はじめに
最近は、タクシードライバーへの転職を考える方が本当に増えています。
求人サイトを開けば、「二種免許取得費用全額会社負担」「入社祝い金〇万円支給」「未経験歓迎」「月収100万円以上も可能」「給料保証〇ヵ月間〇万円」
こんな魅力的な言葉が並んでいます。
実際、どれも嘘ではありません。私自身、この業界で働いているので、それは間違いなく事実です。
ですが、これから転職を考えている方に一つだけ伝えたいことがあります。
求人広告だけを見て転職を決めるのは危険です。
例えば、「二種免許取得費用全額会社負担」。確かに会社が費用を負担してくれます。
しかし、多くの会社では「○年間勤務すること」が条件になっており、その期間より前に退職すると、免許取得費用を返還しなければならない場合があります。
入社祝い金も同じです。入社したらすぐにもらえると思っていたら、
「○か月勤務後に支給」「一定の勤務日数を満たした場合のみ」「紹介会社経由では対象外」
など、会社ごとに細かな条件があります。
つまり、「とりあえず入ってみよう。」「合わなかったら辞めればいい。」
そんな気持ちで転職すると、思わぬ負担を抱える可能性があります。
もちろん、これは「タクシー会社は良くない」と言いたいわけではありません。
むしろ私は、この仕事は本当に夢のある仕事だと思っています。
未経験からでも努力次第で収入を伸ばせますし、会社員時代より収入が上がる人も珍しくありません。
私自身、この仕事を選んで良かったと思っています。
だからこそ伝えたいのです。
良い部分だけを見て転職するのではなく、現実も知ったうえで入社してほしい。
そのほうが、後悔しません。
実は、私も入社したばかりの頃は「頑張れば稼げる」と思っていました。
でも現実は違いました。
一生懸命走っているのに数字が伸びない。何が悪いのかも分からない。周りは稼いでいるのに、自分だけ結果が出ない。
そんな時期がありました。
今振り返ると、原因は運転技術でも努力不足でもありません。
最初の考え方が間違っていたこと。
これが一番大きかったと思います。
この記事では、私が遠回りした経験をもとに、
「これからタクシードライバーを目指す方」「入社したばかりで不安を感じている方」に向けて、
入社前に知っておいてほしいことをお伝えします。
実は、この業界には求人広告だけでは分からないことがまだまだあります。
例えば、・入社祝い金の本当の仕組み・二種免許取得費用を返還しなければならないケース・歩合率を見るときの注意点・隔日勤務のメリット・デメリット・売上と実際の手取りの違い・会社によって「稼ぎやすさ」が大きく変わる理由・面接で必ず確認してほしい質問
こうしたことは、入社してから知る人が少なくありません。
だからこそ私は、「転職前」に知っておいてほしいと思っています。
この先では、私自身の経験も交えながら、求人票だけでは分からない現実と、後悔しない会社選びのポイントを詳しくお話しします。
これからタクシードライバーを目指す方には、ぜひ知っておいてほしい内容です。
