前作『AI社員の作り方』で「AIに業務を覚えさせる器」を作りました。本記事はその器に流し込む"中身"=即戦力のスキルとプロンプトの大全です。
各スキルに、コピペでそのまま動くSKILL.mdと「入れ方・呼び出し方」を必ず添えます。コードが要るものは実コードも載せます。読んだその場で、自分の業務に貼って動かせます。
動画編集15時間→4時間。アンケート集計90分→3分。営業リスト3日→15分。これを"自分の業務"で再現するための弾薬庫です。
はじめに:なぜ「プロンプト」より「スキル」なのか
毎回プロンプトを書いていませんか。それ、毎朝マニュアルを書き直してから出社する新入社員と同じです。
- 2025年以前:長文プロンプトを1回ずつ手で書く(使い捨て)
- 2026年:手順をスキル(再利用モジュール)にして、何度でも同じ品質で動かす
ひとことで言えば、スキル=AI用の教材セット(マニュアル)。時代は「プロンプト → スキル → ハーネス(実行環境ごと設計)」へ進んでいます。
この記事で手に入るもの:
- 18本の即戦力スキル(全部コピペできるSKILL.md+入れ方+必要ならコード)
- プロンプトの"型"大全(忖度回避・採点ループ・6要素など実証済み)
- 事故回避(アンチパターンと対策)
- 特典ZIPに全スキルのテンプレ+プロンプト集
| 業務 | Before → After |
| 動画編集 | 15時間 → 4時間 |
| アンケート集計→提案書 | 90分 → 3分 |
| 営業リスト+提案文 | 3日 → 15分 |
| 人事評価シート | 10時間 → 30分 |
| SEO記事量産 | 月20本 → 月60本(1本40分) |
| LP制作 | 1〜2日 → 2〜3時間 |

💡 前作未読でもOKですが、「AI社員=本体+Skills+サブエージェント+MCP+自己改善」の4層モデルが前提です。
第0章:スキルの入れ方・呼び出し方(最初に1回だけ)
本記事のスキルは「保存して、呼ぶ」だけで動きます。 基盤は Claude Code と Codex の2つ。手順は共通です。
| 基盤 | 入れ方 | 呼び出し方 |
| Claude Code | ~/.claude/skills/<スキル名>/SKILL.md に保存(フォルダ名=スキル名) | descriptionのトリガー語を打つ(例:「X分析して」) |
| Codex | ~/.codex/skills/ に保存。zipで配布・移植も可能 | 同上。/コマンドからも呼べる |
つまり全スキル共通で——
- 下のSKILL.mdをコピーして、上記パスに保存する
- Claude Code / Codex を開く
- 各スキルのdescriptionの末尾に書いた起動ワード(例:「議事録まとめて」)を打つ
これだけです。プログラムやAPIなど追加準備が要るスキルだけ、各項目に「▶準備」を明記しました。準備のないスキルは、保存して起動ワードを打つだけで動きます。
補足:Cowork(デスクトップ版のClaude)でも同じSKILL.mdがそのまま使えます。黒い画面が苦手なら、まずCoworkでフォルダに置くのが一番ラク。なお本記事のRemotion / VOICEVOX / MCP / n8n などは「スキルが呼び出すツール」であって、スキルの基盤(保存先)ではありません(混同注意)。
自分で書かずに量産する:Skill Creator
Anthropic公式のSkill Creatorプラグインなら、話すだけでスキルを自動生成し、テストで自動改善まで回せます。本記事のSKILL.mdを叩き台に最適化するのが最速です。

唯一の落とし穴:入れすぎ
スキルは必要時だけロードされますが、大量に入れるとコンテキストが肥大化して精度が落ちます。使う業務に絞って5〜10個からが鉄則。

