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私が好きな高校の時の思い出

私と佐藤くんは、中学の頃から「友達」と呼べるほど仲が良いわけじゃありませんでした。

同じクラスになったときに、掃除の時間が被ったり、プリントを回したりするときに二言、三言話すだけ。

高校に入ってからはクラスも離れて、廊下ですれ違っても、目を合わせるか迷って結局そのまま通り過ぎる。そんな、どこにでもいる「ただの同級生」だったんです。

でも、本当のことを言うと。

生意気で、何を考えているか分からない彼に、私は中学の頃から密かに片想いをしていました。

絶対にバレないように、心の奥に閉じ込めていた、私だけの小さくて可愛らしい初恋。

 たまたま同じ時間に自転車小屋にいた、あの日。

沈黙を破ったのは、彼が構えたカメラのシャッター音でした。

あの日、彼が私にレンズを向けた本当の理由と、その後の帰り道。

誰にも話さなかった、私と佐藤くんの放課後の出来事お話をしようと思います。


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せり。

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この記事のライター

せり。

20歳、工場で梱包の仕事をしています。 身長は167cm。周りからはしっかりしてそうに見られるけど、中身はボロボロで、本当は女の子らしい可愛いものにずっと憧れています。 体力もメンタルも自信がなくて、週3日働くのが精一杯な、訳ありの一人暮らし。 夜、布団の中でスマホの明かりだけを頼りにしている時、どうしようもない孤独に飲み込まれそうになります。

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