研究室では伝わる説明なのに、専門外の友人には「結局、何を調べているの?」と聞かれる。そこで用語を減らしたら、今度は研究の内容まで曖昧になってしまった。
この記事は、研究・ゼミ・卒業制作などの材料がすでにあり、専門外の相手への最初の説明を作りたい大学生・大学院生向けのワークです。
目指すのは、難しい言葉を消しただけの文章ではなく、「何を知りたくて、何をし、何が分かり、何がまだ分からないのか」を話せる原稿です。自己PRの強みに置き換える練習とは分けて、まず内容そのものを伝えます。
完成させるものは、用語の言い換えメモ、説明原稿、主張の確認表、追加質問への回答、声に出して修正した記録の5つです。
1|無料で試す:「比較した」を「証明した」に変えない
次は、説明練習のために作った架空の一文です。
元の文:「画像のリサイズ前後でファイルサイズを比較した」
分かりやすくしようとして、広げすぎた文:「画質を保ったまま、通信を速くする方法を見つけた」
後の文には、元の文にない「画質を保った」「通信が速くなった」「方法を発見した」が増えています。読みやすくなっても、同じ意味ではありません。
この材料だけで言い換えるなら、次の範囲に戻します。
「画像の縦横の大きさを変える前後で、保存に必要なデータ量を比べました。」
未公開・共同研究の情報は、所属先の許可範囲で扱ってください。外部サービスへのアップロードは不要です。
【無料の3行ワーク】
自分の説明から、難しい用語を含む1文:___
日常の言葉に置き換えた文:___
置き換える前にはなかった主張:___
「効果が出た」「実用化できる」「誰にでも使える」などが新しく入ったら、その根拠が元の材料にあるか確認してください。言い換えで足せるのは説明であって、結果ではありません。
この先の有料部分にあるもの
- 2つの架空事例の材料一式:画像の縮小比較/学食の返却口の観察
- 専門的な言葉を「置き換える・残して説明する・後で話す」に分ける作業
- 元の文章→簡単にしすぎた文章→意味を保った説明原稿の完成例
- 測ったこと、解釈、未確認、今後の予定を分ける確認表
- 追加質問への回答例と、聞き手の理解から直す手順
- 60〜90秒を目安に、自分の実測時間で縮める練習欄
価格は500円。ワークと例文はこの記事内にあります。個別添削や研究の妥当性の審査、選考通過の保証は含みません。基本構成だけを知りたい方は、末尾の大学やマイナビの無料の公式資料からも学べます。本記事は、言い換えるときの意味の変化を具体例で点検する実践用です。
