OpenAIが2025年12月16日に放った最新モデル**「GPT Image 1.5」(開発コードネーム:Hazelnut)。 2026年1月現在、ChatGPT Plus/Proの標準エンジンとして君臨するこのモデルは、単なる「お絵描きAI」から、「プロの現場で使えるクリエイティブ・パートナー」**へと劇的な進化を遂げました。
本記事では、先代DALL·E 3との徹底比較から、現場で即戦力となるプロンプト例まで、その全貌を解き明かします。
1. GPT Image 1.5とは?:DALL·E 3からの5つの劇的進化
かつてのDALL·E 3は「指示には忠実だが、文字が苦手で生成が遅い」という弱点がありました。GPT Image 1.5はそれらすべてを過去のものにしました。
① 「爆速」の生成スピード(最大4倍高速化)
1枚の生成に15〜30秒かかっていた時代は終わりました。GPT Image 1.5は4〜8秒で高精細な画像を書き上げます。試行錯誤(イテレーション)のストレスがゼロになりました。
② 文字(テキスト)描画の「完璧な」精度
看板、ロゴ、Tシャツのロゴ、日本語のメニュー表……。これまで「呪文のような崩れた文字」になりがちだった部分が、フォントを指定したかのように正確に描写されます。
③ 画像編集(Image-to-Image)の革命
既存の画像に対し、「この人物の服だけ変えて」「背景を夜の東京に」「表情を笑顔に」といった指示が、人物の顔の同一性を保ったまま自然に行えます。
④ 世界の論理的理解(World Reasoning)
「コップから水がこぼれる物理法則」や「ライティングの一貫性」をAIが深く理解。不自然な浮遊感や物理的にありえない描写が激減し、写真のようなリアリティを実現しました。
⑤ 驚異のプロンプト追従性
LMSYS Chatbot Arena(画像部門)で2026年1月現在1位を獲得。Midjourney v7やFlux.1 Proを抑え、ユーザーの意図を最も正確に汲み取るモデルとして評価されています。
2. DALL·E 3 vs GPT Image 1.5 徹底比較表
項目 DALL·E 3 (2023) GPT Image 1.5 (2026) 評価
生成速度 15〜30秒 4〜8秒 圧倒的
文字描画 崩れやすく、ほぼ不可 多言語でほぼ完璧 革命的
編集機能 部分修正で顔が変わる 顔・ロゴを保持して修正 実務神
物理法則 時々不自然な描写あり 物理的に正確 高品質
芸術性 ドラマチック・幻想的 写実的・実用的 好みの差
APIコスト 標準 約20%安価 経済的
