会社のホームページは読んだ。理念も事業もメモした。それなのに、志望動機を書くと「理念に共感した」「成長できそう」で止まってしまう。
そんなときは、情報を増やす前に、見つけた事実を「自分は何に関わりたいのか」につなぎ直してみてください。
この記事では、公式情報を3つ選び、実際の自分の経験と結びつけて、300字以内の志望動機の下書きと逆質問3つを作ります。会社紹介の要約で終わらず、出典に戻って確認できる文章を目指します。
1|無料で試す:会社の事実を、自分の一文にする
次の3行を埋めてみてください。
- 会社が実際にしていること:___
- 自分がそれに関心を持った理由:___
- その会社で関わってみたい仕事:___
【架空のミニ記入例】
会社の事実:店舗向けシステムの導入時に操作説明を行っている。
自分の経験:アルバイト先で、新人に注文端末の操作を説明した。
関心:使う人が迷うところを確かめながら、説明する仕事に関わりたい。
ここから作れる一文は、次のとおりです。
「新人に注文端末の操作を説明した経験から、使う人に合わせて伝える仕事に関心があり、貴社の導入時の操作説明に魅力を感じています。」
会社の言葉を、自分の経験を通して読み直しました。ただし、この時点では応募職種の担当範囲が分かりません。「入社後に必ずその仕事ができる」とは、まだ書かないようにします。
自分に説明経験がないなら、別の実体験に置き換えてください。授業でサービスを調べた、製品を使って疑問が湧いた、店舗で不便を感じた、といった小さなきっかけでも、事実として話せるものを使います。関心そのものがまだなければ、無理に作らず、後半の「条件面しか理由がない」分岐から進めてください。
この記事の有料部分にあるもの
- 公式情報3つと自分の経験をつなぐ記入用ワーク
- 架空の資料A・B・Cから、241字の下書きになるまでの完成例
- 曖昧な文章の直し方と、文章ごとの材料の対応表
- 同じ材料から作る逆質問3つと、回答後の書き直し方
- 情報不足/職種未定/条件面が中心/他社と似る、の4つの分岐
- 提出前の事実確認チェックと、コピーして使える仕上げ欄
提供するのはこの記事内で使えるワークと例文です。個別添削やダウンロード資料は含みません。選考結果を保証するものでもありません。一般的な志望動機の考え方は、末尾に挙げた無料の参考資料でも学べます。本記事は、集めた材料を下書きに変える作業を具体化した実践用です。
