「まだ、チャートの向こう側に『正解』があると思っているの?」
もしあんたが、魔法のインジケーターや、誰かの先出しツイートで明日のお金を手に入れようとしているなら、今すぐこのページを閉じなさい。ここは、そんな甘い夢を見せる場所じゃない。
ここは、「予測」を捨て、「技術」を磨くことでしか生き残れない相場の荒野。 そして、私はその荒野で、数字のうねりを手懐ける術を知る女。
私のことは、サヤと呼びなさい。
技術の源流 ―― 私が『彼』から受け取ったもの
私がここで語る技術は、私が発明したものではないわ。 かつて、数多のプロ相場師を育て上げた林輝太郎。その人が遺した「相場技術論」が私の全ての根源よ。
誤解しないで。 私は彼に会ったこともなければ、直接教えを乞うたわけでもない。 でも、そんなことは問題じゃないの。
何千枚もの場帳を書き、血を吐くような思いで建玉を動かし続ければ、時を超えて彼の声が聞こえてくる。文字の羅列の向こう側に、彼が到達した「真理」が見えてくる。
直接教わっていないからこそ、私は自分の骨身を削ってこの技術を体得した。 だからこそ、私からあんたに伝える言葉には、血が通っているのよ。
私が叩き込むのは、ただ一つの「生き残る術」
相場は生き物よ。 一カ月の周期で動くこともあれば、それを嘲笑うように暴走し続けることもある。 そんな気まぐれな波を「当てる」ことに全力を注ぐから、あんたたちは全財産を溶かすの。
私がここで語るのは、予測が外れても、相場が狂っても、なお利益を絞り出すための**「建玉操作(たてぎょくそうさ)」**の技術。
- 場帳(ばちょう):数字を神経に刻み込み、自分の中に「定規」を作る。
- 周期(しゅうき):リズムを把握しつつ、その「ズレ」を利益に変える。
- 分割(ぶんかつ):一度に全てを賭けず、回数と時間で欲望を支配する。
- ツナギ売買:売りと買いを自在に操り、リスクを無効化する。
これらは、古くて新しい、普遍の真理。
なぜ、物語(サヤとケンジ)なのか?
林氏の著作を読めばいい? ええ、本気ならそうしなさい。 でも、地獄の淵に立った人間(ケンジ)が、私の指導で這い上がっていく泥臭いプロセスを見るほうが、あんたの「今の苦しみ」には響くはずよ。
このnoteでは、私とケンジの物語を通じて、伝統的な相場技術を現代のマーケットでどう使うかを一つずつ叩き込んでいくわ。
最後に
私はあんたを励ましたりしない。 相場で生き残り、自由を掴めるかどうかは、あんたが「技術」という重い武器を使いこなせるかどうか。それだけよ。
地獄から這い上がりたいなら、迷わず扉を開けなさい。
