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Raspberry Pi Camera Module 3 完全ガイド:スペック・活用・導入のポイント

2023年初頭に登場した**Raspberry Pi Camera Module 3(以下 V3)**は、前世代のCamera Module 2から劇的な進化を遂げた公式カメラモジュールです。ソニー製IMX708センサーを搭載し、オートフォーカスやHDR対応など、産業用からホビーユースまで幅広くカバーする高性能なデバイスへと生まれ変わりました。

本記事では、V3の技術的特徴から、選ぶべきモデル、導入時の注意点まで徹底解説します。

1. 主な進化点と技術スペック

V3の最大の魅力は、センサーサイズとピクセル数の向上、そして待望の「オートフォーカス」機能の搭載にあります。

核心となるスペック

  • センサー: 12.19メガピクセル(4608 × 2592 px)Sony IMX708 裏面照射型積層CMOS
  • ピクセルサイズ: 1.4μm × 1.4μm(前世代比で受光感度が大幅に向上)
  • アスペクト比: 16:9(高解像度ビデオ録画に最適化)
  • 動画性能: 1080p50, 720p100, 480p120 をサポート。
  • 出力: CSI-2シリアルデータ出力(RAW10対応)。

注目機能

  1. 像面位相差オートフォーカス (PDAF): 最短10cmから無限遠まで、高速かつ正確なピント合わせが可能です。マクロ撮影から風景まで、レンズを物理的に回す必要がなくなりました。
  2. ハイダイナミックレンジ (HDR) モード: 露出の異なる画像を同時にキャプチャし合成することで、明暗差の激しいシーンでも黒潰れや白飛びを抑えます(※HDR時は最大解像度が3MPに制限されます)。
  3. 高度な画像処理: 2Dダイナミック欠陥ピクセル補正(DPC)や、QBCリザイク機能を内蔵し、ノイズの少ない鮮明な画像を実現しています。

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