業務効率化の代名詞である「Zapier」が、AI(人工知能)を統合したことで、従来の「ツールを繋ぐ」だけのプラットフォームから、「自律的にタスクを遂行する」インテリジェントな自動化基盤へと進化しました。
本記事では、Zapier AIの主な機能、具体的な活用メリット、そして今日から使える活用事例を詳しく解説します。
1. Zapier AIの主要な3つの柱
Zapier AIは、単一の機能ではなく、主に以下の3つの強力なツール群で構成されています。
① AIを活用した「Zap作成(AI Builder)」
「やりたいこと」を自然言語(日本語も可)で入力するだけで、AIが最適なワークフロー(Zap)を自動構築します。
- 特徴: 「Slackにメッセージが来たら、内容を要約してNotionに保存して」と書くだけで、必要なアプリの接続とアクションが自動設定されます。
- メリット: プログラミング知識はもちろん、Zapier独自の操作に慣れていない初心者でも即座に自動化を開始できます。
② Zapier Central(AIエージェント)
2024年に本格始動した「Central」は、Zapierの中でも特に注目すべき機能です。
- 特徴: 6,000以上のアプリデータにアクセスできる**「カスタムAIエージェント」**を作成できます。
- 役割: 過去のデータ(スプレッドシートやドキュメント)を学習させ、それに基づいた判断や実行をAIに行わせることが可能です。
③ Zapier Chatbots
特定のデータソースに基づいた回答を行う、独自のチャットボットを数分で作成できます。
- 特徴: 顧客対応の一次受けや、社内のナレッジベース検索用ボットとして活用。
- 拡張性: 回答するだけでなく、チャットのやり取りをトリガーにして別のZap(自動化)を走らせることも可能です。
