夕方、冷蔵庫には食材が残っているのに、何を作るか決められない。そんな日は、レシピを検索する前にAIへ「今あるもの」と「今日の条件」を渡すと、献立決めがかなり軽くなります。
この記事では、残り物を使った献立、調理する順番、翌日の使い道まで一度に出してもらう方法を紹介します。最後にコピペ用の指示文と、実際の入力例・回答例も載せました。
AIに渡すのは、料理名ではなく5つの条件
AIへ食材名だけを送ると、家にない調味料を使ったり、手間のかかる料理を提案したりします。先に次の5点を伝えるのがコツです。
・使いたい食材と、おおよその量
・何人分か
・使える調理時間
・買い足しの可否
・避けたい食材や調理法
量は「キャベツ4分の1」「しめじ半パック」のような書き方で十分です。賞味期限が近いものには「今日優先」と付けます。
コピペで使えるAI献立プロンプト
以下をコピーし、カッコ内だけ自分の状況に置き換えてください。
あなたは家庭料理の献立を考える補助役です。下記の食材を優先し、今日の晩ごはんを提案してください。
使える食材:
(食材名と量を書く)
基本的な調味料:
(しょうゆ、みそ、塩、砂糖、酢、油など、家にあるものを書く)
条件:
・(大人2人分)
・(30分以内)
・(買い足しなし)
・(洗い物を少なく)
・(アレルギーや苦手な食材があれば書く)
次の順番で回答してください。
1. 主菜、副菜、汁物
2. それぞれに使う食材と分量
3. 完成までの作業順。並行できる作業には同じ時刻を書く
4. 余る食材と、翌日の使い道
5. 足りない情報があれば、勝手に補わず最初に質問する
家にない材料を使う場合は「追加で必要」と明記してください。肉、魚、卵は安全に加熱できる手順にしてください。傷んでいる可能性がある食材は使用を勧めず、状態を確認するよう伝えてください。
実際に食材を入れてみる
今回は、次の内容を入力した場合で考えます。
・豚こま肉200グラム
・キャベツ4分の1
・卵3個
・豆腐1丁
・しめじ半パック
・ごはんあり
・しょうゆ、みそ、砂糖、酢、油あり
・大人2人分、30分以内、買い足しなし
AIの回答例
主菜は「豚こま、キャベツ、しめじのみそ炒め」。副菜は「冷ややっこ」。汁物は「卵のかきたま汁」という組み合わせです。
0分から5分で、キャベツとしめじを切り、豆腐を半分ずつ器へ盛ります。同時に鍋へ湯を沸かします。
5分から15分で、豚肉を中心部まで十分に加熱してから、キャベツとしめじを加えます。みそ、しょうゆ、砂糖、水を合わせた調味料で仕上げます。
10分から18分で、沸いた湯をしょうゆと塩で調え、溶き卵1個分を流してかきたま汁を作ります。残った卵2個は翌日の朝食へ回せます。
この回答なら、献立だけでなく「何から始めるか」まで分かります。なお、味付けの分量や加熱時間は食材の量、厚さ、調理器具で変わるため、実際の状態を見て調整してください。
回答が微妙だった時の直し方
提案が多すぎる時は「主菜と汁物の2品だけに絞ってください」と送ります。
家にない材料が混ざった時は「追加購入はできません。記載した食材と調味料だけで組み直してください」と送ります。
作業順が分かりにくい時は「0分、5分、10分のように時系列で並べ、同時に進める作業も書いてください」と送ります。
AIに任せきらないための注意点
AIは、食材が傷んでいるかを正確には判断できません。におい、色、保存期間に不安があるものは使わず、自治体や公的機関の食品安全情報を確認してください。
アレルギー、持病、妊娠中の食事、乳幼児や高齢者向けの食事は、一般的な献立提案だけで判断しないでください。必要に応じて医師や管理栄養士などの専門家へ相談します。
今夜は3分だけ準備する
1. 冷蔵庫の食材を5つ書く
2. 人数と調理時間を書く
3. 上の指示文へ貼り、提案を1案だけ出してもらう
AIに献立を丸投げするのではなく、「家にあるもの」と「今日できる範囲」を整理させる。この使い方なら、料理が得意でなくても迷う時間を減らせます。
