動画生成AIも簡単に使えるサイトが増え、映画のようなワンシーンも作ることが可能になりました。
動画生成は画像生成よりもマシンパワーを使うため、無料で試せるサイトも少なく制限も多いです。
それでも使ったことのない方は、是非使ってみてほしいので、いくつかご紹介します。
※PC版で説明していますが、スマホでも使えるサイトもあります。
初めに
「無料」で使える動画生成AIサイトの注意事項があります。
- 「時期」に注意
「2025年2月」時点での情報です。利用者が増えると課金しないと使えなくなったり、制限がさらに厳しくなるサイトがほとんどです。AIの進化も速く古い情報になってしまう速度も速いので注意してください。(課金してもらわないとサイトを運用できないですから仕方ないですね) - 「商用利用」に注意!
ほとんどのが動画生成AIサイトは、無料で「商用利用」できません。また有料でも商用利用できないところもあるので、まず「商用利用」を目的にするのであれば、注意しましょう。 - 「制限」に注意!
「無料」で使える動画生成AIサイトは、回数や機能が制限されている場合がほとんどです。無料で使ってみて、もっと使いたいと思った場合は課金も考えてみましょう特に、無料だとものすごく時間がかかるサイトがあります(数時間というのもあります) - 「著作権」に注意!
サイトの中には漫画やアニメ、実在の人物などを作成できるものもあります。著作権があるので、SNSなどに使用しないようにしましょう。 - 「プロンプト」に注意!
画像を作成するときの「プロンプト」は日本語だとうまくいかない場合があります。その場合は英語で書いてみましょう。英語が苦手な方はgoogle翻訳などのサイトを使って、日本語を英語にしましょう。また文章より、単語で区切ったほうが思い通りの画像ができる場合もあります。 - 「アカウント」に注意!
ほとんどのサイトがログインして使います。googleアカウントでログインできるところも多いので、専用のアカウントを作ることをお勧めします。中国系や新興企業なども多いので、気になる方は普段使いのgoogleアカウントやメールアドレスではなく、専用のアカウントを別途作って使いましょう。
HailuoAi
1日に3つ程度まで動画が作成できるので初心者の方にはお勧めです。

使用方法
※初回の登録方法から説明します。登録後はログインしてから使用してください。
右上の「Sign In」ボタンを押してください。

ここで「Continue with Google」をクリックし、googleアカウントでサインアップしてください。

登録後またはログイン後、
左のメニューにCreateというリンクがあるのでクリックします。

「Image To Video」では画像を元にした動画を作成します。上に画像、下にプロンプトを入力して、「30」のリンクを押すと動画が作成されます。「Text To Video」では、プロンプトを元に動画を作成します。

今回は例として「Image To Video」で、猫の画像を指定し、「Dancing Cat」と指定して作成してみます。

単純なプロンプトでも、ダンスしている動画ができました。細かい指定などもプロンプトに加えるとより精密な動画が作成できます。
PixVerse
PixVerseも1日に無料クレジットで2回使えます。
特に「エフェクト」が面白いので、物がつぶされたり、ヴェノムに変身したりなど見たことある動画もあるんじゃないでしょうか?
また、日本語メニューなので分かりやすいと思います。
使用方法
右上などにログインボタンがあるので、Googleアカウントを使ってログインします。左のメニューに「作成」というリンクがあるのでクリックします。

画面下に、プロンプトを入れる欄があります。
プロンプトの左に画像を選択するボタンがあるので、そこで画像を選択すると画像とプロンプトから動画を作成します。
画像を選択しなければ、プロンプトから動画を作成します。
また、上に「エフェクト」というリンクが選択できますが、ここでエフェクトを選択すると、様々な効果ができるので、最初は是非画像選択して、エフェクトを選択してみてください(エフェクトを選択するとプロンプトは自動で入力されます)。

最後に
他にも、「Dream Machine」「KlingAI」など、いろいろと動画生成AIはあるのですが、最初のクレジットしかお試しで使えなかったり、月単位で無料回数がリセットなど、普段使いで試したりはなかなか難しいです。
無料体験で使ってみて、課金したいなどあるかと思います。
私はKlingAIを課金して使っていますが、1日に3回分くらいのクレジットが復活するので、そこまで使う人でなければ割と使いやすいかと思います。(他の動画生成AIだと課金しても、すぐにクレジット無くなるので…)
最後に、画像生成AIと動画生成AIを組み合わせて、小人がパンケーキを作る動画の作成方法を紹介します。興味があれば是非。
