仕事帰り、なんとなく寄ったスーパーのお菓子売り場。
そこでふと目に留まったのが、袋入りの「贅沢ルマンド」でした。
普通のルマンドよりも少しリッチな、深い青色のパッケージ。
それを見た瞬間、幼い頃の記憶が鮮やかに蘇ってきました。
子供の頃、お姉ちゃんと半分こして食べた、あのサクサクの層。
「これは特別な日のお菓子だからね」って、お姉ちゃんが大切そうに袋を開けてくれた、あの空気感。
二人でこぼさないように慎重に食べたルマンドは、当時の私にとって最高のご褒美でした。
大人になった今、それをカゴに入れるのは簡単です。
でも、棚の前で手を伸ばしかけて、結局、そっと引っ込めました。
今の私は、毎日をこなすのに精一杯で。
そんな余裕のない心で、あの頃のキラキラした思い出の味を上書きしたくない、と思ってしまったんです。
いつか、もっと自分を好きになれた日。
「お疲れ様、頑張ったね」って心から自分に言える瞬間に、
あの頃みたいにワクワクしながら、一番にこれをカゴに入れたい。
今はまだ、その「いつか」のために、棚に並んでいるのを眺めるだけで十分。
そんな小さなこだわりが、今の私の支えだったりします。
……なんて、そんな綺麗事だけでは片付けられない、
今の私のリアルな「足踏み」についても少しだけ書きました。
笑って誤魔化している将来への不安や、
週2、3回のバイトで繋いでいる、ギリギリの生活の本音。
誰にも言えない私の「裏側」は、こちらに綴っています。
もしよかったら、私の独り言に付き合ってください。
