2025年5月の日本上陸以来、プロハンターや野生動物調査の専門家から絶大な支持を受けている**HIKMICRO(ハイクマイクロ)のフラッグシップモデル「HABROK Pro(ハブロク・プロ)」**シリーズ。
本記事では、業界トップクラスの性能を誇る本機の主要スペックから、選定の鍵となる「NETD」や「センサー素材」の深い知識まで、ライターの視点で徹底解説します。
1. HABROK Proシリーズとは:昼夜を問わぬ究極の「視力」
HABROK Proは、**「サーマル(熱検知)」と「デジタル(4Kナイトビジョン)」**を高次元で融合させたマルチスペクトル双眼スコープです。これ1台で、真昼の鮮明なカラー観察から、光ゼロの完全な暗闇での熱源探知までをシームレスにこなします。
■ シリーズ共通の革新的な特徴
- マルチスペクトル(融合)モード: サーマル画像と4Kデジタル画像を重ね合わせることで、地形の細部を把握しながら対象の熱を捉える「いいとこ取り」の観察が可能です。
- 4K UHDナイトビジョン: 60mmの大口径レンズと4K高感度CMOSセンサーを搭載。夜間でも普通の双眼鏡を凌駕する明るさと解像度を提供します。
- プロ仕様の機動力: 18650バッテリー2本で最大約8時間の駆動。IP67防水防塵性能により、過酷な天候下でも安心して使用できます。
2. 徹底比較:HX60L vs HQ50L
最上位モデルの「HX60L」と、バランスに優れた「HQ50L」のどちらを選ぶべきか。その違いは心臓部であるサーマルセンサーの設計にあります。
スペック比較表(2026年1月現在)
項目 HX60L(最高級・遠距離) HQ50L(超高感度・バランス)
サーマル解像度 1280 × 1024(圧倒的精細) 640 × 512(標準的高解像度)
NETD(熱感度) < 18mK(極めて優秀) < 15mK(世界最高峰の感度)
光学倍率 約5.5 〜 7.7倍 約4.3倍
検知距離(対人間) 約3,100m 約2,600m
参考価格帯 約120万 〜 140万円 約80万 〜 100万円
選定のポイント
- HX60Lを選ぶべき人: 400m以上の遠距離観察がメインで、動物の毛並みまで識別したいプロフェッショナル。
- HQ50Lを選ぶべき人: 雨や霧、深い草むらなど、温度差がわずかな「悪条件」下で、対象をいち早く発見したい実戦派。
