが取れる
- 自信がつく
など、いい事だらけですね。
世界的に有名なメソッドですが、意外と実践してる人は少ないです。
静かに自分の呼吸に集中するという、ただそれだけのメソッドですが、継続することで効果を実感できるようになってきます。
現代人は刺激にまみれています。(主にスマホのせいですが)
意識的に自分を落ち着かせる、リラックスさせるスキルは意外ですがみんな持っていないです。
オンオフの切り替えが上手にできるようになるのも、立派な自己改革だと思います。
自己改革攻略3
「そういえば君、何言ってるかわからない時あるよな。」
「う・・・」
「この前のプレゼンとか何言ってるかわからなすぎて帰りたくなったぞ。」
「帰りたいのは僕でした。自分でも何を言ってるかよく分からなくなってしまって・・・」
「普段から文章を書いていないから言語化力や要約力が弱いのかもしれないな。文章を書くって言ってもせいぜい X に書き込みをする程度だろう⁇多分今400字詰めの原稿用紙に10枚分文章を書けって言われたら、もう何を書けばいいかわからなくて困り果ててしまうんだろうね。これに関してはある程度文章を書くトレーニングをすれば鍛えられる。」
「どんなメリットがあるんですか?」
「本当にすぐにメリット や デメリットで考えたがるやつだな。まあいいか・・・シンプルな効果効能としては、人に自分の思いを伝えやすくなる。説明が分かりやすくなる分説明に説得力が出る。例え話が上手くなるため、面白い人と思われやすくなる。このあたりがメリットだな。デメリットは特にない。」
3つ目は作文です。
原稿用紙10枚分の文章を書けって言われたらほとんどの人は
「無理!」
っていうんじゃないでしょうか。
できなくはないけど、時間はかかるみたいな人も多いと思います。
普段作る文章なんてせいぜい140文字に収まる程度。Xに投稿するくらいの文章量ですよね。
思い切って4000文字。一つのテーマで文章作ってみてください。
構成や表現、実例など、工夫すべき点が結構多くありますので、良い頭の刺激になると思います。
書くことを最初にノートになぐり書きして、いざ文章にする・・・
これをやるだけでも、他の人への説明能力や、物事の要約能力が向上します。
具体的に言うと、例え話がうまくなってきたら能力向上の証だと思って下さい。
プレゼンも雑談も全ては単語ではなく文章ですので、この能力向上により、自分の変化が訪れると思います。
文章化しやすいネタとしては、普段自分が不満に思ってること、怒りを感じることの原因や対策を言語化して文章にするとストレス解消にもなって一石二鳥です。
ハーフタイム
ここまでは一般的な自己改革メソッドっぽい感じでした。
この先はあまり一般的ではないかもしれません
この先の自己改革攻略は
・オフィシャルではない男女関係を持つ
・肉体、精神的に自分を限界まで追い込む
というあまり一般的ではないメソッドになります。
エビデンスはないです。完全な主観。
ですが、人生にインパクト(衝撃)を与えるには十分な効果効能を持つと思っています。